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ポートレートズームTAMRON 35-150mm F2-2.8 Z 実践評価は◎

以前テスト画像はアップしましたが、今回成人式撮影で実戦投入したインプレッションを書いてみます。
カメラ:Nikon Z8
レンズ:TAMRON 35-150mm f2.0-2.8

<やはりTAMRONは裏切らない!>
昔からTAMRONの柔らかさとボケの綺麗さが好きで使ってきました。
前回はFマウントで90mmマクロ、35mmと45mm f1.8の単焦点。
90mmマクロは未だFTZⅡで使ってます。
Zマウントになって、フィルター径が82mmと大口径になって、35~150mmと倍率高いけどf2.0~2.8というスペックでちょっと大丈夫かな?という不安はありました。
価格.comのサンプル画像を見て悪くはなさそうと感じ約20万円という金額に勝負をかけましたw
結果・・・あっさりと良い意味で裏切られました。
やっぱりTAMRONらしい柔らかな感じで、大口径とZマウントの恩恵もあり素晴らしい描写と綺麗なボケ。
そして、Zマウントになって全般に周辺光量不足と周辺色ムラがもの凄く減りました。
Fマウントの弱点を見事に克服し、大口径マウントに16mmという超浅いフランジバック。究極のZというネーミングはダテじゃ無い!!

<操作性はとても良い!>
CUSTUM1,2,3 これは手ぶれ補正モード切替(動きが無いポートレートなので1を使用)
AF/MF切替(従来からのボタンレイアウト)
Fn2ボタン(Nikon表記)これは最高に良い!!
小生は他のズームレンズもこのボタンはAFの追い込みで使用する。
レリーズボタンでやや広めのエリアで瞳AFで掴み、更に追い込みが必要な場合はこのFn2ボタンにピンポイントモードや3Dトラッキングを割り当てて追い込みに多用している。これがあるとないとでは相当効率が違う。

90°毎に丸いボタンが有りNikon表記でFn2ボタンに相当する

<ちょっとだけ面倒なポイントは82mmのフィルター径>
小生はフィルターは基本全て77mmで揃えてステップアップリングを使い統一している。
しかし、ここで82mmが増えてしまったためフィルターの追加を余儀なくされたが、以前Fマウントレンズで使ってたSOFTONだけはそのまま使えたw
今回はマグネット式フィルター3種を追加した。
CPL、ND8、ND64とポートレートで良く使う基本フィルターだ。

上の3種が新規追加のマグネット式フィルター
ポートレートでは日中シンクロでシンクロスピードss200以下にする為
ND64が出番が多い。

<大きさと重さ>
あちこちの口コミでデカい、重いと書かれているが、大三元レンズなど使ってきていれば全く気にならないサイズと重さだ。
重量なんて1,190gと決して重い方には入らない。
大きさもNikkor Z 70-200mm f2.8と比べても大分小さい。

昇天距離は若干違えどこんなにコンパクト!w
Z8に装着すると大きさは感じない

<実例写真>
屋外撮影:ストロボ Godox V1・ソフトボックス SMDV Flip 24G(1投)
スタジオ撮影:ストロボ Godox AD300 Pro×2・ソフトボックス Aputure Light Dome 55cm & 85cm

35mm f5.6 ss1/200 iso200
50mm f5.6 ss1/200 iso200
105mm f5.6 ss1/640 iso200


35mm f5.6 ss1/100 iso200


40mm f5.6 ss1/100 iso200


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