ロゴにこめられた想い~アクサ ブレイブカップ~
勇者の証
ブラインドサッカーのクラブチーム日本一を決める大会「アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権」の大会ロゴに、ゾウの骨格がデザインされているのをご存知でしょうか?
「BRAVE」の文字の下に模様のように描かれているのは、実はゾウの骨格なんです。
長い鼻と大きな耳を持つゾウは嗅覚、聴覚に優れていますが、視力は非常に弱いと言われています。また、色覚がなく色つきでは見えていません。
彼らは低周波を発し、体や声を駆使して仲間と意思疎通を図るそうです。普段は温厚な性格ながら、仲間を傷つけるものには一変して攻撃的に。走ると時速40kmものスピードが出て、ライオンですらゾウを恐れるのだとか。
厳しい自然界で自分たちらしく生き抜くゾウの姿は、ブラインドサッカーの選手たちの姿に重なります。「見えない」ことをものともせず、仲間とともに勝利に向かって突き進む……そんな勇者たちの象徴として、ゾウの骨格がロゴマークに取り入れられています。
日本一の「勇者」を決めるアクサ ブレイブカップ
アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権は、今回で22回目を迎える最も歴史のある大会であり、国内最高峰の大会です。
2月8日(土)に町田市立総合体育館(東京都)でFINALラウンドが開催され、今シーズンのクラブチーム日本一が決まります。
全国からエントリーされた22チームのうち、予選を勝ち抜きFINALラウンド進出を決めたのは次の4チーム。
buen cambio yokohama(ブエン カンビオ ヨコハマ)
品川CC パペレシアル(シナガワ シーシー パペレシアル)
free bird mejirodai(フリーバード メジロダイ)
コルジャ仙台(コルジャ センダイ)
第22回大会のキャチコピーは「選手の声、ぶつかりあう音。コートに響くのは、勇気だ。」ぜひ勇者の戦いを、あなたの目で、耳で、全身で体験してください。会場でしか味わえない感動が待っています。
余談ですが
ゾウの鼻は筋肉でできていて、骨はありません。なので、骨格だけになると鼻はなくなってしまいます。ゾウの骨格標本を展示している動物園や博物館もありますので、興味のある方は訪れてみてください。そしてゾウをご覧になったら、ぜひアクサ ブレイブカップを、ブラインドサッカーを思い出してください。
<参考文献>
小学館の図鑑 NEO 新版 動物(2014年 小学館)
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