ジョージア旅行ートビリシから地方都市へのハブ!Didube駅のバスターミナル
地方都市同士の交通網があまり発達していない感のあるジョージア。同じ方向の複数の地方都市に行きたくても、首都トビリシにいったん戻ってから行った方が楽なケースが多いようです。
トビリシから地方都市に向かうときに多用したのが、Didube駅のバスターミナル。私はここから、カズベギ(山岳リゾート)、ムツヘタ(京都的な都市)、ゴリ(スターリン博物館)に行きました。他にも、バトゥミ、ボルジョミへのマルシュルートカが出ているとのこと。
【Didube駅】
メトロのレッドラインを利用します。
メトロだけどDidube駅は地上駅。地下道を通ると、市場とバスターミナルがごっちゃになった広場が現れます。
すぐ左手にはゴリ行きのシェアタクシーの乗り場。
まっすぐ行って信号を渡ってすぐ、野菜などを売ってる市場ゾーンの裏手に、ムツヘタやカズベギ行きのマルシュルートカの乗り場があります。
私は確認していないのでなんともですが、ゴリ行きの近くにはクタイシやバトゥミ、ボルジョミ行きも出ているようです。
【ゴリ行きシェアタクシー】
運転手のおじさんたちが「ゴリ!ゴリ!」と呼び込みをしているのですぐわかります。
シェアタクシーはミニバンのような車で、8人くらい乗車可能。満席になったら出発だが、出発時刻にはだいたいの目安があるよう。頻度は15分に1本程度なのだとか。
到着場所は指定できるようで、最初に「スターリン!」と言っていたら、ちゃんとスターリン博物館前のインフォメーションで降ろしてくれました。
料金は7ラリ(約385円)ゴリまで約1時間
【ムツヘタ行きマルシュルートカ】
よく分からないですが、基本、運転手などに現金払いの中、ムツヘタだけチケット(というよりもレシートに見える)を買います。窓口に「ムツヘタ!」と叫ぶ。2ラリ(約110円)
運行頻度は30分に1本程度なのだとか。こちらも満席になったら出発だが、9時、9時半、10時、というような出発時刻の目安がある程度あるよう。そこに向けて人々は集まっているのではと感じました。
ムツヘタまで約30分。停留場所はムツヘタに入ってから複数箇所あり、Googleマップで現在地を確認しながらどこで降りるか決めました。
【カズベギ行きマルシュルートカ】
出発時刻の書かれた看板を発見。
確かに9時半くらいにバスターミナルに着いて、結局出発したのは10時だったので、この時刻表、あてになるかもしれません。「カズベギ〜」とアナウンスが流れているが、ジョージア語のため全く分かりません。
カズベギに直行するマルシュルートカが手前、奥に2か所ほど観光名所を回るマルシュルートカが停まっている、、というのが事前情報。
最初に「カズベギ!」と声をかけてきたおじさんに、「途中で止まりますか?」と聞きましたが、英語が通じづらく、間に英語のわかる女性が入ってくれました。だけど、おじさんは「止まらない。帰りならどこで停まってもOKだ!」と言います。
せっかくなら観光しながら行きたい、と奥の方でたむろしているおじさんたちにカズベギ行きがあるか聞くも、さきほどの直行のおじさんを紹介されてしまいます。とにかく今日は途中で観光名所に寄ってくれるマルシュルートカは出ていないのか、、?諦めて直行マルシュルートカに乗りました。
この日は珍しく雨が降っており、金曜日でした。それが関係あったのかどうか。
カズベギへ直行の場合は約2時間半。料金15ラリ(約825円)
【トイレ】
手書き見取り図に書き込んだW.C.はどちらも汚いです、、Didubeの綺麗なトイレ、募集中。
バスターミナルのトイレ②は0.4ラリと最も低価格でしたが、そりゃそうだよなというクオリティ。個室が2つ、、というか上下が大胆に開いているので「スペース」と呼んだほうがふさわしい。水洗でないのでバケツの水で流す女性がトイレの外で待ち構えている。トイレットペーパーなどという上品な代物はないので、トイレから必死に「ペーパー!」と叫んだら、その女性がくれました。ほっ、、。
【安い食堂】
安くてうまい食堂もあった(手書き見取り図参照)地元らしい男性が数人でビール飲んだり、1人で黙々とご飯食べたり。
ハルチョーというトマトと牛肉のスープ、カツレツと、ししとうの酢漬け、レモネードを頼んで20ラリ(約1100円)。トビリシ中心部では料理1品でそれくらいの価格なのに!
【両替所】
数軒並んでいます。トビリシ中心部よりレートが良かったので、ここで2回ほど両替しました。
以上、トビリシのハブ、Didube駅バスターミナルのレポートでした。たった7泊8日の旅行の中で、3回も行ったので、最後には我が物顔で歩いていました。お世話になりました。