非公認連続入賞 純雷契約

はじめに

　みなさん、お久しぶりです。JDです。記事を書くのは紫エヴァ以来ですね。

　今回は高槻百鬼と住道百鬼、エボル杯使用した純雷契約の記事になります。百鬼はこちらと赤白を握ってベスト4とベスト8、エボル杯ではこちらと蒼波を握ってベスト8でした。

　優勝にこそ届いてないものの3回の非公認全て予選1位抜けしており、安定感、デッキパワー共にかなり高いのでぜひ多くの人に手に取っていただきたいです。

　無料部分では契約編3章で強化された点を解説し、有料部分で具体的なリストを交えて解説していこうと思います。

無料部分　純雷契約の変遷

　まず契約編3章以前の純雷契約についても軽く触れていきます。2章段階でのこのテーマは正直なところお世辞にも強いデッキとは言えませんでした。

　主な理由は

①ランポへの依存度が高すぎる
②カードごとの噛み合わせが悪い

ことが挙げられます。

　まず①ですが、純雷契約はランポがいないとバーストをメタれないため、ランポが魂状態になった途端に決定力がかなり落ちます。しかもそのランポを魂状態から復帰させようと思っても

　主に採用されているグローム・ランポ以外のカードの煌臨時効果が強制発揮なためにカシウスの槍やファラオム、エルサルバトールを踏むリスクが常に付き纏います。
　自分のターンなら小型の碧雷で殴って契約煌臨すればバーストはケアできますが、そもそも収録されている小型の碧雷が召喚時強制発揮のものが多く、結局そこでバーストを当てられるリスクが伴います。
　そして大型のグロームランポは自分のターン煌臨で煌臨時がありませんが、ランポがないとそもそもカウント7まで貯めるのが難しいため、結局序中盤の蘇生札の役割は担えないです。

　このようにランポの蘇生すら現環境では難易度が高く、かつランポがいない時のパワーダウンも半端じゃないのが致命的な欠陥でした

　次に②ですが、これは主にこれらのカードのことです。

以降2枚合わせてジャマーエッジと呼称

　この2枚は共に今の緑デッキ全般を支えるカードであることは間違い無いですが、いかんせん純雷契約にとって不都合な点があり、それが打点、決定力不足につながっています。

　バインドエッジについてですが、純雷契約の中にバインドエッジで回復できるカードがエクレル・ヴェスパーしか入っておらず打点に貢献しづらいです。採用されているスピリットの枚数などの兼ね合いであまり横展開ができないデッキなので、確実に打点に貢献できないというのは辛いところです。

　バタフライジャマーも主なリソース札が手札を捨ててドローする手札交換タイプのカードであるために、必要なときに抱えておくプレイがしづらいです。
　ミラージュにジャマーを逃すことである程度は緩和可能ですが、それも決めにいく際に他のミラージュを持っていなければいけません。

　そして基本的にこれらのメタカードはガン投しなければ意味をなさないため、打点にしづらいカードが6枚確定で入ってしまい、必然的に打点になるスピリットカードを入れる枠が少なくなってしまいます。
　それがランポへの依存度の高さと相まってこのデッキのリーサルの出しづらさを助長してしまっていました。

　そのため、ランポやジャマーエッジが無理なく入り、フィニッシュをロストソードやビャクガロウXといったパワーカードで行え、ハッパやヴィーナのサーチでリソースも安定させやすい緑起幻が契約カードのメタデッキとして環境に食い込んだというのが契約編2章段階でのランポを使用したデッキの変遷でした。

　そんな中で出た第3章、とんでもない化け物カードが登場しました。

　それがこのビート・ランポ、マジでありえないくらい強いです。狂っています。

　このカードの登場によって生じた変化が以下の通りです。

①自分のターン煌臨かつ条件がゆるゆるなため蘇生が簡単
②煌臨時効果をもたないため、カシウスやファラオムなどのメタカードを踏まない
③自身にカウントをためる効果を内蔵しており、カウントの増加が安定
④バインドエッジで回復できる刃虫の増加
⑤コスト5のため相手のジャマーエッジを貫通
⑥上振れ札の増加（メインでのテッポウブレイヴが間に合うためランポビート・ランポ2パンで5点出せる）
⑦カウントの増加スピードが上がりグローム・ランポ着地が安定した。

　1枚でできることが多すぎです。イカれています。このカードの登場により、純雷契約は環境に食い込むのに十分なデッキパワーを得ることができました。

　今回のデッキは、そのビート・ランポを絶対に引き込むことのでき、かつ相手の手札誘発やバースト、火山などのヘイトネクサスなどの妨害を全て貫通できる構築に仕上げました。

　さて、ここまで長々とお話ししてきましたが、いよいよ有料部分に入り、具体的なリストを交えてお話ししていこうと思います。

　また僕の所属しているバトスピ最強調整チーム、shooting starでは、他のメンバーも記事を書いているので是非Twitterのチームアカウントをフォローしてチェックしてみてください。

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　一部の方とはここでお別れです。有料部分でお会いできるのを楽しみにしています。

 ここまでありがとうございました！JDでした！