自分を偽ることが自分を守る

毎日眠れなくて

毎日が楽しくなくて

生きる気力を失って

珍しく私は周りの人に頼り話を聞いてもらった

私は今まで自分の世界だけが全て正しいと

誰の意見にも耳を貸さず

それが強さだと勘違いしながら生きてきた

それはとても生き辛い人生だった

そんな固定観念を覆してくれるのは

先を生きた先輩たちの教えなのだと痛感した今日だった

誰よりも正直にありのままの自分でいることに

何故か固着していた自分に気付かされた

自分を偽る、つまり違う自分を作ることは

誰よりも私を守ってくれるのだ

私は何の鎧も着ずに、素手で戦いに出ていた(そしてそれは私のとってとても苦手な場所であった)

困難な状況でこそ、自分らしさを大事にするのではなく

自分に鎧をつけて振る舞うことはとても大事だ

自分を守ることは、自分の大切な誰かを守ることにも繋がる

私はきっと1人ではない

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