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『東大発AI企業が関西をDXする~UPGRADE 関西~』第二弾

はじめに

こんにちは、JDSCの早川です。私は大阪の大学院を修了後、新卒でパナソニック株式会社に入社し、設計・企画を経験した後、アクセンチュアを経て、2024年1月に関西メンバーとしてJDSCに入社しました。
今回は、同じく関西メンバーとしてJDSCに入社した、海老名さん・中村さんのお2人に入社の経緯やJDSCでの働き方、魅力といった点をインタビューしました。
JDSCの中でも関西を拠点に活動するメンバーにはどんな人がいるのか、このnoteで知っていただければ幸いです。


大手コンサルティングファームからAIベンチャーへ

(早川)
まず、お2人のこれまでのキャリアについて教えてください。


海老名紘明(コンサルタント)

私は新卒で関西の電力会社にて設備の保守・運用・開発、新事業の開発に従事しました。その会社では現場経験も重視されていたため、電柱や電線等の配電設備の保守・建設作業、より具体的には電柱に上っての電線等の設備設置や樹木伐採等や配電設備の設計業務を行ってきました。今でも懐かしい思い出です。その後は、コンサルティングファームに転職し、主に非エネルギー事業会社のエネルギー戦略に関するプロジェクトに従事し、水素サプライチェーンの構築や新エネルギー発電事業への参入計画の策定等を行ってきました。私は生まれてから大学院までずっと京都で暮らしてきました。大学院でも電力会社との共同研究に携わっていましたので、合わせて30年以上は生活も仕事も関西を拠点として活動してきています。

中村俊一朗(コンサルタント)

私は、大阪の大学を卒業後、一貫してIT畑を歩んできており、新卒でERPの開発エンジニアとなり新機能の開発やその保守、海外の開発会社とのブリッジSEなどをやっていました。その後、日系および外資系のコンサルティングファームにて、ITコンサルタントとして主に関西の製造業のお客様への基幹システム導入のご支援やIT戦略の策定、セキュリティといったプロジェクトに従事してきました。大学の学部時代も含めると約10数年大阪に住んでおり、大阪、関西への縁を感じております。


JDSC入社の動機は「ビジョン」と「人」

(早川)
それぞれ大きな会社で順調なキャリアを築いていた中で、AIベンチャーに転職するというのは思い切った決断かと思います。
転職を考えたきっかけや、JDSCに入社を決めた理由は何でしょうか。

(海老名)
事業会社やコンサルティングファームでは実現できない、産業全体を自分たちで能動的に変革することができるという点に惹かれました。事業会社ではどうしても個社の変革しかできず、一方、コンサルティングファームでは決定権はあくまでクライアントにあり、能動的に変革を起こすことが難しいと感じていました。JDSCでは、コンサルティングファームで実現できなかったことを自分たちで実現したい、そういう熱い想いを持っている方が多くいる印象があり、他社よりもビジョンのスケールや具体性が高いところに魅力を感じました。

また、選考を通じて見えた働いている人の雰囲気も好印象でした。厳しそうでもあり、でも人間的にも魅力的な人がそろっているところが決め手でした。

(中村)
私も海老名さんのコメントにとても共感できます。特にコンサルティングファームの戦略系の案件では、お客様が戦略を遂行し、実際に効果が出るまでに時間がかかります。そのため、なかなか自分の支援=自分の費やしたエネルギーに対する効果や意義を実感しにくい、と思います。それに対し、JDSCでは「UPGRADE JAPAN」をビジョンに掲げ「産業全体が抱えている課題を解決する」というスタンスを取っている点が非常に魅力的でした。

また、選考でお会いした皆さんが大手コンサルティングファームでの経験を積んだうえでJDSCに参画しており、同じような想い・パッションを持ったメンバーが集まっていると感じました。もちろん、関西拠点の立ち上げに携われるというフェーズも魅力でした。

JDSCに入ってからのギャップは予想以上の「風通しの良さ」!?

(早川)
なるほど。2人とも熱い想いを持ってJDSCに入社してくれたようで、選考に関わった私としても嬉しい限りです。
入社してしばらく経ちましたが、入社前後でギャップは感じていませんか?

(中村)
実は大きなギャップなく、すぐに溶け込めた感じがしています笑。コンサルティングファーム出身者も多いため、これまでと同じような仕事の進め方、働き方ができるというのは大きかったです。またリモート勤務が多い中ですが、様々なメンバーとの交流もあって馴染みやすかったと思います。

(海老名)
入社前は、データサイエンティストの専門性が高い分、社内コミュニケーションが難しいイメージを持っていました。 しかし、実際に入社してみると、社内イベントや勉強会などを通して、様々な部署のメンバーと交流する機会が多く、予想以上に風通しの良い社風だと感じました。 特に印象的だったのは、データサイエンティストとエンジニアが一緒に技術的な課題を解決しようと議論している姿で、JDSCはオープンで協調性の高い組織だと感じました。

(海老名)JDSCは風通しの良い環境

JDSCらしさは「三位一体」の課題解決にあり

(早川)
JDSCではプロジェクトを進めていく中で、ビジネス系のメンバーと技術系のメンバーが協力しながら進めていくシーンが多々あります。他職種のメンバーと協力して進める中でのやりがいや学び、またはJDSCらしいと感じたエピソードがあれば教えてください。

