【潜在意識】解像度を上げて願いを叶える方法(完全版)
こんにちは。以前「どこでもエンジェルナンバー」なるものを自作したのですが、透明な写真立てにペタペタとシール貼り付けている間、「私はいったい何をやっているんだろう」という気持ちが一度も湧き上がらなかったことは正に神様の奇跡ってことで間違いないと思ってます。
改めまして本日もお越しいただき誠にありがとうございます。Jegと申します。愛してます
さて、本日のテーマは「解像度」ということで、7月に投稿した記事の完全版なのですが、この頃は「妄想力」の執筆を終えたばかりでしたから、「願望を具体化してオーダーする」ということに相当な重きを置いて発信していた時期でした。
ただ、結婚願望を投げる際などは「〇〇さんと結婚する」よりも「理想の男性と結婚する」といった具合に、特定の個人を絞り込まない方が良い場合もあったりするもので、願望を投げるにあたっては「明確にする部分」と「明確にしてはならない部分」の判断も重要となるものです。
今回の記事を読むことである程度その判断を適切にしていただけるようになるのではないかと思われますので、是非最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
(ちなみに7月に出版した妄想力はこちらですね↓)
それではいってみましょう!
1.解像度とは
一般的に「解像度」と聞くとテレビやパソコンのディスプレイ、もしくは写真などを思い浮かべる方が多いかもしれません。「4Kテレビは解像度が高い」とか「高画質カメラは解像度が高い」といった具合ですね。
言うまでもなく解像度というのは「どれだけ細かい部分まで見えるか」ということなわけですが、例えばテレビの場合、画面の中にたくさんピクセルが詰まっていればいるほどより細かい部分まで鮮明に見えるわけです。
では次に、「解像度が何故重要なのか」を見ていきましょう。
2.解像度が重要な理由
何故解像度が重要か。それは情報をどれだけ正確に伝えられるかに大きく関わるのが正に解像度だからです。例えば地図を想像していただければわかりやすいかと思いますが、解像度の低い地図では細かい道路や建物の位置がわかりにくく、地図としての役割を果たすことが難しくなります。
一方で解像度が高ければそういった細かい情報まできちんと表示されるので、目的地にたどり着きやすくなるわけですね。スタバへの道のりを知りたい時に広域な航空写真を見せられても絶対に辿り着けないわけです。
ではこの概念を私たちの日常生活に当てはめて考えてみましょう。
例えば職場の共有パソコンが何故かログインできなくなっていたとして、それを「なんかやばいこと起きたんだけど!」と認識しているだけではなかなか解決までの道筋が見えてきません。
ですが「この問題はあの人が引き起こした」という情報を一つ得られれば、「じゃああの人に原因を聞いてみよう」といった感じで解決に一歩近づきます。
次に「原因はログイン時に何度もパスワードの入力ミスをしてしまったことである」という情報を得れば「じゃあ復旧方法を業者に聞いてみよう」とか、また一つ解決に近付けるわけです。
おわかりいただけましたでしょうか。これが解像度を上げていく行為です。イメージとしては
となりますね。つまり問題を解決しようと思ったら、その問題を細かく分析し「問題自体の解像度」を上げていくことでより効果的な解決策を見つけることができるようになるわけです。
ではこれが願望実現とどう関係があるのか。次にそれを見ていきましょう。
3.願望実現に於ける解像度
先に結論をお話しておきますが、今回の目標は「願望自体の解像度を上げる」ということです。先ほどの共有パソコンの例を思い出してください。
「問題自体の解像度」が高ければ高いほど「問題解決」に近付けるのでした。
願望実現もこれと一緒です。
「願望自体の解像度」が高ければ高いほど「願望実現」に近付けるのです。
これは潜在意識の立場に立って考えてみればわかります。例えば「結婚したい」というオーダーを与えられたとして、一昔前であればある程度「これが幸せな結婚生活のイメージ」という特定の価値観があったわけですから「なるほど、じゃあ目的地はこんな感じだな」と潜在意識もすんなり理解してくれたはずですが、現代は人形と結婚する人もいれば同性と結婚するといった人もいるといった具合に、「結婚自体のイメージ」が多様化している時代です。
そのような時代で様々な情報に晒された脳は、必然的に「結婚したい」だけでは「明確な結婚のイメージ」を目的地としてインプットできないのです。もっと言えば、多様な情報に触れれば触れるほど「結婚自体の解像度が低くなっていく可能性がある」ということです。
