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「同じグループの会社なのに、隣の会社を知らない」。グループ会社同士を繋げて新しい価値創出を目指すプロジェクト

~10万人を抱える大企業のグループ間シナジーを生み出す社内コミュニケーション支援~

業界:金融 支援期間:1年5ヶ月 従業員数15,000名

Project Story

金融やリース、証券など幅広い事業を展開する金融グループであるD社は、企業としての変革が求められていた。今まで主軸としていた銀行業務のみならず、グループ企業同士で連携し、シナジーを生み、顧客価値を更に高めていく必要がある。しかしながら、グループ間同士の連携が上手く行っていないというのが現状であった。

「脱金融グループ」に向けた社内コミュケーション設計のご相談

背景の中、「グループ間のシナジーを生んでいくための社内コミュニケーションを手伝ってほしい」という相談を頂いた。

そして、詳しく話を聞いていくと、連携が生まれにくい原因の一つに「連携して協業したくとも、そもそもグループ会社同士が互いの事業について詳しく知らない」という課題感が判明した。

そのため、変革のファーストステップとして、まずはグループ企業同士が互いをしっかりと理解することが必要だと考えた。


総勢10万人に分かりやすく伝えるためには

グループ企業同士が相互理解を深めるためには、各グループ会社の概要を分かりやすくまとめた一つのコンテンツが必要となると考えた。

しかしながら、職位・職種も異なるグループ会社総勢10万人を対象に、理解してもらうためには、出来るだけわかりやすく表現することが不可欠である。

そのため、誰でもわかりやすく噛み砕いた形で表現するために、「各グループ会社の概要をまとめたWebマンガ」を製作することに決定した。

Webマンガを制作するにあたって、各グループ会社の若手やキーマンを巻き込んだワークショップを実施。加えて、グループ会社のOBOGのヒアリングを実施。各社らしさ、魅力、文化の抽出を行なった。

これらで抽出した情報をもとに、「休日でも自分のスマホからも、ウェブ上でいつでもどこでも読める」をコンセプトとしたグループ9社トータル700頁近くのマンガを製作。
リリース後の全社アンケートとアクセス解析では、グループの7割が閲覧するなど一定の成果が見られた。

事業間シナジーに向けて社内コミュニケーション全てを支援

現在、JBAはD社の抜本的な社内コミュニケーションの改革を進めるとともに、グループ報、行内報、WEB社内報から従業員SNSまで、全コミュニケーションツールの見直しを進めている。

2025年度末のゴールとして「各社でグループ協業、協働が自然に生まれている」という状態を定め、グループ間シナジーを高め、企業変革を進めるためのコミュニケーション促進をJBAは伴走させて頂いている。


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