ホンダ論~JDPアセットマネジメント株式会社 野外サークル

ホンダは1990年代前半の不振時に、国内生産100万台、国内販売80万台でもオール本田が生きていけることを目標にしたリストラを断行しました。その際、ホンダや協力部品メーカーの国内生産能力を90万台をメドに削減していました。

このため、120万~130万台生産していた1990年代後半は、開発・生産両面でオーバーキャパの状態になっていました。繁忙なホンダに売り込みをかけたのが日産系の部品メーカーでした。

カンセイ、ヨロズといった収益に余力がある日産系メーカーは、政策的な低価格でホンダから受注を獲得しました。

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