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#1 アンティークジュエリー・腕時計のお店「JeJe(ジェジェ)」です◎


JeJeは神戸元町にある、アンティーク / ヴィンテージ ジュエリー・腕時計のお店です。商品紹介やお知らせはinstagram @jeje_piano にて日々更新中。noteでは、自分の勉強も兼ねてジュエリー・腕時計のお話を中心に綴ってみたいと思います。脱線することもあると思いますが、よろしくお願いします◎

JeJeのこと

お店のことを少々。よく「ジュジュさん?」と呼ばれますが、JeJeと書いてそのまま「ジェジェ」と読みます。2007年12月にオープンし、18年目に入りました。「トアウエスト」と呼ばれるエリアにあります。神戸は山と海に挟まれた東西に細長い街で、中心となる三ノ宮エリアから元町エリアまでは西へ徒歩15分ほど。線路を挟んで山側と海側に地形に沿って分かれていて(土地勘がなくても景色を見ればざっくり分かりやすいです◎)、いわゆる百貨店や商業施設は線路より海側にあります。イメージ的には三ノ宮が表玄関、元町は勝手口。「トアウエスト」は元町の山側にあって、駅近ながら個人商店が集まっているエリアです。

はじまりは「Vintage Costume Jewelry」との出合い。ここで言う「ヴィンテージ・コスチュームジュエリー」は、主に1930~70年代にアメリカで作られたもの。70年代生まれの私が大学生だった頃、神戸にはまだ沢山古着屋さんがあって、どのお店にも必ず少しのアクセサリーがありました。当時はまだアメリカ古着や昭和レトロ色の濃いお店が多くて、必然的に目にしていたのはアメリカのコスチュームジュエリー。「古着屋さんにあるアクセサリー」という漠然とした認識でしかなかったもの。数年後「コスチュームジュエリー」と呼ばれる歴史あるものと知った時…衝撃と共にこれまでの見え方が180度変わり、たちまちその奥深い世界に魅了されたのでした。当時、ヴィンテージコスチュームジュエリーを専門にしたお店も数少なく、お店を始める後押しにもなりました。

何かについて理解を深めようとする時、その背景にあるもの、源流となるものに辿り着くのはごく自然な流れだと思います。ヴィンテージからアンティーク、アメリカからヨーロッパ、コスチュームジュエリーからファインジュエリーへ。17年の間にタイムトリップのような過程を経ながら、様々な時代・国のジュエリーの中から一つ一つ自分の目で選んで来ました。現在地の中心は、イギリスで出合う18〜20世紀前半のジュエリー。まだまだ道半ばで「学ぶべき」が尽きることはありませんが、変わらないのは、人の手で作られたこと、受け継がれて来たことへの感動の気持ちです。

さて、初回から長くなって来ちゃったので今回はこの辺で…
次回は、コスチュームジュエリーについてのお話を◎

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