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知財セミナー「つながる特許庁」2025年1月 in Kansai、&ちょっと面白い(かも知れない)開放特許情報データベースSNS
特許庁・関係諸団体によるセミナー
地域のニーズに沿った情報をお届けということで、地域の企業や支援機関等が先進的な取組事例を紹介するほか、各分野の第一線で活躍している専門家による知財活用の気づきとなるセミナーが行われています。
関西でも来年1月、開催が予定されているようです。
近々、参加申し込みの受付が始まるのではないかと思います。
ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
◆つながる特許庁 in KANSAI
スタートアップの成長戦略 -ビジネスモデル、無形資産と資金調達-
場所:オービックホール
日時:2025年1月22日(水)13:00~18:00
https://tsunagaru-tokkyocho.go.jp/
ところで、みなさん、このデータベースは、ご存じでしょうか?
開放特許情報データベース
自社製品が他社に模倣されることを防ぐ目的で特許権を取得したものの製造・販売などに至らずに目的を失った特許発明や、大学などで生まれ製造等の計画がない状態になっている特許発明が少なからず存在します。
そういった特許権でも、他人への譲渡や実施許諾(ライセンス)によって、収益を得ることが可能です。
そこで近年、他人に譲渡することや実施許諾(ライセンス)をすることを目的とした特許権を、開放特許としてデータベース上で公開する活動が行われています。
(参考)
開放特許情報データベース
開放特許情報のSNS
サイト形式のデータベース・システムでは、しっかりとした検索意思がないと発見(出会い)がない・・・からでしょうか、取組みの一つとして、SNSでも開放特許情報が提供されています。
これが見ていて意外と面白い(かも知れない)。
(参考)
開放特許情報データベース SNS
https://x.com/plidb
同SNSでは、機械、化学、電気など、多様な分野の特許発明が続々と紹介されています。
大学発の開放特許が比較的多いように思いますが、一般企業、個人の開放特許もたくさんあります。
代表的な説明図が表示されているツイートもあって、電気関係の機器や部品、道具、施工方法に関わるかも知れないと思うような発明があると、つい見入ってしまいます。
素人感覚で恐縮なのですが、時折、「へぇ~、なるほど」と思うような発明に出くわします。
ツイートに記載のあるURLをクリックすると、該当する開放特許情報データベースの画面が開き、発明の概要を知ることができます。
中には、面白そうだと思ってクリックすると「このライセンスの情報は削除されました。」といった表示が出てくる特許もあります。
どうなったのかと想像が膨らんだりします。?(´・ω・)?
自社ウエブサイトからの発信・周知
方法は様々ですが、自社のウエブサイトで開放特許を発信・周知されている企業もあります。以下はその例になります。
パナソニックIPマネジメント株式会社
タツタ電線株式会社
資産活用の手段として、あるいは知財を必要な人に届ける手段として、ひとつでも多くの成果が生まれると良いなと思います。
本日は、知財セミナー「つながる特許庁 in KANSAI」の情報をウエブサイトで見つけましたので、ちょっと面白い(かも知れない)「開放特許情報データベースSNS」とあわせてご紹介。
~振り返りウエブサイト訪問/読本。