神奈川旅行 工場編
今回の旅の目的地は神奈川県が南端、浮島町。
神は三箇所ほど候補を提示してくれたのですが、その中で写真が最もグッときたのがこの町でした。
東門前駅から京急川崎線を下り、終点小島新田へ。少し肌寒い。
しばらく歩くと右手に大きなタンクや工業用機械。ショベルカーとかそういうやつ。左手にはなんかの事務所?研究室?とにかくオフィスじみた施設がありました。
第二次産業に囲まれてる!とつぶやきながら(人通りが無かったので大きめの声で独り言を言えました)進みます。とはいえ視界を埋め尽くすほどの機械があるのだろうと想像していたものの、実際には壁やらなんやらであまり中を覗くことができず、そこは少し残念でした。
進んでいくと、だんだん機械らしい機械が出没してきます。ぼくが望んでいた景色のはず。しかし、写真で見たようなときめきはなかなか起こりませんでした。
もしかしてぼくは機械に向いてないのかな? 現地へ赴くにはレベルが不足していたか? 動揺がピークに達した頃、ついに出会います。
これだ!!!!!!
ようやく心が動きました。機械の不思議な魅力! どういうわけか、ぼくはそれをこの機械だけに感じたのでした。
50分ほどかけバス停に到着。ここで、どうしてもやってみたかったことを思い出します。
東方アレンジファンとして有名な某氏は、自分のおかれたシチュエーションに合う東方アレンジを聴くといいます。素敵です。ぼくも人気のない雪原で「ハウリング」を、満月の下で「ってゐ!」を、結界暴きをしながら「幻想のサテライト」を、脱獄しながら「ネガポジ」を聴きたいものです。というわけで機械っぽい東方音楽を聴きます。
○ビニール袋は油膜の虹をみるか?(パライソ/森羅万象)
○インスタントブルー(シンクロ0/森羅万象)
○カモフラ大戦争(シンクロ3/森羅万象)
○終わりを知るサヴァン〜そして私は空を見上げた(その日私は空を見上げた/森羅万象)
森羅万象多すぎだろ。好きなのでしょうがないです。最高でした。特に、ビニール袋とその日私は絶対に施設を眺めながら聴くべきです。そういうテーマの曲なので。郷愁感じられるので。
バス停から離れていたらバスを逃したトラブルとか、京急川崎と川崎を間違えるトラブルはありましたが、とりあえず無事帰還。疲れました。これにて旅行レポは終了です。
性癖考察編、近日公開予定。