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モノとの関わり方

以前、私はシンプリストTommy氏の『シンプリスト生活』について紹介しました。

今回はその続編として、「モノとの関わり方」という視点からTommy氏が考えるシンプルについて掘り下げてみたいと思います。

モノとの関わり方を見つめ直す

 私たちは日々、多くのモノに囲まれて生活しています。
 便利な道具やお気に入りのアイテム、思い出の品など、ひとつひとつは意味のあるものかもしれません。

 しかし、気づかないうちに増え続け、管理しきれなくなることもあります。

 モノとの関わり方をシンプルにするとは「モノを減らすこと」ではなく、「自分にとっての価値を基準に選び取ること」が大切です。
 それによって、

  • 空間が整い、心の余裕が生まれる

  • 必要なモノがすぐに見つかり、日々のストレスが減る

  • 大切なモノ、コトに集中できるようになる

と私は考えています。

4つのスタンス: モノとの関わり方

Tommy氏の考え方を基に、モノとの関わり方を
  「シンプル / 複雑」
  「ミニマル / マキシマル」
の2軸で整理すると、次の4つの象限が見えてきます。

シンプルでミニマル

・自分にとって何が必要か、何が必要でないかが明確。

・取捨選択を重ね、必要最小限のモノだけで生活している。

・空間も気持ちもスッキリとした状態。

シンプルでマキシマル

 ・自分の好きなことや大切なことが整理され、頭がクリア。

 ・モノは多いがしっかり管理され、必要な時にすぐ取り出せる状態。

 ・大切なモノに囲まれている安心感がある。

複雑でミニマル

・「数を減らすこと」が目的になり、何が大切か、心地よいかが曖昧。

・物は少ないが、基準がはっきりしないため生活が満たされない。

複雑でマキシマル

・自分のキャパシティを超えて物を所有し、管理が追いつかない状態。

・物が雑多にあふれ、どこに何があるかわからない。

・モノに振り回され、ストレスが増える。

自分に合った関わり方を見つける

シンプルな生活とは、必ずしも「モノを減らすこと」ではありません。
自分にとって大切なモノを選び取り、心地よいバランスを見つけることが重要です。

例えば、

  • モノが多くても整理されていれば心地よいなら、それでいい。

  • 最小限のモノでスッキリ暮らしたいなら、それを目指せばいい。

 大切なのは、自分の価値観に正直でいることです。
 本当に大切なモノであれば、増やすことを恐れる必要はありません。
 他人の基準や流行に惑わされず、自分にとって大切なモノとの関わり方を見つけましょう。

まとめ

モノとの関わり方をシンプルにすることで、心や生活が整います。
「減らす」ことを目的にするのではなく、自分にとっての心地よさを基準に、モノと付き合うことが大切です。

あなたにとって「心地よいモノとの関わり方」とは何か?
この記事がその答えを見つけるヒントになれば嬉しいです。

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