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改革者キャラ設定の為の行動は上層部へ
自身を改革者キャラっぽく見せる為には、末端の意識改革ではなく集団の上層部に対し制度改革を声高に叫ぶ事が大切である
多くの人は基本、保守的であるから変化に対する何となくの拒否反応は末端に至るも同じ事。草の根運動などうっかり始めてしまっては末端同士ボコボコにされるのが落ちであり、ことによったら本当に社会問題が好転しかねない
社会における不条理はそのまま埒が明かないからこそ改革者キャラが生きるのであるから「改革は下々からはじめよ」などとは決して思ってはいけない
やはり問題提起はなるべく上に起こすのが安全である。何だったら国の中枢、いっそ大物政治家に直談判する様を衆目に晒せば大物ほど邪険に扱うことはない。「君はなかなか見どころがあるねー!」と穏やかに聞いてくれる。なぜなら、政治家自身の度量の広さをアピールする絶好のチャンスなのであるから
巨大組織に立ち向かう孤高の改革者、その背中越しに見える太っ腹な政治家。役者が揃えばこそ人々はそこに、自ら感動を貼り付けてうっとりしてくれる
末端同士、議論をぶつけ合う事は真の改革には必要不可欠ではあるが、たとえそれが有効的であったとしても、一般大衆が求めるのは「改革ショー」であり本当の改革ではない!そこを勘違いすると害その身に及ぶ!
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