見出し画像

「わたしの知人は、天才肌だ」

 わたしの知人に三島研究者がいる。さらに、彼にノーマンメイラーの書籍を渡した。彼はを熟知している。彼のいうことを聞くと、明らかにメイラーの影響を受けていることが手に取るようにわかる。
 何て、非凡なひとなのであろう。こんなに早くメイラーを熟知するとは。
 その深さと早さががあれば十分だ。
 きっと素晴らしい本を書くであろう。
 もう、頭の中では出来上がっているのかもしれない。
 彼は、天才に近い。
 このような人は、滅多にみることがない。
 彼に唯一欠点があるとすれば、パトロがいないところだだしし。
 彼には、浪費をし、あしたのことを考える必要のない贅沢がひつようだ。


家族の肖像

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?