コロナは私を救ってくれる
※2020年5月10日に書いたものです。不謹慎です。
連日コロナ、コロナと報道されて
生きてきて今までない自粛、自粛の世界で
私は漠然と
私の小さな世界が広がったと感じてしまった
コロナだから店が閉まってる
コロナだから友達と会えない旅行に行けない
みんなが口を揃えていうこの言葉に
私はずっと今のコロナに怯えた世界にいたようだと思う
みんなが普通に生活してる頃
友達と旅行に行ったりしている頃
私は外出自粛も要請されていないのに
どこにも行かなかった行けなかった
行きたい場所も
行きたい人も家族以外誰一人いなくて
こんな自分がずっと寂しいと思っていた
だからといって無理に友達のような人と出かけても
全く楽しくなくてお金の無駄だと感じて
私には家にいるよりも苦痛な時間だった
だから今こんな風にみんなが外に出れないと嘆いていることに関して
私が生まれて今まで生きてきた世界はこれだよと思う
悲しく笑けてくる
こんな風に生きてるから
この世界がこの曇天の世界がこのままずっと続いてくれないかとさえ考えてしまう
これはすごく不謹慎なことだというのはわかってるけれど、
ただコロナという見えない恐怖に怯えて外出を控える社会に何故か私は仲間意識のようなものを感じてしまう
物事には必ず始まりと終わりがあって
コロナもそろそろ収束しかかって
私は不安でストレスで治っていた過食癖が今日再発した
そしてずっと夜に寝れない不眠症に悩まされている
この曇天の世界は私を守ってくれているようで
少しだけ心地よかった
寂しさをみんなに分け与えているようで救われた気すらしていた
そんな日々ももう終わり
緊急事態宣言が解除されたら、在宅勤務もなくなってしまう
セクハラをする本当に気持ちが悪い人に会わないといけない
助けを求めても誰も教えてくれないのにわからないことで怒られる
私の日頃の人間関係の構築の仕方がまずいとさえ言われる
愛想をよくしたら、気持ちの悪い人が勘違いをしてセクハラをしてくる怖さはどうしたら伝わるんだろう
私の会社は異常だけど私は独り苦しいけれど
今まで必死に働いてきて過食症を発症した
甘えだとか努力をしろだとか
それは正論なのかもしれないけれど私を救ってはくれない。
在宅勤務でずっと忘れていた会社への苦しみを思い出して
宣言が一生このまま解除されなければいいと願う日々に嫌気はさすけれど
今の私は実際この日々に助けられてしまっている
それに加えて、みんなと同じように
無理矢理友達と遊びに行かないといけなくなるのが辛い
楽しくもない会にお金を払わなければいけない
私もみんなと同じ普通の人間だと思ってもらうためにも
そして自分で安心するためにも無理をして外出しなければいけない
このままずっとここにいれたらどれだけ幸せなんだろう
この自粛生活で食事制限、宅トレ、有酸素運動で6キロほど落とした
このままストレスがなければ痩せられるのに
私の心の位置を早く定めないと
またあの暗くて怖い波が押し寄せて何も考えられなくなってしまう