AWS CLF 試験を受けてきた話
本日、AWS CLF(クラウドプラクティショナー)認定試験を受験し合格出来たので準備したことや受験してみて感じたことを雑に書き出してみます。
AWS CLF とは
2021年5月3日時点で(たぶん)11個あるAWS認定資格の1つで一番簡単なやつです。詳しくはググってください。
なんで受験しようと思ったか
認定資格の話とは少しそれてしまいますが、今どきの出来るエンジニアってインターネット上でのアウトプットがすごいイメージありません?
ブログやテック系の情報共有サービスやGithubなんかで積極的に自分の持ってる知見や技術を公開して共有している印象があります。
不特定多数を相手に自分の知見を公開する時は相手に伝わりやすいように文章を整理したり、Githubの場合はアーキテクチャやコードが恥ずかしくないように整えたりしますよね。その過程が自分自身の成長に繋がりますし、世の中にはすごい人がたくさんいるわけですから場合によってはフィードバックがもらえて新たな知見やアイディアを得ることもあります。
自分もそういうことやっていきたいなと思い続けてはや4年、たまにプライベートでプログラム書いても公に出来ないようなものばっかりでパブリックなリポジトリは肥えず、Qiitaなんかも記事のネタを思いついてもめんどくさくて書かないことが多かったわけです。
そんなこんなで社会人も5年目に突入してしまい、もういい歳になってきたのに、外から見える形で残っている実績みたいなものがなかったので、資格でも取ってみようかなって思いました。
色々調べて、結構人気があるっぽくてなおかつ自分が業務やプライベートの開発でも使っているAWSの認定資格に挑戦することにしました。
事前知識
AWSは学生時代の2016年末頃に触り始めて、2017年4月に社会人となって以降も業務、プライベートでそれなりに触っています。
基本的なサービスについてはそれなりに知識はある状態だったと思うので、「CLF って一番簡単らしいし、まあちょろいのでは?w」って認識でした。
とは言ってもIPAの資格みたいに過去問を見れるわけでもないので、あまりどういう問題が出るかわからないですし、ある程度の準備は行いました。
勉強期間
2021年4月10日~2021年5月3日
勉強方法
AWS認定資格取ろう!と思ったのが4月頭くらいで、教材調べてたらUdemyで新春セールみたいなのやってたのでSAAのコースなんかも合わせて買いました。
SAAは対策本とか買ったほうがいいんだろうなと思ってますがCLFはこれだけ。
1個目のやつは動画解説 & たまにハンズオン(EC2 や RDS など主要サービスのみ) → 確認問題の繰り返しで、最後に模擬試験が2回分ついてるって構成です。
2個目のはひたすら模擬試験。難易度が簡単なものから難しいものまで。
で、さあ勉強始めようと思って解説動画を見始めるわけですが、序盤はAWS経験がそこそこある人からしたら「んなこと知っとるわ!」と思うことが多いです。
時々ニッチな機能についての解説があって「はえ〜」と思うところもあるんですが、序盤で舐め腐ってしまった自分はメモも取らず、画面もろくに見ず、トイレや歯磨き中、ストレッチ中にながら再生するような形で進めてしまいました。
その結果最初の2回の模擬試験は合格ラインに届かず🤪
この辺で焦り始めてひたすら章ごとにある確認問題と模擬試験を繰り返して覚える。時々、というか結構な頻度で「文章だけじゃなんのサービスか全然わかんねーよ!」となる解説や問題文があるので、気になったやつは軽くAWS コンソールで触ってみたりします。
やっぱり実際に触ると急速にイメージが掴めます。
最後の3日間は追い込みかけた形でひたすら問題解いてましたが、それまでは空き時間に数問ずつ解くみたいな進め方でも受かったので、舐めすぎはいかんですが数年の経験があればそこまで本腰入れて勉強しなくても受かると思います。
受験予約
模擬試験を周回して合格点が余裕で出るようになってきた頃にちょうどGWが近づいてきたので、GW中を狙って受験日を設定しました。
自宅で受験する方法とテストセンターに行って受験する方法がありますが、自宅受験は結構監視が厳しいらしいのが嫌だったのと、上映中の「名探偵コナン 緋色の弾丸」も見たかったのでテストセンターで受験することにしました。
AWSトレーニングの画面から試験の予約をするわけですが、やたらリダイレクトされるし認証多いしでわかりにくいし面倒くさい😩
もうちょっとなんとかならんかAWSさん
とにかく予約画面で選択出来るテストセンターで自宅から一番近い「札幌駅 南口テストセンター」を選択。時間は12時に設定。
受験当日
朝10時くらいに起床。朝飯は食わずに出発。
札幌駅に11時20分に到着。
軽食を取りたかったが初めて行く場所はいつも迷子になるので先にテストセンターのあるビルを下見。それから近くのコンビニで朝食購入。11時30分。
札幌駅内はベンチたくさんあるので適当に座って食う。11時45分くらいに食い終わる。
テストセンターに到着。11時50分。
最初に検温。34.9度で内心草生える。しかも試験後に映画館で検温された時は36.7度だしガバガバすぎんか?
