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「ワイルド、ジイド、プルースト」
オスカーワイルドとアンドレジィドは非常に仲が良かった。
ワイルドが、人生という芸術をジィドに教えているようなことばかりである。ワイルドの名声は高まり、ジィドは非常にワイルドと食事をしたり話をするようになる。ワイルドが師であり、ジイドはそのよき弟子であったようだ。ここに書きつけていることはすべて、ジイドが書いたことである。
ジイドは、一粒の種も死なず場とジイドの日記でよくワイルドのことを克明に改定ある。ワイルドは、アイルランド生まれのイギリス人であったが、ジイドと話すときはよくフランス語で話したという。ジイドへの敬愛の一つであったのだろう。英語と違い、フランス語は、単数、複数形があり、さらに、女性、男性があったが、なぜか、ワイルドのフランス語はその基本ができていないところがあった。
二人とも同性愛者であった。同性愛者がよく集まる北アフリカのアルジェへ彼らはよく旅をし、自分好みの白銅のような男性を探していたらしい。
文中で出てくるのは、二人が正式なゆったりとしたフランス料理を食べながら、ワイルドが言葉巧みに饒舌になり、わらいあい、シガーを楽しむ場面が多い。
ワイルドとコクトーは出会っていない。
さらに、カポーティとコクトーはあっていない。
そのあたりをジイドは明細に書いている。
ワイルドとプルーストは出会っている。プルーストの邸宅で出会っているのだ。夏の暑い日で、ワイルドは、プルーストによく風呂に入らず平気だな、といい、風呂に入った。