サポーターがマッチデースポンサーをやってみた(後編)
浅井ヘルスケア グループ マッチデーとして開催された、ジェフユナイテッド市原・千葉の9月7日(土)J2リーグ第30節水戸戦。
10,742名の方がフクダ電子アリーナにご来場くださいました。
結果は4ー0の大勝利!
熱い試合を見せてくれた選手・監督・コーチングスタッフ、最高の雰囲気で選手を後押ししたサポーター、試合開催のために尽力してくださったジェフのスタッフ、物販や飲食店舗の皆さん、マッチデーイベントを盛り上げた浅井ヘルスケア グループのスタッフ、試合にかかわったすべての皆さんに深く感謝いたします。
マッチデーが終了したらすぐにでも後編をupしたかったのですが、当日13時にフクアリ入りし準備に奔走した疲れが一気に出て、回復に時間がかかってしまいました。
さて、それでは「サポーターがマッチデースポンサーをやってみた(後編)」をお届けします。(結構長文になってしまいました)
マッチデーイベントを考えた
前編で書いたように、マッチデーイベントを考える上で大切にしたのは、
①ジェフにかかわる人々に浅井ヘルスケア グループを認知してもらうこと
②サポーターに笑顔になってもらうこと
の二つでした。
浅井ヘルスケア グループを認知してもらうために、当グループのどのコンテンツをアピールし、印象に残してもらうためにどのようなアイコンを設定するか。
ホームページをご覧になっていただけると分かるように、浅井ヘルスケア グループは「精神科医療・福祉」「高齢者医療・福祉」「予防(予防医学・介護予防)」を三本柱として掲げています。
このうち、今回のマッチデーでアピールするコンテンツは「予防」に決めました。
スタジアムにサッカー観戦に訪れることが出来るくらいの体調の方が今回のメインターゲットであること、予防に関しては当グループにイベント開催・参加実績があること。
それが理由です。
そしてアイコンとしては、マスコットを活用することにしました。
これまで様々なイベントに参加してきましたが、どこでもマスコットは大人気。
浅井ヘルスケア グループには、「はんてんぼーくん」と「ゆりっきー」というマスコットがいる。
そしてジェフには、「ジェフィ」「ユニティ」「みなちゃん」というマスコットがいる。
これは素晴らしいシナジーが生まれるんじゃないか?
(というか単純に、かわいいマスコットがたくさん集まったら、みんなの印象に残るんじゃないか)
JEF GIRLS FES '24
そんな思いで原案を作り、ジェフとの打ち合わせに臨んだ6月下旬。
その場でご提案いただいたのが、マッチデーと同日に開催することを予定している「JEF GIRLS FES '24」への協賛でした。
僕が考えていたマッチデーイベント原案と、あきらかにジャンルも雰囲気も異なる企画を聞き、正直「これはカオスだな」と思いました。
でも、「若い女性層にアプローチして集客を増やしたい」というジェフ側の思いも理解できるし、ホームゲームを盛り上げたい気持ちは同じ。
協賛をさせていただくことにしました。
(協賛することで「浅井ヘルスケア グループ」ロゴの露出が増える、という思惑ももちろんあります)
ふたを開けてみると、SKS(蹴球少年団)もJEF GIRLS FES '24も、大反響でしたね。
浅井ヘルスケア グループ マッチデーの情報解禁より先にSKSの告知がされたので、「これはマッチデーの告知もインパクト残さないと、喰われちゃうぞ」と思いました。
そこで、浅井ヘルスケア グループの広報担当者にお願いして、マッチデー告知用のXアカウント@JefSdgs20086の運用を始めてもらいました。
(アカウントの中の人は広報担当者です。僕ではありません)
マスコットジェフ三唱うちわ
①ジェフにかかわる人々に浅井ヘルスケア グループを認知してもらうこと
②サポーターに笑顔になってもらうこと
の二つを達成するために、真っ先に考えたのは「もらってうれしい入場時配布ノベルティ」を作ることでした。
マッチデーは、まだまだ暑い9月上旬。
実用的なうちわなら、すぐに捨てずに手元においてもらえる。
さらにそれがかわいいマスコットのデザインなら、よろこんでもらえる上に、長く手元においてもらえるじゃないか。
(そこに当グループのロゴとQRコードを載せておけば…)
マスコットのデザインなら、「蹴球風見鶏」「みなプレス」でマスコット愛を溢れさせていて、しかもジェフサポでもある、とうこく りえ さんに頼みたい。
ジェフの担当者を通じてとうこくさんに連絡を取り、僕の暑苦しい想いを伝え、ご承諾いただきました。
とうこくさんにイラストを描いていただけた時点で、マッチデーは8割方成功したようなものです。
マスコットジェフ三唱うちわ、いかがでしたか?
マッチデーの情報が解禁され、うちわのデザインが公開されると、Xなどで大きな反響をいただきました。
マッチデー当日も多くの方がXでポストしてくださいました。
そして反響のほとんどが、みなちゃんに関するものでした。
マスコットジェフ三唱うちわにみなちゃんが登場したこと。
これは、「サポーターを笑顔にするために、マッチデーにみなちゃんを登場させたい!」という僕の想いを繰り返しお伝えし、それを受け止めていただいた結果ですので、島田社長はじめジェフユナイテッド株式会社の皆様に感謝申し上げます。
1スポンサーの力で出来たのは、ここまで。
でも、Xなどの反響を通して、みなちゃんへのジェフサポの想いは、確実にジェフ側に伝わっています。
これがみなちゃん復活に向けての第一歩となるように、「みなちゃんに会いたい」という皆さんの想いを、これからもどんどん発信してください!
