統計検定準1級ワークブック例題 第21章
統計検定準1級ワークブック(以下WB)の「第21章 標本調査法」の例題について書いていきます。
解答例はいろんな動画や記事で紹介されていると思うので、ここでは思考のプロセスというか考え方のヒントを書いていきます。本記事が同資格を受験する方のお役に立てば幸甚です。
問21.1
標本調査法の問題です。2級の時もやりましたね。WB本文の説明が分かりやすいので読んでおきましょう。
問21.2
層化抽出法の問題です。式が与えられてるので、値を当てはめれば解けますが、式の内容を理解する必要があります。
分散が最も小さくなるのはネイマン配分法ですが、ネイマン配分法は分散が大きい標本から多く抽出するので、結果として分散が小さくなる理屈ですね。
解説に実際に計算した推定量の分散が載っていますが、何度計算しても計算が合わず断念しました...。
問21.3
標本分散の平均の有限修正の問題です。公式を覚える必要がありますが、有限修正は超幾何分布の分散でも使うので第5章の説明も一緒に見ておきましょう。
(1)は文章だけ読んで答えるのではなく、実際に計算してみてどうなるかやってみるのがよいです。③は計算しなくても分かりますが。
解法メモ
解法メモはご自身で納得のいくように作成されることをおススメします。参考までに私が作成した解法メモを貼っておきますが、間違っている可能性もありますので、あくまでもご参考までということでお願いします。
おまけ
この章の例題はそんなに難易度は高くないと思います。どういう時にどういう調査をするのか、併せてイメージできればベターです。
WB本文についての記事はこちらです。
また、以下にまとめ記事を書いております。こちらもお役に立てば幸いです。