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旧NISAのロールオーバー
昨年12月に、旧NISAの2020年度投資分について新NISAへロールオーバーすることをおすすめする記事を投稿しました。
ロールオーバーについての説明や、なぜロールオーバーがおすすめなのかについては、この記事をお読みください。
この記事のなかで、旧NISAから新NISAへのロールオーバー(移行)は1月がおすすめという事を書いていますので、再度記しておきます。
今年の末で満期になるのが、 旧NISAの2021年度投資分。
長期投資家目線で、この満期になる枠をいつロールオーバーするのが最適といえるかというと、
満期になる年の初め、つまり1月です。
その理由については上記の記事にも記載しましたが、長期投資であれば複利運用を前提としていますので、理論上、投資期間が経てば利益が増すことになります。
(1月より2月のほうが旧NISAの評価額が大きくなるということ。)
時間がたったタイミングでロールオーバーを行うことは、新NISAの非課税枠を多く消費してしまうことになります。
特に、年間NISA枠を使い切れる予定の人は早く(評価額が低い時点で)ロールオーバーしておくことが効率的(※)と言えます。
※新NISA枠で投資できなかった分を、翌年度に回すという時間的なロス、特定口座で投資するという税金的なロスを少なくするためです。
そのため、旧NISAでの投資資金は、可能な限り早く新NISAに移管したほうがよいと言えますね。
また、特定口座でも投資を行っている方は、下記の記事を参考にして、新NISAに移行するか一度検討されてはいかがでしょうか。