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とんたのセクシャリティについて。

今回はおいら、とんたのセクシャリティについて書こうと思います。1人でも多くの人に知ってほしいです。

身体の性は女性です。で、心も女性です。
なので、シスジェンダーです。
そして、ここからがセクシャルマイノリティに属するところです。
おいらは、恋愛感情がわかりません(アロマンティック)。そして、性的な興味もありません(アセクシャル)。
2つを合わせて、アロマンティックアセクシャル(Aro/Ace)といいます。

アセクシャルとは、他者に対して性的に惹かれないセクシャリティです。
アロマンティックは、他者に対して恋愛感情は抱かない人のことです。

自分がAro/Aceというのは、高校生のときに自認しました。
小中学生のときは、恋愛感情がわからなくて、自分はおかしいのかな?と思っていました。でも、高校1年生のとき、Aro/Aceというセクシャリティを知り、やっと自分が何者かわかったみたいな感覚になり嬉しかったです。

アセクシャルは人口の約1%といわれており、まだ、他のLGBTに比べて世の中の認知が少ないです。
なので、「人に対する愛情や結婚願望がない」と思われたり、「まだ恋愛の経験してないからだよ」と言われたりして、傷ついてしまうこともあります。
悪意のないものばかりなので、おいらも言われてもあまり気にしないようにしていますが、しつこく言われたり頭ごなしに言われたりすると、すごくもどかしい気持ちになります。

だから、少しでも多くの人に知ってほしい。

そして、自分自身ももっといろんなセクシャリティについて深く知らなければな、と思います。
知らなければ、たとえ悪意がなくても人を傷つけてしまうこともある。そう自分に言い聞かせて、できるだけいろんな情報に耳を傾けるようにしています。それに、知るって楽しいです。そこには自分の知らなかった世界が広がっています。色んな素敵な人に出会えます。

つい、先日もSNSで、両性のXジェンダーでバイセクシャルだという方と出会い知り合いになりました。
その方はとんたの2倍以上人生経験がある方で、いろんな経験を話してくれました。アセクシャルの方と過去にお付き合いしていたことがあるらしく、アセクシャルも理解されづらくてしんどいよね、と優しく経験談を話してくれました。
とても優しくて素敵な方です。

最後に。
セクシャルマイノリティはひと昔前よりは認知が広がっていると思いますが、まだまだもっと多くの人が知る必要があると思います。
人を傷つけないのはもちろんですが、大きな意味としてあるのが、『人に出会うため』だと思います。自分と他者を知る、出会う、そこには喜びや感動、さらには学びもあると思います。
人と人が出会って繋がり、ひとりひとりが生きていきやすいようにするために。

おいらも日々学び続けたいです。

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