地方議会素人の私が地方議員企画つくってみた
2月12日に開催されたJCPサポーター5周年感謝祭。
その最初の企画
『こんなこともできるんだ! 地方議員さんに聞いてみよう!』に携わった。
企画に携わったといっても別に地方議員について詳しいわけじゃない。
なにも知らないから、地方議員さんに何やってるのか直接教えてもらおう!
という他力本願まるだしな考えだった。
しかし、この企画は本当に素晴らしいものになった。
それはひとえに快く登壇してくださった議員の皆さんのおかげだ。
私達が繰り出す素朴すぎる質問に対して、三人はそれぞれ真摯に向き合ってくれ、私達が考えていた以上に「共産党の議員が何のためにいるのか」という本質的なことを教えてくれた。
地方議員の仕事。
それは毎日、市民の生活相談に乗り続けること。
毎朝早くからの街頭演説。
アンケートを行って、市民のくらしに「困った」がないかを聴きとること。
そうして聴き届けた市民の声を、議会に届けること。
彼らが聴きとる「市民」の声とは、票を持っている「有権者」のものだけじゃない。
「選挙権がない子どものことなんかやっても票に結びつかないから意味ないよ」
なんて言われながら、ないがしろにされる子どもの声を聴き、ブラック校則問題を人権の問題として議会に上げる。
自分で子どもの送り迎えをしてご飯を作る、そんな私達と同じ「くらし」を営みながら。
大企業や業界団体の利権の調整しかしない世襲議員の雲上人のようなくらしとは大違いだ。
三人は、国会議員であれ地方議員であれ、共産党の議員の仕事は市民の声を聴き、それを「議会に届ける」ところから始まる…と何度も語った。
これって共産党の議員達が私達の声を代弁してくれてるってことじゃない?
献金をくれる企業の利権に基づいて政治をしているんじゃないってこと。
「共産党の議席が議会で増えると何が変わると思いますか?」
と問いかけた私達への三人の答えはこうだった。
浦野:
「『わずか1議席、されど1議席』で、まず言えるのは1議席増えることで質問の時間が増えます。そうすると住民の皆さんの声を届けられる数が増えるんです。議決も大事です。生活保護の基準を引き上げる意見書や、統一教会問題の全容解明を求める意見書をあと1議席足りなくて否決されてしまい、国に提出することができませんでした」
吉良:
「国会も同じでね、1議席増えれば質問時間が増えます。参議院選挙で2議席後退してしまって質問時間が大きく減りました。それこそブラック校則のような後回しにされがちな議論を議会で取り上げるためにも、議席は本当に大事なんです」
池川:
「やっぱり多様な人が議会にいると多様な質問ができるし、取り上げられるテーマが増えるんですよね。ただ、共産党の議席が1議席でもあるかないかは天と地の差なので私は各議会に広く議席を増やしていきたいんです。議会運営そのものが大きく変わります」
また地方議会で取り上げられた問題は、吉良議員のような国会議員との連携によって国会の議題にのぼる。
ブラック校則問題や学校給食無償化などがそうだ。
市民の声を掬い上げるというモチベーションを持つ多様な議員の存在によって、多様な市民の声が議会に届く。国会に届く。
そしていよいよ4月、統一地方選挙がはじまる。
くらしが楽になってほしい。
生活できるレベルに給料を上げてほしい。
選択性夫婦別姓制度や同性婚をかなえたい。
女性が差別されない社会がほしい。
誰もが安心してくらせる平和な社会を守りたい。
そんな願いを叶えるには、その願いを届ける議員がいなければ叶えられない。
それには私達がどんな議員を議会に送ることができるかにすべてがかかっている。
だから私はサポーターになって共産党の議員を全国で増やしたくて活動しています。
これを読んで賛同してくださるみなさんも、ぜひサポーターの活動や選挙ボランティアに参加してくれると嬉しいです。
執筆者:W
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