「この文学賞は激戦にはならない」
創作文学賞は、良い点をいくつか明記したが、だからといってお申込者が多い激戦になるか?といわれれば、絶対激戦にはならない。
一応、文学賞らしいスタイルにはしてある。
しかし、有名な協賛企業はない。さらに有名な協賛・メディア企業もない。これでは、人が集まらない。
激戦にはならないが、昔の文壇を思わせるような、よき世界を見ることはできるだろう。
激戦にならなくても、その勢いを落とすことなく全身全霊でジャンルの賞へ向かうのがプロというものではないだろうか。
いくらなんでも、のんびり受けて通る賞などありはしない。
傾向と対策が必要だ。
それについていうならば、元芥川賞次席が、純文学が好き。わたしは、恋愛かミステリーが好き。わが社の広報担当が、エッセイが好き。協賛してくれる医師は作家研究が好きである。