見出し画像

刑事政策文献情報 2024年10月


▼罪と罰61-4

・特殊詐欺の関与者の刑事責任に関する近年の裁判例……菅原奉文

・特殊詐欺防止指導について―函館少年刑務所……貞包隆満

・特殊詐欺事犯指導の効果と特徴―窃盗犯との比較から……谷岡明

・駿府学園における特殊詐欺非行防止指導の取組について……出海孝市

・特殊詐欺事犯者―犯罪関与プロセスの類型化と処遇への示唆の試み……大塲玲子

・特殊詐欺の現状と対策……藤田佳宏

・高齢者の特殊詐欺における被害リスク要因―介入方策の有効性を考える……齊藤知範

・日本における単独犯による重大事犯の分析―プロフィールとその暴力的過激化プロセス……濱口佳和,山本麻奈

・〈刑事政策とボランティア〉BBS活動からの学び……榊原葵

・〈刑事実務の現場から〉更生保護官署における息の長い支援―「82条調査・調整」と「りすたぽ」を中心に……瀧澤千都子

▼法務総合研究所研究部報告66

・女性犯罪者に関する総合的研究……伊瀬知陽平ほか

▼犯罪心理学研究62-1

・少年による殺人等事件被害者遺族の支援に関する一考察―精通弁護士との協働による一事例を通して……浅野晴哉,小澤優璃

・職業訓練の受講前後における受刑者の変化―ソーシャルスキル、自尊感情及び社会人基礎力の変化……山岡あゆち

・理想の居場所と受刑前居場所感の一致度が男子受刑者の再犯に与える影響について……神垣一規,佐藤将太

▼家庭の法と裁判51

・〈少年実務 THE BASICS AND BEYOND 13〉検察官送致に関する諸問題……佐藤傑

・〈外国少年司法事情39〉北欧(31)スウェーデンの検察官、弁護士の活動等……廣瀬健二

・〈少年矯正の現場から28〉外部と連携した職業指導の実践……中村信,河原善人

▼更生保護75-8

〈特集:研修〉

・効果的な研修の進め方……宮本映子

・保護司研修について……法務省保護局更生保護振興課地域活動推進係

・新任保護司研修における講談「金原明善物語」……東京保護観察所

・学び合う場を生み続けるために―日本更生保護協会だからこそできる研修を……更生保護法人日本更生保護協会

・白河地区保護司会におけるICT化の取組……吉田茂典

・横軸の広がりを求めて―三地区合同研修から得たもの……飯田健司

・北と南、オンラインでつながる保護司会―八重山保護司会と稚内保護司会・斜里保護司会とのオンライン交流会……上地正人,山本泰照,馬渕一

・「保護司・更生保護女性会員・BBS会員連携強化研修」について……津保護観察所企画調整課

・四国管内更生保護施設による意見交換会……東山和憲

・日本更生保護女性連盟結成60周年記念 第61回“日本更生保護女性の集い”が開催されました……法務省保護局更生保護振興課

▼更生保護75-9

〈特集:寄り添う〉

・「寄り添う」ということ―社会的孤立と伴走型支援……原田正樹

・福祉的な配慮を必要としている人たちへの支援について……石井隆

・よりそい弁護士活動の実践と制度……小竹広子

・「断らない相談支援」の実践について……林星一

・受刑者との給食作りを通して考えさせられたこと……黒栁桂子

・ただただ見守ることしかできなかった……仲道俊寿

・地域の更生支援ネットワークの構築と訪問支援……半野田孝郎

・〈社会貢献活動紹介45〉社会貢献活動―多様な効果を求めて……近藤由美

▼法律時報96-11

・〈拘禁刑時代の施設内処遇〉企画趣旨/1.施設内処遇をめぐる刑事政策と法の相剋……武内謙治

▼判例時報2596

・〈判決録〉特定少年である少年が、少年院仮退院後の保護観察期間中に無賃乗車、無免許運転、大麻所持及び恐喝に及んだ事案において、少年を第1種少年院に送致し、収容期間を3年間と定め、比較的長期間(1年6月程度)の処遇勧告を付した原決定について、処分の著しい不当を理由とする抗告を棄却した事例―東京高決令5・5・26

▼法律のひろば77-4

・〈ひろば時論〉「研究部報告66 女性犯罪者に関する総合的研究」の御紹介……法務総合研究所研究部

・犯罪被害者支援の意義と課題―国費による被害者支援弁護士制度の創設(総合法律支援法改正)を受けて……長谷川桂子

・訟務情報:死刑の執行告知と同日の死刑執行受忍義務不存在確認等請求事件―大阪地裁令和6年4月15日判決

・〈ひろばの書棚〉『犯罪被害と「回復」 求められる支援』編著:伊藤冨士江―現代人文社 2024年6月

▼法学セミナー69-9

・〈新しい刑事政策 第6回〉犯罪をした高齢者の特性とそれに応じた対応……安田恵美

▼法学セミナー69-10

・〈新しい刑事政策 第7回〉ハーム・リダクション―version2.0……丸山泰弘

▼臨床心理学24-5

〈臨床的時間論―生きた時間の回復と治癒〉その人の生が浮かび上がる瞬間―法務施設にて……松本佳久子

▼関西大學 法學論集74-3

・翻訳:版画集『シナの刑罰』の訳注……佐立治人

▼立命館法學414

・刑罰とは何か(5・完)―非刑罰的措置と対比して……冠野つぐみ

▼比較法制研究(國士舘大学)47

・更生保護における人間的な支援の意味(1)……江﨑徹治

▼一橋法学23-2

・日中両国の死刑適用基準の比較研究―同じ死刑存置国なのに、なぜ中国の死刑適用が多いのか……趙悦陽


いいなと思ったら応援しよう!