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通院記録【2024.09】

朝は、にわか雨。
杜の都に着いても、空はどんよりと灰色の雲に覆われ、湿度も高く、ムシッとしています。
まだまだこの暑さは続きそうですね。

久々の更新となりました(汗)
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?


受付番号:4078  受付時間:14:01(診療予約は14:30~)
眼圧:L 17・R10

本日の検査・処置

  • 超音波検査(角膜断層)

  • 細隙燈顕微鏡検査

  • 生体染色使用再検査

  • 矯正視力検査

  • 精密眼圧測定

診察結果

  • 眼圧を下げるために使用していた点眼薬「アゾルガ」を前回の診察以降、停止していた。が、その後も眼圧の著しい上昇は見られない。

  • 眼圧の上昇が見られないということは、逆に、眼球自体に元気がないことを意味する。術後そろそろ1年になるので、再度角膜移植手術を考えても良い頃だが、失明のリスクもある。受けるかどうか考えてみてほしい。

  • 眼圧の上昇は見られないので、次回の診察は2か月後にする。

「角膜手術」をしたはずなのに、再度手術が必要なの?
そういう疑問が出てきた方もいるかと思います。
無事に手術・退院をした私ですが、手術をした私の右眼は実は現在に至るまで見えていません。

『右眼真菌性角膜潰瘍』に罹った私は、2023年12月に『右眼強角膜移植手術』を受けました。
入院後、病原がわかってからも思うように薬が効かず、眼球自体を残せるかどうかの難しい手術を受けることに。
冷凍した状態の角膜を移植されることになりました。

新しい角膜をいただいた右眼は、その後かろうじて光を感じられるようになりましたが、灰色の幕がかかったように何も見えません。
視力を取り戻すためには、再度、通常の角膜手術に成功することがカギなのです。

退院後から、経過を見て再手術すれば……という話はありました。
まだ先のこと……と考えていた1年先が、もうそこまで近づいてきているのです。

通院するたび、いつも思ってもみなかった状況になったり(急に抜糸になったり!)、新たな情報(=病状)を知らされたりしているような気がします。
大学病院でも症例が少ないらしく、探りながらの治療であることは否めません。

片目での普段の生活はだいぶ慣れましたが、病院に来ると、自分が病人だった!と気づかされるみたいで、大切なことなのだろうけど、憂鬱でもあります。
でも他ならぬ自分の身体。
逃げずに向き合う、必要であれば共存していくことが大事なのでしょうね。

今日は抜糸の「ば」の字も出ませんでした。
薬局で薬をもらうまで、たっぷり3時間。
担当してくれた若い医師に、時間がかかったことを丁寧に謝られました。

今日からの目薬

・モキシフロキサシン点眼液0.5%「ニットー」
広範囲抗菌点眼剤 5ml 右眼1日4回
細菌のDNA合成を阻害することにより抗菌作用を示す。
通常、眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫(ものもらい)、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎の治療や、眼科周術期(手術前後)の無菌化療法に用いられる。

・フルオロメトロン点眼液0.1%「NIT」
抗炎症ステロイド水性懸濁点眼剤 5ml 右眼1日4回
合成副腎皮質ホルモン(ステロイド)剤で、目の炎症をおさえて症状を和らげる。通常、眼瞼炎、結膜炎、角膜炎などの目の炎症性疾患の治療に用いられる。

次回の通院は、2ヵ月後です。
それまでに、宿題に答えを出さなければなりません。

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