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龍馬、この世に生まれたからには・・・

初めまして。

株式会社JEAN(ジーン)の代表の河上 朗(かわかみあきら)と申します。

京都で、サービス分野における人材開発・組織開発の事業をしています。

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突然ですが、今日から、noteを始めます^ ^

このnoteで、主に誰に、どのようなことを伝えたいか、日々の投稿の積み重ねを通じて、徐々に明確にしていきます。

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私には、「この言葉との出会いが、今の自分に大きく影響してるな〜」といった、特別な言葉が胸の内にいくつかあります。

人から教わった言葉。本で読んだ言葉。インターネットやテレビ番組で知った言葉。。

皆さんにも、沢山あるかと思います。

今回は、自己紹介を兼ねて、その一つをご紹介させて頂きます。

皆さん、2010年1月から同年11月まで放送されたNHK大河ドラマ「龍馬伝」を覚えていらっしゃいますでしょうか。

引用元:U-NEXT

そして、以下の場面、セリフをご存知でしょうか。

龍馬に語りかける、父・坂本八平(故・児玉清さん)

坂本龍馬は、1853年より江戸で剣術や学問における研鑽を積んでいましたが、1854年、土佐に帰郷し、病床にある父・八平を訪ねます。

八平は、自分の身を案じる20歳の龍馬にこう語りかけます。

龍馬、わしに構うな。

おまんは剣を振り、書を読み、侍が己を磨き高めようゆう気持ちを忘れたら生きておる値打ちはないぜよ。

この世に生まれたからには、己の命を使い切らんといかん。

使い切って生涯を終えるがじゃ。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」第7回より

坂本八平が本当にこのようなことを言ったかどうかは、分かりません。

私にとって、そこは重要ではありません。

この世に生まれたからには、命を使い切る。

この言葉に出会えたことが重要でした。

出会った瞬間、全身に衝撃が走ったような気分でした。思わず手持ちのスマホで、テレビ画面を撮影しました。

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幕末志士たちが攘夷や開国を願って、懸命に生きた激動の時代。

そして、彼らの多くは30~40歳で世を去っています。坂本龍馬は31歳で亡くなっています。

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2011年、東京で飲食店の店長をしていた私は、31歳でした。

上記の言葉と出会ったからという訳ではありませんが、人生に迷っていました。

僕は、何を以て、自分の命を使い切りたいのか。

毎晩、毎晩、店を閉めた後、クタクタの脳みそで考えました。

自分が目指したい未来について、肌感覚では分かっている状態でしたが、自分で腹落するまで、人に語れるまで、言語化できませんでした。

2012年の冬、ある日、自分の覚悟と共に、言葉にすることができました。

自分の覚悟から逃げないために、筆(筆ペンです^^)で書き殴りました(以下)。

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2012年春、苦渋の決断でしたが、この書を持って、長年お世話になった飲食店の会社に退職の相談をしました。

「この夢を実現するために、会社を辞めさせて頂きたいのです。」

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その後、足繁く通ってくださった飲食店の常連客の皆さんに、退職の挨拶をしました。

「この夢を実現するために、次の道に進むことにしました。大変お世話になりました。今後とも、お店をよろしくお願いします。」

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その夏、同じく、この書を持って、大阪の外資系ホテルの面接に臨みました。

「御社で、この夢を実現したいのです。」

面接官は、日本人の方と外国人の方でした。日本人の方は、外国人の方に丁寧に翻訳・通訳してくれました。

今思えば、若かったですね^^でも、それぐらいの熱量がありました。その後、採用された私は、広く日本を知りたいと思い、関西へ拠点を移しました。

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そして、上記を更に上回る熱量を以て、2016年、自力でこの夢を実現する為、独立しました。

2020年、以下の社名と新たな想いをもって、法人化しました。

現在、2022年夏ー

飲食店の店長時代に筆ペンで夢を書き殴ってから、10年が経過しました。

自分自身が実現したいと思っていた夢は、年齢と経験を重ねるにつれて、もっと多くの誰かのため、もっと社会のため、もっと未来のために実現したいと思うようになりました。

この外向きの願望のことを、「志」と呼ぶそうです。

今、また昔のように、この「志」を言語化すべく、毎日考えています。

僕は、何を以て、自分の命を使い切りたいのか。

このnoteが、「志」を明確にするための、一つの機会となればとも思っています。

皆さんは、どんな「志」がありますか?

最後に、この度、noteを一緒にやりましょうと誘ってくださった、経営実践研究会の内藤さん、一緒にスタートした池田さんと戎さん、ご自身の長年の情報発信における経験を以て私たちに大きな影響を下さった高橋さん、当研究会で繋がりを下さった藤岡会長、そして皆様へ感謝を申し上げます。今後とも、よろしくお願いします。

河上 朗



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