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投資の前に生活防衛資金を確保しよう!

皆さん、投資を始めるときにまず考えていることは何でしょうか?

「どの銘柄に投資しようか」「どうやってリスクを減らそうか」などと考えている方が多いのではないでしょうか。

では、「生活防衛資金」をしっかり確保しているでしょうか?

この「生活防衛資金」、実は投資を成功させるための重要な土台なんです。


生活防衛資金って何?

 簡単に言えば、生活防衛資金は「何か予期せぬトラブルが起こったときに使うためのお金」です。
 たとえば、突然の失業や病気、思いがけない大きな出費が発生したとき、この資金があれば借金を避けることができます。

 借金は利息が高く、特にクレジットカードのリボ払いなどに頼ると、返済が長引き生活に負担をかけることになりますよね。

 そのため、生活防衛資金を確保しておくことで、安心感をもって将来の資産形成を行うことができます。

生活防衛資金はいくら必要?

では、具体的にどれくらいの金額を確保すればよいのでしょうか?

一般的には次のような目安があります:

サラリーマンの場合:3〜6ヶ月分の生活費
自営業者の場合:6ヶ月〜1年分の生活費

 自営業の方は失業手当や社会的な補償が少ない傾向があるため、より多くの資金を用意しておく必要があります。

 例えば、サラリーマンの独身世帯なら50万円から100万円、子育て世帯では100万円から200万円が目安です。
 自営業の方なら、この金額をさらに多めに設定しておきましょう。

 もちろん、これらはあくまで参考です。家計の状況やライフスタイルに合わせて調整が必要となります。

 現状の生活費が分からないという方は、まず生活費を把握することが投資への第一歩と言えますね。

生活防衛資金が足りないとどうなる?

 生活防衛資金が不足していると、予期せぬ事態が起きた際に借金に頼らざるを得ません。
 借金はその後の生活に大きな影響を及ぼし、利息が重くのしかかることで、計画的な資産形成が難しくなります。

 だからこそ、投資を始める前に生活防衛資金をしっかり確保することが重要です。

生活防衛資金が減ってしまったらどうする?

 万が一生活防衛資金を使ってしまったら、その補填を最優先にしましょう。
 サラリーマンであればボーナスを使って早急に補填するのが一つの方法です。
 ボーナスがない場合や補填が難しい場合は、毎月の収入から一定額を貯蓄に回し、生活防衛資金を回復させましょう。

 投資を続けることよりも、まずは生活防衛資金を再確保することが大切です。
 これにより、生活の安定が保たれ、今後の投資活動にも安心して取り組むことができますよ。

まとめ

 生活防衛資金は、投資を始める前に確保しておくべき最重要な資金です。
 目安として、サラリーマンなら3〜6ヶ月分、自営業者なら6ヶ月〜1年分の生活費を準備しましょう。

 準備しておくことで、予期せぬ事態にも備えられ、借金を避け、安心して投資に挑むことができます。

 まずは、今の家計を見直して、必要な生活防衛資金を計算してみてください。
 そして、目標額がまだ達成されていない場合は、毎月少しずつ貯蓄を増やしていきましょう!

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