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DATA Saberの設問の日本語の意味が理解し難い問題について目を背けずに改善しようと本気で思った決意表明

緊急で筆を取りました。タイトルの通りなので関係者のみなみなさま、よろしくお願いします。


Introduction / 前段のお話

DATA Saberへの敬意と感謝を改めて

誤解を生じる釣りタイトルになってしまっているので反省をしています(後悔はしていない)ので、最初に弁明しておきます。
DATA SaberというTableau非公式のコミュニティは今や日本のTableauコミュニティの中でも最大派閥と言っても過言ではないくらいの成長を遂げています。

2023年10月5日現在のDATA Saberの人数

私自身はDATA Saberプログラムが始まる前のクローズドなコミュニティ(名前を出すと某社から怒られるので触れません)の最後の期の卒業生なのですが、DATA Saber発足当初から何かとお手伝いをしてきた人間です。
このコミュニティ活動を通じて学んだことや弟子を取って自分自身も成長したことなどなど語り尽くせないくらいDATA Saberの制度やそれに携わるコミュニティメンバーにお世話になっています。

とはいえ、課題を放置することリスペクトは全く関係はない

エモい話は何文字でも書けるのでこれくらいにして。
今回他のnoteの下書きを抱える中、優先度最高にして筆を取っている前段のお話をします。

DATA Saberの話をするとキラキラした内容(筆者意訳: 偏見)が多いですが、現実問題として表に出ていない課題は多いです。これはDATA Saberというコミュニティに限ったお話ではないので、こうした無料コミュニティ特有の課題と言っても差し支えありません。
私自身はここ数年はDATA Saberの活動はこうした裏方作業が9割9分でして、トラブルシューティングの活動が常となっています。
(トラブルシューティングの方が好きなのでご心配なさらず👍)

タイトル回収

その中でもDATA Saber制度発足以前のクローズドコミュニティ時代から課題の設問の日本語の表現に違和感がある件については課題として挙がっていました。
トップレベルの課題である一方で、DATA Saber制度発足以降、改善されていないのが事実です。

私自身、DATA Saberの試験問題の日本語については当初から一家言持っています。

ということで、今回はDATA Saberの設問の日本語の修正に向き合う決意表明となります。
(前段が長くなってしまって申し訳ありません)

補足

今回のスコープですが、DATA Saberのサイトにある以下の課題となります。

https://datasaber.world/

問題改修自体について何もしなかったわけではなくて、実は上記課題を終えた後の最終試験課題はDATA Saber有志でとても頑張って何度も何度もリバイスしている実績があるので、今回は最終試験は対象外とします。

Background / 経緯

いつものように、Xかっこついったーのタイムラインをだらだら眺めていた際に@ushiodazai sanのpostに目が止まりました。

で、いくつかレスを繰り返していたのですが、↓の指摘は本当に刺さりました。だらけていた自分を恥じています。

Issue Blocker / 課題に対する障壁

以上は正直なところパッション要素が満載でお送りしましたが、ここからは真面目に本課題についての整理をします。

昔から認知されていた課題ではありますので、これまで着手すらできなかった経緯や障壁について書きます。
なお、この情報は本来ならばDATA SaberのSlack Workepaceで何度もディスカッションした結果が残っているはずなのですが、Slack無料版の仕様変更に伴い、過去のやり取りが拾えないため、私の記憶の掘り起こしで整理しています。もし、事実と異なる場合はご指摘いただけると幸いです。

DATA Saberになってしまったら課題ではなくなる(困らない)

正直、これまで未着手だった原因の大半はこれに尽きるかと思います。
Apprentice時点では設問の日本語に対して大きな課題や悩みを感じてはいたものの、DATA Saberになってしまえば本人にとって課題は課題ではなくなり、困らなくなるのが要因に思えます。

結局のところ、課題の文章改修はApprenticeではなくてDATA Saber主導で行わなければいけないため、この辺りにFit & Gapが生じていると考察しています。

モチベーション維持の難易度が高い

今回の対応に限らず、DATA Saberの活動は何をするにも基本無償のボランティアです。金銭や名誉といった類は活動自体からは何も得られません。
そんな環境下でこれだけのアウトプットが提供され、しかも無料で提供されていること自体がバグです。本当にすごい点です。

とはいえ、その話とは別に面倒な課題はどうしても逃げたくなるのが人間の常です。私自身もDATA Saberの裏方で抱えたタスクが多いけどもモチベーションがあがりません。たすけて

修正箇所が多い

課題は全部で10 ord、設問は100問以上あります。
これは正直大きな懸念と感じてはいないので、有志をたくさん集めて短期間で対処できると考えています。有志が集まる前提ですが。

レビュー工数が高い

修正箇所の作業よりもレビュー作業の方を懸念しています。
日本語の表現のダメな点で、曖昧な文章がまかり通っても気づかないことがあります。
せっかく文章を修正してもまた今回のように日本語の意味がー、と言われた際に

  • 本当に設問の内容が理解できない文章構造をしていたのか?

  • 回答者の日本語力が問題だったのか?

という問題に直面すると面倒ですせっかく文章修正したのが無駄になります。
残念ながら私を含め大半のDATA Saberは日本語を母国語としているものの、プロフェッショナルとは言い難い方々なので、レビュー作業はプロ(ライター、試験問題作成経験者)にお任せしたいのが本音です。

リリースタイミングが(本当に)難しい

これは実際にDATA Saberのメンバーで議論して明るみに出た事実なのですが、修正対応した設問をいつリリースするかの問題が今回の対応の一番のissueです。
一旦取り組みを停止する、サイトを分ける、などなどできうることはありますけど、それには多くのDATA Saberを巻き込むことになるため、生半可なお気持ちだけでは対応は難しいと考えています。たすけて

Next Action / これからやること

私のTODO

  • 有志を集めてみる

    • 文章修正者

    • レビュワー

  • プロジェクト化オーガナイズを試みる

  • (以上を満たした上で)現実的なRoadmapを引いてリリースタイミングを計る。

    • 理想は2023年内にレビュー完了、2024年1月リリース。

to DATA Saberのみなさま

というわけで私一人だと無理筋なので力を貸してください🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇

to Apprenticeのみなさま

現役Apprenticeの方々からも設問に関する声を集めたいと考えています。
後ほど意見を集める環境は用意するのでご協力いただけるとたすかります🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇

In the end / さいごに一言だけ

きっかけのpostを再掲します。

正直に申し上げると、社会経験がある人に対してはそれ以上の理不尽が待っているので、それを見越して私はスルーするつもりでした。
しかし、社会経験のない学生に対して機会損失をしているとなると話は別になります。未来ある学生たちの鼻をへし折るのが我々DATA Saberの役割なのか?と自問自答しました。そしてこの表明に至ります。

May the FORCE be with us.

我々は何かを変えようとするなら強い言葉で、今ある文化を変えるなら今を揺るがし、時には破壊しなくてはならない。
それを恐れて変化を拒否すれば、何も変わらないのである。

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