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「思春期のあなたとともに オランダ ジェンダークリニックの日々」をみて感じたこととか。

少し前にこちらの番組をNHK+にて視聴しました。
オランダのジェンダークリニックのスタッフさんたちや
ここに来るクライアントさんたちの思いの一部を知れました。

僕も数年前に岡山にある某ジェンダークリニックにかかっていたので
しょっぱなから、映像に映るクライアントたちの緊張した表情に
自分事のようにおなかの底がキュッとなり変な冷や汗が出る気分でした。
ジェンクリの医師や心理士ってほぼほぼシスジェンダーっていうか非当事者な方なので
この人たちに自分のことを話して大丈夫なのか?という当時の恐怖や不安を思い出しました。


約1時間の番組でしたが内容は興味深かったです。

・二次性徴抑制剤による精子凍結保存への影響とその決断
・知的障害と性別違和
・自殺願望や抑うつをもつトランス男性への緊急対応の重要性
・クリニックで働くスタッフ同士の感じ方考え方のすれ違いや葛藤
などなど。

1つの話題だけで1記事書けそうなくらい重めの話題が詰まってました。
うーんと考えながら最後まで無事視聴しました。
(集中力がないので5分ごとに休憩挟んで)


話それますが
僕は今あまり外に出ない生活をしています。理由はいくつかありますが
その一つが出会った人から性別について「また」尋ねられて答えなきゃいけないストレスに疲弊してしまったからです。
最近特にその気持ちが強い。
自分の性について他人から尋ねられるリスクを避けるにはひきこもるしかない…って思考になってます。

そんな感じで卑屈な僕なので
番組の最後の方でトランスジェンダー当事者兼クリニックスタッフのビアンカが

『あなたは男?女?…と他人から尋ねられて疲れたら
“もうほっといてくれ!!” って一度自分の中で
男女二元論的問いを捨ててしまうといい』

みたいなことを言ってくれていて
ちょっと気が楽になりました。
ちょっとね。


まとまってないですが
こんなことを思ったよって記録です。はい。

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