モノを少なくするメリット5選!!
物を減らすことで得られるメリットは多くありますが、今回はそのメリット5選を、著名なミニマリストである佐々木典士氏、ジョシュア・ベッカー氏の主張と共に説明していきたと思います!
人物紹介
まずは、今回の記事で参考としているお二人について、簡単に紹介いたします。
佐々木典士氏
・日本を代表するミニマリスト。著書「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」が世界的ベストセラー。
・シンプルな暮らしを通して心の豊かさを追求。
・所有よりも経験を重視するライフスタイルを提唱。
佐々木氏の著書については、以前私の記事の中でも紹介させていただきました。
ジョシュ・ベッカー氏
・アメリカのミニマリスト。著書「より少ない生き方」が世界的に大人気。
・ミニマリズム生活を紹介するウェブサイト「ミニマリストになる(BecomingMinimalist.com)」の創設者、編集者
・モノを減らすことで得られる自由と心の平穏を説く。
・持続可能な暮らしの実践を呼びかける。
モノを減らすメリット5選
では、本題のモノを減らすメリット5つについてそれぞれ見ていきましょう!
1.お金が貯まる:不要な支出から解放される
物が多いと、つい新しいモノを次々に購入してしまいますよね。
その理由としては、
持っているモノが埋もれてしまう
何を持っているか忘れてしまう
似た物を重複して買ってしまう
ということがあると思います。
よくありますよね・・・。
また、他人と自分を比較してしまうことで、モノを買わなければという心理的プレッシャーも大きくなり、その結果、無駄な支出が積み重なってしまいます。
チリも積もれば山となるです。
しかし、そもそもモノを少なくすると持ち物が把握しやすくなり、必要なものだけを購入する習慣が身に付くようになります。
佐々木典士氏も、無駄な物を減らすことで出費が減り、貯蓄や投資に回せる資金が増えると述べており、生きてくために必要な最低限の収入である
「ミニマムライフコスト」
を大きく下げても、豊かに生活することができると語っています。
2.時間が増える:片付けに追われる日々からの解放
モノが多いと、片付けや掃除に追われ、毎日その管理に時間を割かれることが多くなりますよね。
特に、モノが多すぎると整理整頓が難しくなり、常にゴチャゴチャした空間で時間を過ごさなければいけなくなってしまいます・・・。
心身の健康にも良い影響はありませんよね💦
ジョシュア・ベッカー氏は「所有物が増えるとそれに比例して、その維持と管理に時間が奪われる」と指摘しています。
モノを減らすことで、片付けの負担が減り、自由な時間が増えます。
その時間を、家族との時間や趣味、自己啓発に使うことができるようになるのです。
3.大切なものに気づける:物に囲まれた生活から本質を見極める生活へ
モノが多いと、自分にとって何が本当に重要なのかが曖昧になってしまいます。
なぜなら、モノに囲まれることで目移りが多くなり、必要のないモノにまで注意を払ってしまうからです。
これにより、心の中の優先順位がぼやけてしまいます。
佐々木氏の著書の中でも、
「モノだからといって、ただ黙って置かれているわけではない。置かれたモノはメッセージを発している。特に大切に扱われていないモノであればあるほどそのメッセージは強い。」
と述べられており、モノから発せらるメッセージによって所有者である自分自身の思考や行動に影響を与えると主張しています。
具体的には、
昔チャレンジしたが、辞めてしまった資格の参考書などからは・・・
「もう一度私に挑戦してみませんか~」
着なくなった服からは・・・
「もしかしたら、今着たら似合うかもしれまんよ、来てみてくださいよ~」
ホコリをかぶった置き物からは・・・
「あの~、そろそろ私を掃除してくれませんか??」
などなど、色々なメッセージを発してきます💦
しかし、モノを減らすことで、このノイズとも言えるメッセージが減り、生活の中で本当に大切な物や人間関係が明確になります。
佐々木氏も「少ない物で生活すると、物質的な豊かさから解放され、精神的な豊かさにフォーカスできる」とおっしゃっています。
モノを減らすことで、人生の本質に集中できる環境になるということですね。
4.ストレスが減る:物に振り回される生活からの解放
モノが多いと、それを管理する負担が増えますよね。
モノを失くす恐れや、探し物に時間をかけることが、無意識のうちに大きなストレスとなるのです。
ジョシュア・ベッカー氏も
「所有物が増えるほど、それに伴うストレスも増える」
と指摘しており、モノを減らすことで心の負担が軽減されるとしています。
モノが少なくなり、整理された空間で暮らすことで、日常生活の中でのストレスが減少し、リラックスした日常を過ごすことでできるようになります。
5.人間関係が改善される:物質的な価値観から人間的なつながりへ
先ほども挙げましたが、モノが多いと、他人と自分を比較しやすくなり、モノに対する依存が強まる傾向が高まります。
これは、所有するモノを通じて自分を評価しようとする心理からくるものです。
このマインドだと結果として、モノを持たないことで自己肯定感が低くなってしまうこともあります。
逆に、モノを減らすと物質的な価値観から解放され、人間関係におけるつながりや共感を重視するようになります。
佐々木氏は
「物が少ない生活を送ると、他者との比較や物に依存しなくなり、人間関係に集中できる」
と述べており、物の所有に左右されない人間関係が築けるようになります。
まとめ
モノが多いことで時間やお金、心の自由が奪われがちな現代社会では、モノを減らすことは、それらを取り戻すための有効な手段です。
モノを少なくすることで、無駄な支出や時間の浪費が減り、本当に大切なことに集中することができます。
佐々木典士氏やジョシュア・ベッカー氏が示すように、ミニマリズムは物質的な所有からの解放と、精神的な豊かさを得ることができるようになるのではないのでしょうか。
自分にとって本当に必要なものを見極め、物を減らすことを始めてみてはいかがでしょうか!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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