オーディオインターフェイス MOTU M2を購入しました
最初にお断りしておきますが私はDTMもしますがオーディオインターフェイスを変えたのはハロプロの曲をよりよい音で聴きたいというのが目的で、この記事もそのことについて書いているのでDTMなどでオーディオインターフェイスを使いたいという人にはあまり参考になることは書いていないんじゃないかと思います。
以前にIXO12というオーディオインターフェイスを購入してハロプロの曲でどういう音が鳴っているのかよくわかるようになったということを記事に書いたことがあります。
IXO12は13,000円ぐらいで音もいいとてもコスパの高いオーディオインターフェイスなのですが、価格的にもう1ランク上げて3万円前後の商品を買えばもっと劇的に音がよくなるんじゃないかと思い色々と情報を集めていて候補をMOTU M2とAudient iD4mk2という機材に絞っていました。
参考にさせてもらった記事や動画を貼っていきます。
MOTU M2とAudient iD4mk2は1万円ほどの価格差があるのでAudient iD4mk2に気持ちが傾いていたのですが、MOTU M2がブラックフライデーのセールで5千円ぐらい安くなっていたので思い切って購入してみました。
(2014年11月23日加筆部分)
この記事は昨日公開した記事なのですが、一晩寝て今まで使っていたオーディオインターフェイスと同じ曲を連続で聴けば違いがはっきりわかるんじゃないかと思って聴き比べてみて、感想が大きく変わったので、一部記事の内容を加筆修正しています。
MOTUのM2は音の解像度が高くなったため音の情報量が多くなって、その変化に脳が追いつかないようにさえ感じたので、視覚の情報をシャットダウンするために目を閉じて、音楽の再生環境が変わった時に必ず聴く曲を2台のPCにIXO12とM2をそれぞれ接続して同じヘッドホンを使って同じ曲を連続で聴いてみました。
使用しているヘッドホンはオーディオテクニカのATH-M50xというモニターヘッドホンです。
モーニング娘。『リゾナント ブルー』
IXO12を購入した時の記事ではこう感想を書いていました。
”IXO12で聴いてみると、つんく♂さんのコーラスやツッツクタ♪みたいなボイスパーカッションってこんな大きい音で鳴ってったっけ?ってくらいよく聴こえるようになりました。
さゆ(道重さゆみ)の声が最初にこの曲を聴いたときよりたくさん入っていることにも気づけたのも今回嬉しいポイントでした。”
MOTU M2で聴いてみたことで、さゆの声が要所でパーカッションのように効果的に使われていることに気づけたり、音の解像度が上がって今まではっきりとは聴こえていなかったボーカルのハモりやつんく♂さんのボイスパーカッションなら一音一音まで明瞭に聴こえようになったので、集中して聴けば曲中で鳴っているほとんどの音は聴き取れるようになったんじゃないかなと感じました。
モーニング娘。『One・Two・Three』
IXO12とM2と連続で聴き比べしてわかりましたが、やっぱりこの曲の作り込み方は半端じゃなかったです。
全体を通して鳴っているハイハットの音や右のチャンネルで鳴っているパーカッションがとても印象的なことや今まで最初に聴こえているシンセのフレーズが自分には前半しか聴こえていなかったんだということに気づいたり、さゆ(道重さゆみ)のウィスパーボイスの囁き所々要所でヘッドホンの左右からはっきり聴こえるようになって曲の印象がまた大きく変わりました。
IXO12を購入する前は同じSteinbergのUR22mk2というオーディオインターフェイスを使っていたので、同じメーカーの機種がモデルチェンジした時とは比較にならないぐらいの変化があって最初はかなり戸惑いました。
ここから先はこの記事を加筆修正する前の昨日の時点で『リゾナントブルー』や『One・Two・Three』を最初に聴いてみて、あまりにも色々な音がよく聴こえるようになって戸惑っていて、他にも色んな曲を聴いてみようと思って聴いてみた時に書いていた部分です。ややこしくてすみません…
(2024年11月22日記入部分)
ハロプロの曲でもすぐに音がよくなったことがわかりやすい曲があるんじゃないかと思って探して聴いてみて、今までの再生環境では聴こえなかった音が聴こえて、そのうえで曲としても今までよりいい音でいい曲に聴こえるようになった曲がありました。
スマイレージ 『地球は今日も愛を育む』
スマイレージ 『ミステリーナイト!』
やっぱり6人時代のスマイレージは至高だ…
『地球は今日も愛を育む』は今までの再生環境でもボーカルをカットするとハモりのパートが聴こえるので、ハモりがすごいのはわかっていたのですがボーカルのある中域をカットしなくてもハモりがはっきり聴こえてくると、かにょん(福田花音)、めいめい(田村芽実)、たけちゃん(竹内朱莉)というそれぞれがハモりも担当できるボーカリストが3人もいるというのはとても強力だなと改めて思いました。
色々な曲を聴いていてハロプロの曲のリスニングにはちょっとオーバースペックだったかなとも思っていたりしたんですが、この曲を聴いてぶっ飛びました。
アンジュルム 『ミラー・ミラー』
自分の耳が終わってるってから今まで聴こえてなかっただけって可能性もあるのですが、途中で、え?これリミックス聴いてんの?っていうぐらい今まで全く聴こえていなかったパートがあることに気づいて、これ知ってると知らないとじゃ音楽の体験としては全く違うので、高かったけど買ってよかったなと実感しました。
あとこれは本当に自分の耳が終わってる可能性が高いんですが大げさじゃなく1000回は聴いている『46億年LOVE』のイントロでよく聴こえていなかった音があったことに気づき、今まで自分が聴いていたのと違う音のように感じたのはちょっとショックでさえありました。
アンジュルム 『46億年LOVE』
ここまで音の解像度が高くなってしまうと今まで聴いていた曲が良くも悪くも違って聴こえてしまうなとも思ったのですが、これから聴く曲はこれが当たり前になるので変化を感じることはないし、聴こえ方が違う曲もその環境が普通になると耳が慣れてくるのは今までの経験でわかってはいるので解像度の高い音でハロプロの曲や他の音楽も楽しんでいこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。