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ケーブル技術ショー2024 出展レポート

みなさん、こんにちは。
ジャパンケーブルキャスト株式会社(JCC)マーケティング部です。

今回は、2024年7月18日(木)~19日(金)に東京国際フォーラムで開催された「ケーブル技術ショー2024」について、レポートしたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです。


ケーブルコンベンション関連イベント「ケーブル技術ショー2024」とは?

「ケーブルコンベンション」とは、(一社)日本CATV技術協会、(一社)日本ケーブルテレビ連盟、(一社)衛星放送協会の3団体共催で、ケーブルテレビ業界関係者が一同に集う会として、記念式典や各種セミナー、情報交換会が行われるイベントです。
「ケーブル技術ショー」は、「ケーブルコンベンション」に関連したイベントで、ケーブルテレビ業界を技術面からバックアップし、業界の発展に貢献する最新の技術やサービス、ソリューションを紹介する国内最⼤級の展示会になります。

JCCは、2014年から毎年「ケーブル技術ショー」へ出展を行っており、2024年もブース出展とオープンステージでの講演を行いました。

🔸2023年の出展レポートはこちら🔸

JCCブース展示内容

JCCブースでは、「地域の『えん』をつなぐ、JCCの最新ソリューション」をテーマに、コンテンツプラットフォームサービス・インフォメーションプラットフォームサービスの展示を行いました。

まず、コンテンツプラットフォームサービス展示内容についてご紹介します。

■コンテンツプラットフォーム■
『えんてれ』
・新コンセプト紹介、事例、コンテンツ紹介、公開収録
『JC-HITS』
・ACAS
・チャンネルラインナップ
・IPマルチキャスト放送

『えんてれ』展示について

2024年10月1日から、『チャンネル700』が『えんてれ』にリニューアルします。そのためブースでは、『えんてれ』をメイン展示として、新しいコンセプトやコンテンツなどをご紹介しました!

リニューアル後もコミチャン、第2コミチャン、サブチャンネルなどへのサイマル転用が可能です

ブースでは『何が変わるのか?』『ロゴの意味は?』などのご質問を、多くの方からいただいた印象でした。
リニューアルに合わせ、『えんてれ』紹介VTRを用意しましたので、ぜひご覧ください!

🔸『えんてれ』最新情報は特設ページ『チャンネル700』公式Xでも公開中になります! 
🔸『えんてれ』リニューアルについては、note記事をご用意してますので、ぜひご覧ください!

また、ブースでは落語家の笑福亭べ瓶様にブースにお越しいただき、『チャンネル700』オリジナル番組である『笑福亭べ瓶のイドバタッ!』の公開収録も行いました。
本番組は2023年6月から、ケーブルテレビ事業者様との制作コラボ企画として開始した番組になります。全国のケーブルテレビ事業者様への訪問から始まり、アポなしで地域をめぐりながら様々な"イドバタ(井戸端会議)"に参加する旅番組!番組最後には旅のハイライト落語で締める、人気番組になります。
今回は、ブースにご来場いただいたケーブルテレビ事業者様にも特別出演していただきました。ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました!

左:JCC COO 大熊  右:笑福亭べ瓶
公開収録した番組は10月に放送予定になります。お楽しみに!

『笑福亭べ瓶のイドバタッ!』過去配信分は、YouTubeでも公開中です。
是非ご覧ください!


『JC-HITS』展示について

JCCが提供する多チャンネル配信サービス『JC-HITS』の展示では、今年もACASマイグレーションに関する展示や、『JC-HITS』チャンネルラインナップの紹介動画をモニター再生し、ご紹介しました。
さらに、IPマルチキャスト放送による『新しい多チャンネルサービス』展示として、メーカー各社様にご協力いただき、JC-HITS信号を用いてIPマルチキャスト放送のデモンストレーションを行いました。
ご来場いただいた皆様には、IPマルチキャスト放送について期待することやご意見を壁面に記載いただきました!
今回の技術ショーでは多くのご意見をいただきましたので、これをもとに、IPマルチキャスト放送によって変わる新しい放送サービスとして、通信機能を活用した付加価値のある新しい多チャンネルサービスの提供ができるよう検討してまいります!

