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RSR 2024 in EZO 感想編(3) Arata / Laura day romance / Kroi / ゴスペラーズ (8/17①)

北海道の石狩市・小樽市にて8月16日(金)から8月18日(日)早朝にかけて開催されたRISING SUN ROCK FESTIVAL 2024 in EZOに今年も参加してきました。時系列でライブの感想を書いていきます。感想編(3)は2日目の午前から午後までのお話です。

感想編(2)はこちら↓から

8/17 (土) DAY 2

10:00 出発

 ぎりぎりまで眠りたかったので不本意ながらホテルの朝食はパス。2日目はJTBアクセスバスで会場へ。

10:30 朝のラジオ体操祭

 会場に到着し入場したらちょうどみんなが祭太郎のところでラジオ体操をやっていたので加わりました。大人のラジオ体操はあちこちから「あだだっ」とか「うっ」とか呻き声が聞こえてくるのが楽しいです。若いときはなんでもなかったような動きがけっこう体に効きます。

11:00 Jリーグ石狩支部

 最後に参加したのがコロナ前だったので本当にひさしぶりの石狩支部への参加です。何?と思うかたも多いかと思いますが、Jリーグのユニフォームを着て集まりましょう!という有志による企画です。今年もEARTH TENT前に集合でした。水曜日に天皇杯で千葉対札幌の対戦を控えていることもあり、コンサドーレ札幌サポーターに囲まれます。ポカリスエット販売ブースのイケメンスタッフが集合写真の撮影を買って出てくれたのでみんなでポカリスエットコール。さすがにサポーター達は声を出し慣れているので声がでかいです。

11:45 みよしの撮影会

 ぎょうざのみよしのブースの前で有志による撮影会。抽選で当選したみよしののレアなグッズを身に着けた幸運な方達を囲んでの撮影会です。「みよしのLOVE」と書かれた自作の幟を用意した人もいます。オフィシャルのカメラマンもいらっしゃいました。たまたま通りがかった子供が撮影会に乱入してきて、その子の親が「あんた何の写真に参加してるの」と爆笑していたのがおもしろかったです。

12:00 Arata (def garage)

 急いでdef garageに向かうとグッズ売り場にはスピッツのグッズを求めるもの凄い列ができていました。
 Arataは札幌のバンドで、RISING STARでのオーディションを突破しての出演です。昨年のこの枠で出演を果たしたFirst Love is Never Returnedのギターの人がこのArataでギターとボーカルをやっています。彼は2年連続でのRISING STARで出演を果たすというレアな記録を達成したことになります。
 若いのにすごく洗練された美しい曲を奏でるバンド。技術もしっかりしています。売れてほしいですね。ゆくゆくは北海道を、RSRを背負うバンドになって欲しいです。

13:30 Laura day romance (def garage)

 知っている方のテントをいくつか訪ねてから再びdef garageへ戻ります。スピッツの物販列は短くなるどころかさらに伸びていました。
 Laura day romance。いい名前です。どういうバンドなのか予備知識が無いまま見ましたがボーカルの声がとても美しい。濁りのない透明な声。どこか冷めたようなクールなイメージのバンドで、どことなくスーパーカーを思い出します。若手なのでdef garageということなのかもしれないけどたぶんBOHEMIAN GARDENで聞いた方が気持ちが良いと思います。
 前日も含めてここまで今年のdef garageは当たりのライブが多いです。

知っている方のテント(生ハムの原木)

14:10 Kroi (RED STAR FIELD)

 去年の初出演に続いて2年連続の出演です。去年はちょうどLucky Kilimanjaroの真裏だったため泣く泣く諦めたのですが、今年ようやく見ることができました。リハーサルでの演奏の完成度の高さに早くも圧倒されます。Kroiはやってる音楽のスケールがデカいです。キャッチーさとスケールのデカさが共存している、なかなか稀有なバンドだと思います。
 予習不足で知らない曲が多めでしたが、セットリストはバラエティーに富んでいて全く飽きないです。令和になって日本のミクスチャーはKroiという一つの到達点を迎えたなと感じました。「Balmy Life」や「熱海」の時代からもさらに進化しています。今の邦楽シーンを先頭で引っ張っている一組は間違いなく彼らでしょう。やんちゃでイカつい見た目のメンバーもいるのに自分たちのことをKroiちゃんと言っていたのがちょっとおもしろかったです。
 彼らのワンマンライブに行ってみたくなりました。おそらくそろそろ彼らのライブのチケットも取りにくくなるでしょう。SUN STAGEに立つ日もそう遠くないはずです。

15:50 ゴスペラーズ (RED STAR FIELD)

 この時間、BOHEMIAN GARDENでの泉谷しげると迷いましたが、2019年、同じこのステージで初めて見て素晴らしかったゴスペラーズを選びました。
(泉谷しげるのライブの開始が大幅に遅れたので、ゴスペラーズが終わってから向かえば間に合っていたようです)
 少し早めにステージに4人が出てきて、メンバーの安岡さんが健康上の理由で残念ながら出演できない、大変なことになったという話をしていました。でも4人での準備をギリギリまでしっかりやったので大丈夫とも。
 1曲ごとに歌い出しの音を確認するために4人が出す声が毎回美しいハーモニーでそれだけでも楽しいです。オーディエンスを誕生月で三つのパートに分けてハモるコーラスをバックに美空ひばりの「真っ赤な太陽」。お客さんたちの声がでかくて、けっこう上手く音が重なって楽しい。「いつもはスピッツの曲もやるけど今回は本家のスピッツさん来てるんで怒られるといけないのでやめます」という話からフェスのお客さんの高齢化の話。「これはみんな歌えるよね」と米米CLUBの「浪漫飛行」をみんなで歌いました。楽しい。みんなが知ってる曲というのはいいものだなと思います。カバーだけでなく「永遠に」や「星屑の街」など、彼らのオリジナル曲ももちろん素晴らしいです。
 ゴスペラーズは「音楽って楽しいよね」ということを思い出させてくれます。最後「次は5人で出させてくれと主催のWESSにかけあってきます!」と言っていました。

感想編(4)へ続きます。



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