のり弁おにぎり

 このおにぎりを食べるのは、おそらく二度目だ。のり弁おにぎり。具はちくわの磯辺揚げに白身魚フライ。底の方に卵焼きがあって、途中におかかが詰まってる。おにぎりサイズの小さなのり弁だ。
 まぁ、のり弁と言うには小さいし、おにぎりと言うにはデカイ。なんと言うか、これはのり弁おにぎりなのだ。
 初めて食べた時は、他のメインにオマケで買ってしまった。とても苦しかった。爆弾おにぎりのようなものだ。オマケにするにはデカすぎる。食堂改装後のうちの学食で売っていた爆弾おにぎりよりかは小さいが。あれは、何だったんだろうな。私の拳2つ分くらいの大きさだった。よう買わなかったが、一体どんなボリュームだったのだろう。まず、なぜパン屋で?もしかしたら、改修前だったかもしれない。たった数年で記憶が朧気だ。危ないな。
 今日食べたのり弁おにぎりは、不思議な開け方だった。下から三分の一位のところに開け口がある。それを上に引っ張ると、下だけフィルムがあるように綺麗に向けるのだ。持ち方がもう、ハンバーガーである。あぁ、月見バーガーが食べたいな。
 味はもちろんのり弁だ。遜色ないのり弁。のり弁好きな私からしたら満足だ。今日は鮭おにぎりとこれだけだったので、お腹的に満足しなかったが仕方ない。昔はお昼におにぎり三つで動いていたのに、今は二つで足りないのか。大学時代より頭は動かしていないと思うのだが。
 何はともあれ、のり弁は美味しい。何処でも食べれる困った時の味方だ。私はのり弁好きだよ。あの、ノリの上に醤油をかけた時とか……

 いつも思うが、のり弁の醤油はどこに掛けるのが正解なのだろう。

いいなと思ったら応援しよう!