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ネットの危険性の話
前提としてネットは危険なツールであることに変わりはなく、できればエンカなどはしないほうがいいことであるということを念頭に置いて今回の話を読んでほしいと思います。そしてここでの話は全て個人の意見です。多少過激な意見が出るとは思いますが全て個人の意見であると理解してお読みください。
今回は学校でネットで出会った人と会ってはいけません!というポスターを横目に見た時、ふと思ったことを書き連ねようと思いました。
最近、ネットの世界が急速に拡大し、リアルの世界よりもネットの世界のほうが友人が多いという人が当たり前になってきました。
かく言う僕もネットのおかげで今の趣味があり、ネットに触れなかったらただの陰キャだったと思います。社交性などは全部ネットで学んだと言っても過言ではありません。
ネットで出会った人のおかげで人生が変わったと思います。
おそらく地球上の殆どの人間がネットに関わり、そこで何かしらの少なくない影響を受けており、ネットがないとなにもできない世の中になっているのにも関わらず、未だにネットは危険だから使うのは控えましょう、と啓蒙しているのはいささか前時代的だと思いませんか。
小中学生までは確かにネットは早いと思うし、控えましょうと言うのも分かります。
しかし高校生以上は自己責任の世界になっていきます。中学を出れば高校に行くも働くも自由で、選択をするのは全部自分です。
それはネットでも一緒です。
ネットの犯罪に巻き込まれている人の例として上がる誘拐などの全ての事件は、どれもネットの危険性を全くわかっておらず、簡単に人と出会える出会い系のようなものだと思っているフシがあると考えています。そして人間は禁止されているものほどやっちゃいたくなるという性質があり、抑止するだけの教育は余計に犯罪を生み出していると感じます。
ネットの犯罪に巻き込まれている人たちは自分がやっていることのおかしさを理解していないからああいった事ができるんだと思います。
なんで個人情報をホイホイと他人に送れるんでしょうか。なんで浅い付き合いしかしていない人と簡単に出会えるんでしょうか。リテラシーとは何なのでしょうか。今後はそういったことを的確に教えていく必要があると感じています。
僕は何度かネットで出会った人とリアルで会ったことがあるのですが、僕は絶対に初めてネットで出会ってから半年経っていない人、VCで実際に声を聞いたことがない人、リアルが透けるような一面を見たことがない人とは会わないと決めています。
ネットの犯罪の被害にあった人、もしくはあいそうになったりする人というのはネットの危険性を理解しておらず自己判断ができない人でありネットを使う権利はないと断言できます。
しかし使いこなせれば自分の人生を広げてくれるとても便利なツールです。
使いこなせる人が増えれば自ずとネット犯罪の被害も減ると思います。
今後は事件に巻き込まれる人を減らす教育をするのではなく、自己判断をできる人を実践的に育て、ネットを使いこなせる人を増やすような教育を普及させていくような活動をしていきたいと思っています。
最後に、一番最初に書いた「そしてここでの話は全て個人の意見です。多少過激な意見が出るとは思いますが全て個人の意見であると理解してお読みください。」という文章なのですが、これを理解できない人はネットを使えない人と同じです。全ては自己判断が大事です。