世界線
今日は映画を二本見た
綺麗な世界を見て、私はこんな世界を当たり前に過ごせるものだと思っていたな、と悲しくなった
現実はいつかの夢を無残に追い抜いて後悔に変えてしまう
私の世界にはいつも暗いフィルターがかかっている、というか、かけているが正解なんだろう
これが私の悲しい自己防衛の方法であるのだと思う
いつかなくなってしまう世界に保険をかけてまで私は辛い思いをしてきただろうか
いつも誰かに救って欲しいと思って
私よりも優れている人を隣に並べて
自分を押し上げてもらうつもりでいた
それなのにいつのまにかそれに押しつぶされている私がいた
幸せがいつのまにか小さくなって自分の醜さと向き合わせてくるから
私は所詮、虎の威を借る狐であることを思い知らされる
私の自尊心はいまどこ?
なんとも思ってないはずの人からのラインの返事がないことを気にして1日が過ぎて
こんなことしたいはずじゃないのに、という言葉だけが宙に残る毎日
なんで生きているの?なんて極論に辿り着いて
生きる目標も何にもないことに絶望した
痩せたってそして可愛くなったって彼氏が出来たって幸せになったってどうせ死ぬじゃん
なんのために生きてるの
そんな風に全てを諦めそうになっても
死にたい人はそんな簡単には死ねないのにね
私が今死んだら誰が悲しむだろうという問いに誰よりも悲しんでいる自分
人の涙が思い浮かばない
今日を少しだけ頑張ってみたら私はこの先も生きていけると信じてみたい、とまだ思う
夕食を抜いた。