左から『ACAS』、『新しい多チャンネルサービス』展示
ご意見記載にご協力いただいた皆様、ありがとうございます

続いて、インフォメーションプラットフォーム展示についてご紹介します。

■インフォメーションプラットフォーム■
『地域DXソリューション』関連
・Hybridcastテレビdeチラシ
・ケーブルテレビ事業者のBtoG支援
・地域・防災DXソリューション
『新サービス』関連
・コミチャンIP配信(参考展示)
・買い物サービス

『地域DXソリューション』関連展示について

JCCではこれまで、コミュニティチャンネル向けデータ放送サービス『JC-data』をケーブルテレビ事業者様へ提供してまいりました。
時代の変化とともにJCCの事業も柔軟に対応をしていくべく、2018年より、スマホアプリやIP告知端末などと連携し、北海道の自治体を中心に防災・地域情報の配信システムの展開を行うなど、データ放送で培った技術を活用し自治体向けに、防災およびDXシステムを提供しています。
今回の展示では、これまでJCCが培った自治体向け防災DX事業を活かした、ケーブルテレビ事業者様との自治体向け協業スキームのご説明をはじめ、提供するソリューションの実機デモンストレーションをしました。

詳しい内容については、以前のnote記事でもご紹介させていただきましたので、合わせてご確認いただけますと幸いです。

『新サービス』関連展示について

今回参考展示として展示を行った『コミチャンIP配信システム』。
本サービスは地域のコンテンツを、JCCが提供するコミュニティチャンネル向けVODサービス「Hybridcast VOD」と、「ケーブルIPスティック※」で配信できるサービスです。

※「ケーブルIPスティック」は一般社団法人日本ケーブルラボが企画、
AJCC株式会社を販売窓口とするAndroid TV.OSをベースとしたAndroidスティックです。2024年5月より本運用を開始しています。

「Hybridcast VOD」で使用するCMSから、「ケーブルIPスティック」へもコンテンツ配信が可能となるため、運用担当者の負荷を増やすことなく、ケーブルテレビ提供エリアを問わない、地域に根差したコンテンツの配信が可能になります!
ブースでは、実際に「ケーブルIPスティック」を接続したテレビモニターを展示し、操作方法や画面のご紹介をしました。

最後に、『買い物サービス』展示について。
こちらは全国24局のデータ放送で2024年6月20日より試験運用を開始したサービスになり、展示では事業スキームなどをご紹介しました。

本サービスは、全国のケーブルテレビ事業者様同士で協力し、
各地域の名産品等をお互いに紹介しあい、地域を盛り上げていくプラットフォームです

現在は、北海道内生産者との強固なネットワークをもつ株式会社感動いちばが提供する北海道の物産をケーブルテレビのコミュニティチャンネルを通して販売しています。
将来的には、全国の名産品等のご紹介ができればと考えています!
今後も改良して、よりいいものをご提供できればと考えておりますので、ぜひご意見いただけますと幸いです。

オープンステージ

展示会場の一部スペースでオープンな形で講演を行う《オープンステージ》にて、JCCはケーブルテレビ事業者様・自治体の情報発信を支えるJCCの最新事例紹介と題し、2部構成で講演しました。
🔹前半🔹
テレビやスマートフォンを使った日常使いが可能な、自治体向け『地域・防災DXサービス』についての最新事例や、ケーブルテレビ事業者様との自治体向け協業スキームについて講演しました。
🔹後半🔹
『チャンネル700』から『えんてれ』へリニューアルするにあたり、新しいロゴやコンセプト紹介をはじめ、活用方法や事例について講演しました。

ご参加いただいた方には、改めてお礼申し上げます。

おわりに

今年は昨年より全体的にご来場者様が増えていた印象でした!
数ある展示の中で、JCCのブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございます。
展示会を通して、JCCやJCCのサービスについて、少しでも興味をもっていただけたら幸いです。

今後も皆様により良いサービスを届けるべく、社員一丸となって精進してまいります
一層のご愛顧賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます

以上、長文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。ご紹介したJCCのサービスにご興味がある方は、以下からお気軽にお問い合わせください。
🔸お問い合わせはこちら

次回noteは、9月に公開を予定しております。
ぜひ皆様からのフォロー&スキをお待ちしております!