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    「noteで過ごす時間」

 わたしは、引き受けている仕事によって違うが、だいたい一日近く、書斎にいる。書斎ではパソコンを使って作業をする。
 
 そのパソコンに、noteが入っているので、ついつい気になり、noteを見て̪しまう。noteは切りがないので沢山書いたりするときもあるが、一日に上限を7記事に決め、それを守っている。
 
 最近では、noteの画面を見ながら、note以外のことについてぼんやりと考える時間が増えている。
 
 元々、考えることは好きだ。
 
 noteを見ながら思索するわたしの時間は、ゆったりとしていて、重工でもある。
 
 それでは多くの人が参加しているnoteを流れる時間はどうかといえば、喧騒に包まれた都市部、町と変わりはない。
 
 人々の流行や記憶は次から次へと移行していく速度がかなり早い。
 
 もう、みなさんにとっては、「創作大賞」という「イベント」は過去の物なのかもしれない。誰誰さんに「創作大賞」が決まりましたという「発表」があったとき、そういえばそういう文芸賞ってあったわよね、この人のこれなのね、済んだことだから、という風に考える人が多分多いだろう。

  彼らがどれくらいの情報量を日々、得ているのか知らないが、余りにも意識の変化が速すぎる。

  わたしは、そういうスピードについていけないし、頑張ってついて行く気もない。
 
 そういう意味で、noteの中での時間は早い。
 情報量が多いせいであろう。
 
 わたしは、ゆっくりと大河の様に重工に思索し、その眼前を過ぎていくnoteの時間は、早い。
 


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