どうでもいい誰か
どうでもいい誰かに心を乱されて
熱量を使う
私はずっと何がしたいんだろうか
太ることというのは本当に自分というものをわからなくさせるし
行動力はゼロになるし
人に会いたくなくなるのに
誰よりも人を求めるようになる
早くこの肉をとってしまわないと、と急かすことこそ私を苦しめている
好きだった記憶にすがるなよ
私を唯一ありのままで愛してくれた人を頼るなよ
もうあの人はいないし
私は一人で立たないといけないし
空想と現実をごちゃまぜにして幸せを無理やり作るようなことをしないで
私は昔から、こうしたいからこうする、という選択の仕方ではなく、こうしなければいけないからこうするという生き方をしてきた
普通の人間は休みの日に友達と遊ぶものだから、遊びたくもない人に連絡をして、楽しくもない時間を過ごす
その時間は虚無感や寂しさと同時に安堵感をつれてくる
そうしていないと自分を保てないほどに私は弱い
暇がとてつもなく怖い
私の人生はそういった普通の人間にならなければならないという謎の焦燥感からきていて
いい加減こんな生き方をやめたいと頭では思う
病んでいる、だのメンヘラだのそんな簡単な言葉で片付けないでほしいという謎のプライド(?)
私のように弱い人は人の弱さに厳しくてこんな自分を誰よりも可愛がってしまっていると思う
早く抜け出せここから
幸せを他人に見出してばかりいては簡単にぐらついてしまうよ