中学受験・簡単な「記述式の極意!」
中学受験の「記述式」はコツさえ!覚えれば簡単です。
1.記述式問題の記述をするときは、「最初の出だし」に注意しましょう。
途中で記述ができなくなるときは、「出しが悪い」場合が多いです。
その「記述問題」を解きやすい、すなわち、書きやすい「出だし」を
もってくることが重要です。
万が一、「出だし」に何をもってきてよいのか分からないときは、指示語を使い「それは」、「それらは」、「そう考えるのは」、「その原因は」、
「その考えは」はなどと工夫しましょう。
「出だし」がよければ記述は難航することなくスラスラ書けます。
2.何を書くか? どういう風に書いたらよいのか?
これは問題文章をきちんと理解しているかどうかにかかっています。
多くの記述式の問題では、作者の考えが問われることが多いです。
作者の考えは、「まとめ」として最後の段落に書いてあることが多いですね。ここで注意するのは、「まとめ」の文章の中のどこを使うかです。
このとき、問題文の最初を見てみましょう。
必ず、「~~はどうですか?」「~~でしょうか?」という「問題提起」が来ています。「まとめ」を含め、すべての文章は、「問題提起」に対する「証明、解答、読者を納得させる、=作者の考え」なのです。
そのことを念頭に置いて、記述に使用できる部分にあらかじめ線を引いておきましょう。「線を引く=材料集め」なのです。
最後に、その「材料」を自分の言葉で「つないでいく作業」をして終わりです。
文末は、「~のこと」、「~から」としましょう。
以上のことさえマスターすれば、記述は難しくありません。