これは結婚だけに限った話ではありません。例えば「お金持ちになる手段」が「大企業に就職すること」しかない世界線であれば、当然「お金が欲しい」とオーダーしただけでも潜在意識は勝手に「なるほど、じゃあ勉強いっぱいして大学に入って大企業に入社できるようなルートを設定してやろう」となるのですが、現代は「個人事業でブルーオーシャンを狙う」「会社では窓際族を目指して副業に全振りする」「投資と絡めた資産運用で効率的に回す」など、これまで一部の人しか手に入れられなかったような情報を日々当たり前のようにSNS等でインプットできてしまうわけですから、情報量に比例して潜在意識が特定の目的地を絞り込めなくなってしまっているのです。
ですからまずは心に刻んでください。
情報化社会で願望を実現する為には潜在意識に明確な目的地を伝えてあげることが最優先です。
これらを踏まえ、次以降の章では「どうやって願望自体の解像度を上げていくか」といったお話を展開させていただきます。
尚、今回のお話は「潜在意識がナビとなって願望実現まで自分を連れて行ってくれる」といった考え方をベースにしておりますが、もし以下の記事をまだお読みでない方は是非併せてお読みいただきたく存じます。この知識があるか無いかで今回のお話の理解度は大きく変わってくるはずです。
4.願望単体で書かない
これは以前の記事や拙著「妄想力」の中でも書いていることなのですが、「結婚できました」「お金持ちになれました」など、願望単体で書くのはやはり効果が薄いです。その理由は言うまでも無く願望の解像度が低く潜在意識に目的地を適切にインプットできないからなのですが、そこで私が提案するのが「願望自体に加え、叶った後に必ず自分がするであろう行動もセットにして書く」ということです。
(叶った後の行動とセットにして書く、ということがいまいちわからない方は以下の記事を参考にしてくださいね)
これは「願望の解像度を上げる」行為そのものと言えます。
ちょっと考えてみてください。「竜眼を食べることができました」という願望を投げたとして、では竜眼を全く知らない状態でそのような願いが果たして叶うでしょうか。
答えは疑う余地も無く「ノー」です。何故なら願望の解像度が低すぎるからです。
「結婚できました」はどうでしょう?もちろん竜眼に比べれば遥かに鮮明にイメージできるかと思いますが、では「鼻を掻くことができました」という願望と比べたら、やはりそのイメージは漠然としているかと思います。
解像度で言えば
竜眼:0%
結婚できました:50%
鼻を掻くことができました:100%
くらいなのではないでしょうか。そしてこれらのパーセンテージって、なんとなく願望実現できる確率と一致しているように思えませんでしょうか?
もしそう感じるのであれば、その直感は大正解です。
つまり解像度を上げる行為というのは願望実現の確率を上げる行為なんですね。
だからこそ「結婚できました」だけでは50%程度だった解像度を「結婚できました。家族4人でディズニーランドのウォータースライダーに乗って楽しんでいます」といった感じで「叶った後にするであろう行動」とセットにしてやれば70%くらいには引き上げられる、といった理屈なのです。
ではこれを踏まえ、次に具体的な願望を書く際の心構えと注意点をお伝えいたします。
ちなみに竜眼を知りたい方はこちら↓
5.目的地は明確にオーダーするが、道筋はオーダーしない
まず大切なことは、役割分担を明確化するということです。
例えば先ほど例に挙げた「共有パソコンがログインできない」という問題に対して「ログインできるようになる」という願望実現に辿り着く時の役割分担を考えてみましょう。
この場合、願望をオーダーする役割を担うのは問題に直面した本人で、願望を実現する役割を担うのは業者です。そしてこの際ただ「パソコンを何とかしてほしい」と業者に言うだけではオーダーを受けた業者も「どのパソコンをどういう風に直してほしいの?」となってしまうので、明確な作業スケジュールが組めないわけです。
ですがオーダーを「何度もパスワードを間違えてログインできなくなったこのパソコンをログインできるようにしてほしい」といった具合に明確に提示してあげれば、オーダーを受ける業者も「なるほど、このパソコンをこういう風に直そう」といった感じで解決までの道筋を認識しやすくなるわけですね。
役割分担としては
自分:業者に解像度の高いオーダーを出す
業者:オーダーを実現する
となるわけですが、ここでお気付きいただきたいのは、願望をオーダーした本人は業者に対して「ここをこう直してこのようにして〇〇して」という解決までの具体的な道筋は説明していないということです。
何故なら解決策は業者が一番よく知っているわけで、そこに素人考えをぶつけてしまえば早期解決が困難になったり自身と業者との関係性が悪化する事態にも陥りかねないからです。
つまり本人の役割は目的地だけを明確にプロに伝えることだけなのです。
これが願望実現にもそのまま当てはまるのがおわかりいただけますでしょうか。では上記の話を「業者=潜在意識」としてもう一度書き直してみましょう。
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