マッチデーイベント
マッチデーイベントは、「マスコットPK対決」「BLS(一次救命処置)デモンストレーション」「体成分分析機InBody測定」「人間ドック(Asai Medical Checkup Center)受付」「Kidsドクター体験」というラインナップにしました。
詳しい内容は、ジェフのホームページで公開された情報をご参照いただければ幸いです。
9月7日(土)水戸ホーリーホック戦 「浅井ヘルスケア グループ マッチデー」開催について|ニュース|ジェフユナイテッド市原・千葉 公式ウェブサイト (jefunited.co.jp)
マスコットPK対決
マスコットをアイコンに据えると決めた以上、避けて通れないのは「マスコットPK対決」でした。(個人の見解です)
対決する以上、当グループのマスコットたちも、勝ちにこだわってガチンコでいかせていただきました。
結果は惜しくも引き分け。
ジェフィ&ユニティの身体能力にはかないませんが、はんてんぼーくん&ゆりっきーもがんばりました。
僕個人は「ハプニングがあったら面白いな」なんて思っていたのですが…
ハプニングは起きませんでしたね。
それが一番平和でいい。
BLS(一次救命処置)デモンストレーション
サッカー場という多くの人が集まる場であり、しかもそこは「フクダ電子アリーナ」。
これはAEDの使い方含め、一次救命処置講習をやるしかないだろうと考えました。
BLSデモンストレーションは北イベント広場のステージ上で、2ステージ実施しました。
1ステージ目のゲストは佐藤勇人CUO、2ステージ目のゲストは米倉選手、久保庭選手。
多くの観客に見守られる中、がんばって救命処置を行ってくれました。
体成分分析機InBody測定
医療用体成分分析機InBodyで自分の体をチェックすることで、健康を意識するきっかけを持ち、セルフケアに繋げていただきたい。
そんなまじめな思いで企画しましたが、サポーターに笑顔になってもらうにはひと工夫必要。
最初は、「選手のデータと自分のデータを比較出来たら面白いよね」という思い付きから始まりました。
しかし、当然のことながら選手の身体機能のデータはトップシークレット。「それなら、小林監督か、佐藤勇人CUOのデータは!?」と食い下がった結果、佐藤勇人CUOがご快諾くださいました。
佐藤勇人CUOには、事前測定のために当グループの人間ドックにご来院いただいただけでなく、その流れで当グループのサッカー部の活動にも参加していただきました。
(これもスポンサーの役得?)
マッチデー当日は、約200名の方にInBody測定を受けていただきました。
結果はいかがだったでしょうか?
人間ドック(Asai Medical Checkup Center)受付
「人間ドックを予約・仮予約された先着50名さまに、ジェフェィ&ユニティとはんてんぼーくん&ゆりっきーがコラボしたアクリルスタンドをプレゼント!」とうたっていましたが、正直言ってそんなに申し込みは来ないだろうと考えていました。
だって、人間ドックって、安い買い物ではないですから。
それでも何人かの方にお申し込みをいただきました。
ありがとうございます。
Kidsドクター体験
医師、看護師の指導のもと、小学生~高校生に縫合処置などの疑似医療体験をしていただきました。定員の16名を超えてお申し込みがあったため、何人かの方にはお断りをさせていただくことになり、申し訳ありませんでした。
こちらを体験された方にも、ジェフェィ&ユニティとはんてんぼーくん&ゆりっきーがコラボしたアクリルスタンドをプレゼント。
よろこんでもらえたかな…
マッチデースポンサーをやってみて
マッチデー当日は13時にフクアリ入りし、準備に奔走し、イベントが始まってからは各イベント会場を巡回して進行状況の確認や調整、ジェフ側の担当者との連絡などにあたっていました。
休む暇もなく、気付いたらキックオフを迎えていたという感じです。
その中で、普段観客として訪れているだけでは接することがない裏方さん達にも、たくさんお世話になりました。
試合開催にあたっては、こうやって多くの人がかかわって、ホームゲームが成り立っているのだということを、改めて実感しました。
今回マッチデースポンサーをさせていただいたのは、とてもいい経験でした。
マッチデーイベントに参加した当グループのスタッフの大半が、「プロのサッカーをスタジアムで見るのは初めて」でした。
僕の「マッチデーやるよ」という一言についてきて、浅井ヘルスケア グループのイベント力をいかんなく発揮してくれた彼らには感謝しかありません。
彼らにとって初観戦が4ー0の大勝利というのは、忘れられない体験となったでしょう。
(さて、この中から何人のジェフサポが生まれますか)
浅井ヘルスケア グループは来シーズンもジェフのSDGsスポンサーを継続しますが、マッチデースポンサーについては今のところ白紙です。
「ジェフにかかわる人々(サポーター、他のスポンサー企業、行政、クラブ、選手etc.)に浅井ヘルスケア グループを認知してもらう」という目標は、今回ある程度達成できたのではないかと思うので。
(もちろん、マッチデーのもたらした当グループへの影響を分析してみた上で、最終的な判断をします)
ぜひ、浅井ヘルスケア グループ マッチデーの感想を、マッチデー告知用のXアカウント@JefSdgs20086までお寄せください。
noteのアカウントをお持ちの方は、こちらにコメントいただければうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
#jefunited #ジェフ千葉 #ジェフユナイテッド千葉 #浅井ヘルスケアグループ #マッチデー #スポンサー #サポーター #Jリーグ #サッカー #マスコット #みなちゃんに会いたい