受付に案内された通りに身分証明書2つ(運転免許証、マイナンバーカード)を出したり書類に署名したり荷物をロッカーに預けたりポケットの中身確認なんかしてからパソコンがたくさん置いてある部屋に案内される。
試験開始前の確認事項みたいな画面が出るまでは係の人が操作してくれるのでそこからスタート。時計がなかったので時間がわからないがたぶん12時過ぎてた。
自分が操作するのは確認事項のページからで、当然読み飛ばして試験開始。
試験中は右上に残り時間タイマーと見直し用のチェックボックス、左上にメモボタン(押すとメモ用のモーダルが出るが使うことはないと思う)とEnglishボタン(モーダルで英文の問題文が出る)、右下に「前へ」「次へ」ボタンがある。
加えてホワイトボードとペンが係の人に渡されるのでメモに使える。
最後の問題の「次へ」を押すといきなり終了ではなく見直し画面になって問題の一覧が表示され、そこで未回答、見直しチェックでの絞り込みが出来る。
試験時間は65分だが約30分で試験終了。
それが終わるとアンケート。1分くらいで終わった。
知らんサービスの問題は後で調べようと思ってホワイトボードにメモってみたけどスマホ取り戻す前に回収されてしまったのでなに書いたか忘れた。
手応えとしては、わからん問題もそこそこあったけど合格ラインには届いたでしょ。くらいの感触。余裕で受かった!とは行かないくらい。
他の方の受験してみた系の記事で「試験が終わったらすぐ合否が出る」みたいな情報を得ていたのと、昔オラクルマスターを取った時にもすぐ合否が出ていた気がしたのですぐ合否が出るかと思いきやしばらく待っても通知が来ませんでした。
合格の知らせを見てスッキリした状態でコナンを見るつもりがソワソワしながら見る羽目に。。。
試験結果
試験が終わってから約5時間半後の18時11分にメールが届きました。
Amazon Web Services Training and Certification から新しいバッジが発行されています
「合格しました!」みたいな文言は一切ないですが「あ、受かったんだな」ということはわかるメール。
Credly というサービスでデジタルバッジを発行。
やったぜ。
さらに数十分後くらいに試験結果のレポートがダウンロード出来るようになりました。
反省
試験後半おしっこしたすぎて足ムズムズしながら解いてたり、朝飯食う時間もなかったり、朝最後に解こうと思ってた模擬試験も解けなかったしで
時間に余裕を持って行動しよう!
あとは解説動画さすがに流し聞きすぎたのか、確認問題で間違う→「こんなん知らんがな」→「解説動画で言ってるやん...」パターンが多かったので、やっぱりちゃんと脳みそにインプットするには一つの物事に集中したほうがいいわね。
SAAからはながら勉強オンリーにするのはやめようと思う。