(海老名)
デリバリーでは、東京のデータサイエンティストのメンバーとも一緒に仕事を進めています。業務知見のないデータサイエンスティストの方でも、クライアントの業務や課題感にかなり踏み込んでディスカッションをしている様子は、JDSCらしいと感じています。 クライアントとのディスカッションを通して、データサイエンティストやエンジニアがクライアントの業務を深く理解しようとする姿勢に感銘を受けました。
私も、クライアントの課題をデータで解決するために、技術的な知識だけでなく、業務や業界への理解を深め、より良いソリューションを提供できるようになりたいと思っています。

(中村)
JDSCでは「三位一体」と謳っているように、東京・関西といった拠点の違い、Biz/TC/DS(※)といった職種の違いに関わらず、それぞれに強みを持ったメンバーが協力しあって価値を出すことを大事にしています
私の場合は、AI/ML(Machine Learning)を実装するためのシステム開発観点での知見提供に加え、地の利を生かして関西のクライアントに足繫く訪問するといった貢献もできるので、それぞれメンバーの特徴を生かしてデリバリーを進めていくのは面白いですね。
また海老名さんが言及されていたように、データサイエンティストもクライアントの業務や課題にかなり踏み込んでディスカッションをし、モデルに落とし込もうとしている姿勢は、とてもJDSCらしいと感じています。クライアントから受領したデータを分析し、外れ値を基に、業務特性の違いや業務データの入力時の揺らぎを見出し、AIの精度を高めていく。加えて、BizやTCとも協力し、業務の分類やデータ入力時のルール変更も提案するといったアプローチは、まさにデータサイエンスを軸にしたプロジェクトだと感じています。
※Biz:ビジネスコンサルタント・事業開発職、TC:テクノロジーコンサルタント職、DS:データサイエンティスト職の社内通称

(中村)JDSCの良さは「三位一体」

関西メンバーはリモート中心ながらも東京メンバーとの交流も充実

(早川)
ありがとうございます。
続いて、働き方についてお伺いさせてください。JDSCは、東京大学にも近い後楽園に本社がありますが、関西所属のメンバーはどのような働き方をしていますか?

(海老名)
普段はリモートで働いています。プロジェクトは東京が多いですし、プロジェクトメンバーも東京が中心なのですが、slack・GoogleMeetなどのコミュニケーションツールを活用することでうまくオンラインで働けています。様々なクラブ活動もなされており(関西メンバーももちろん参加可能)、楽しく交流しながら仕事しているのが印象的です。
また、平均残業時間も20時間程度なのでコンサルティングファームと比べると圧倒的にワークライフバランスは取りやすく、プライベートの時間も充実させることができます。 実際に、休日は家族と過ごす時間を大切にしたり、趣味の時間を満喫したりしています。

(中村)
私も普段はリモート中心ですが、関西のクライアントのプロジェクトにアサインされているため、クライアント先にもよく訪問します。クライアントとの距離も近く、食堂で一緒にご飯を食べるといった機会や工場見学といった機会があり、その場の会話を通してクライアントの課題感やJDSCへの期待を生の声で聞けるというのも良いですね。
また、東京のメンバーが関西に出張して、一緒にクライアント先に訪問したりコワーキングスペースやカフェで一緒に仕事をしたりする機会もあります。なので、関西在住ならではのデメリットはほとんど感じていないです。

関西拠点は今まさに拡大中!!

(早川)
ありがとうございます!JDSCでは今まさに関西拠点立ち上げに向けて、関西在住のメンバーが中心となり、オフィスの選定や社内ルールの調整といった総務的な検討から関西拠点のプロモーションといった広報的な検討、関西での採用方針/採用戦略といった人事・経営企画的な検討まで文字通りゼロベースで進めているところです。
クライアントへのデリバリーだけではない、新しいチャレンジもできるのは非常に面白いです。

最後になりますが、今後、関西拠点のメンバーと一緒にどんな挑戦をしていきたいか、これから入社してくださる方へのメッセージとしてコメントお願いします。

(海老名)
関西には既に多くのクライアントもいるので、JDSCとしても関西のメンバーを増やし拠点を大きくしていくフェーズになっています。 特に、関西は魅力的なメーカーが多いため、製造業におけるDXを促進し、AIやIoTを活用した新たなビジネスモデル創出に挑戦していきたいと考えています。関西で一緒に新しいビジネスを創出し、地域社会に貢献できるやりがいのある仕事です。ぜひ、私たちと一緒に関西拠点の成長を加速させましょう!

(中村)
海老名さんのおっしゃる通りで、関西には既に多くのクライアントもいるので、メンバーを増やし拠点を大きくし、より多くの企業にAI・データを軸にした価値提供をしていきたいと考えています。特に関西は、東京に比べるとまだまだAI・データ活用に強みを持った会社は多くないので、当社がお役立ちできる機会も非常に多いと思っています。製造業をはじめとした関西の様々な企業と協業し、関西、ひいては世の中により大きな価値を提供していけるよう、これから仲間になる皆さんと一緒に挑戦し続けたいです。

(早川)
ありがとうございました。関西拠点はまさに立上げに向けて準備中です。今後の発信にも乞うご期待ください!



多様なバックグラウンドを持つメンバーとUPGRADE JAPANの実現に向けて、ぜひ一緒に関西を盛り上げていきませんか

※サムネイル及び記事内画像の撮影場所:コンパスオフィスイノゲート大阪

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