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カラー写真か?モノクロ写真か?答えは無いけど比較です。

今回は同じ作品をカラーで最初2017写真展に出展しました。
しかし、本当はモノクロで作品を作ったのです。
その当時の自分のモノクロプリントの仕上がりに満足いかなかったのと、心彩人『みさと』写真倶楽部の第一回の写心展という事も有り、先ずはカラーで出そうと。。。
その頃既に自分の中ではいずれモノクロだけのグループ展を考え始めていたのでその時までに技術を上げようと思ったわけです。

<感性の違いで反応が面白い>
この時5点の組作品にしました。
去年モノクロ展を開催した時に知人の殆どの方にタブレットでカラーの写真も見せながら意見を伺いました。
聞くと全てカラーが良いという意見はかなり少なかった。
全部モノクロが良いという意見はかなり多かった。
これはカラーが良い、これはモノクロが良いという方も結構居ました。
基本作品の構成はモノクロ前提で選んで基本デジタル現像も仕上げてあります。

【組作品 Title:交響曲「大自然」】
元々音楽を長くやっていたせいか、自然の中に飛び込むと音、音楽が聞こえてきます。何時か音楽をテーマに作品作りたいなぁという願望があり形にしました。
良く、小生の写真は音楽や音が聞こえると言われます。それは写真家よりも画家、アーティストの方達で女性が多いです。
是非カラーとモノクロを見比べてお楽しみください!


第一楽章:華厳経(けごんきょう)
厳しい華厳(仏になる修行)を積む修行僧が唱える経が聞こえる様。


第二楽章:木霊(こだま)
この森の主となる老木(死木)とまだ盛りのある若木との会話が木霊する。


第三楽章:狂騒曲(きょうそうきょく)
台風の後の大風と荒波が奏でた。


第四楽章:悲喜劇(ひきげき)
激しい通り雨の後は太陽の温かい日差しが待ち受ける。悲劇のようで最後は喜劇となる。


最終楽章:媺囁(びしょう)
厳しい北限の地に降り注ぐダイアモンドダストが静かに優しく唄を囁(ささや)き陽のぬくもりを届ける。

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