25時、ナイトコードで。メインストーリー感想
※この記事は25時、ナイトコードで。(以下:ニーゴ)のメインストーリーのネタバレが、含まれています。まだ、プロセカをやったことのない方&ニーゴのメインストーリーをご覧になったことなのない方は十分ご注意ください。
覚悟はしていたけど重すぎだろ…。
自分のプレイ&公式メインストーリーの順番が、最後となったメインストーリー。絶対、重いだろ感が半端なかったので、最後にしていたがまさか想像の倍近く重すぎるとは…。
まずこんな全年齢対象ゲームなのに運営の方々はけっこうギリギリを攻めたね…。まあ詳しいことは後程たっぷり書きます。
あらすじ
通信制の高校に通う少女「宵崎奏」は中学の頃、作曲家でシングルファーザーの父が自分のせいで倒れたと思い、以降人々を救うために曲を書き続けてきた。そんな彼女のボイチャグループ「25時、ナイトコードで」では「K」として参加していた。そこには「雪/朝比奈まふゆ」「えななん/東雲絵名」「Amiya/暁山瑞希」の3名と共に曲を作っていた。ある日突然雪が参加しなくなり、心配する彼女たちのパソコンに「UNTITLED」という見覚えのないファイルを見つける。クリックした途端、奏たちはセカイへ飛ばされ、バーチャル・シンガーの「初音ミク」と出会う。ミクは「あの子を救って」と、奏たちにそう伝える。そしてそこには雪ことまふゆの姿が。だが、奏たちさえ知らないまふゆの真の正体を知る時、彼女たちは言葉を失う。奏たちはまふゆを救えることができるのか…。
登場人物紹介
宵崎奏(CV:楠木ともり)
本ユニットのリーダー兼主人公。
幼い頃に母を亡くし、作曲家の父親が一人で育て上げてきた。作曲が得意でニーゴのチャットでも作曲を担当。しかしそこには中学生の頃に起きたある出来事がきっかけだった。
現在は全ユニット唯一通信制の学校に通う。
チャットネームは「K」。
朝比奈まふゆ(CV:田辺留依)
本ストーリー最大のキーパーソン。
宮益坂女子高校(以下:宮女)に通う2年生(当時)。チャットネームは「雪」で、優しくかつ丁寧にアドバイスをし良いところをほめたりと良い性格の持ち主だが、これは「仮の姿」で本来は声は小さく、どんなことでも自分が納得いかなければ「つまらない」と押し退ける冷酷な人物。実はニーゴのセカイはまふゆ一人の想いで誕生した。本当の自分を探している。ちなみに成績優秀の才女。
東雲絵名(CV:鈴木みのり)
神山高校夜間制に通う女子高生。
画家を目指して、自分の絵を毎回SNSに投稿している。チャットネームは「えななん」。ニーゴの曲のジャケット担当。弟がいる(後述)。
暁山瑞希(CV:佐藤日向)
神山高校に通う1年生でニーゴ最年少。
ニーゴの中では比較的明るく、主も初見では「なぜ瑞希はニーゴなのか」と疑問にも思ったほど(後に理由で納得)。チャットネームは「Amiya」。実はニーゴの中で、一番大きな秘密を抱えている。なお、この記事を書いている現在、例の問題(?)イベント終了後なのでモヤモヤしたまま記事を書いています(早く、そのイベントの記事もあまり遠くないうちに書きたい)。
初音ミク(ニーゴミク)(originalCV:藤田咲)
バーチャル・シンガー「初音ミク」。従来の初音ミクよりも一番かけ離れている。上記の画像だと目つきが怖いが、全然性格はとても優しい。なんなら容姿は違えどミクであることに変わりはない。ちなみに主がニーゴミクの存在を知ったのは2年前にガチャガチャで。なお主が思った第一印象は「何コレ」である(プロセカのキャラだと知ったのは実は、今年である)。
奏の父(CV:うさみ航)
奏の父親で、奏が、今の奏になるきっかけとなった人物。
作曲家で妻を亡くし、男で一つで、奏を育てあげてきた。奏の才能を認めているが、奏の方が自分よりも優秀だと日頃思っており無理して作曲したせいで突然倒れ、現在入院している。
東雲彰人(CV:今井文也)
東雲絵名の弟。
出番は超少ないが、珍しく家の中での彰人を見ることができる。ビビバスとは違い家では口調は変わらなくても、性格は優しい。
東雲慎英(CV:星野貴紀)
絵名と彰人の父親。
かなり有名な画家。本ストーリーでは出番は少ない。絵名とは仲が良くない。
まふゆ父&まふゆ母(二人とも、セリフのみ)
容姿・声共に未判明だったので画像はなし。
まふゆの実親。性格は現時点では良い方だがまふゆの意見を尊重しないで勝手に決めつける毒親。このせいでまふゆは現在の性格へと変わっていく。後に容姿が判明する。事実上本ストーリー最大のクズでもある。
感想~本当の自分/消えたい自分~
重い…重すぎる…。
昨今、どうしたらいいか、分からずになってしまう若者が増えてきている。今回のまふゆもそう。まふゆは「本当の自分」を探していた。何が好きなのか、何が楽しいのか、何が幸せなのか…彼女は気づくことができなかった。成績優秀だったまふゆはそのせいでやりたいことを見失ってしまう。
気づけばそれはどんどん悪化していた。まふゆは「OWN」としても活動し、今のまふゆの状態を歌に現していた。まふゆとセカイで初対面後、OWNの曲はさらに深海並みに暗い曲へと変わっていく…。危機感を覚えた奏たちだったが、彼女たちにも秘密を抱えていた…
自分の曲のせいで父親を苦しみ、誰かのために救える曲を作ろうと決意するもまふゆには救えなかった奏、多くの人に共感を得ようとするも難しかった絵名、ニーゴ1、圧倒的に秘密を抱える瑞希。まふゆと同じ心境を持つニーゴたち。しかし彼女たちは同じ心境だからこそ、想いをまふゆにぶつけてゆく…。
MVP
今回実は、奏の他に絵名と瑞希もMVPにしている。
しかしその中で一番貢献していたのは奏だと思ったので、ここでは奏のみ紹介(記事書く前までは絵名を候補にしていました)。
父親を苦しませてしまった奏は誰かを救う曲を書くことを決める。しかしまふゆには「救えると思ったけどできなかった」ことを告げられ途方に暮れる奏だったが無理をしてまで作り続けた。そしてセカイへ向かいまふゆに曲を聴かせようとするも…
おそらくこの上記画像のような顔で、奏は、少なくとも3回は内心「カチッ💢」っときているはず。だがそれをまふゆに直接ぶつけることは一切なく、彼女は優しく想いをぶつける。まふゆに本当の想いという名のトドメをぶつけたことでまふゆに希望を与えることができたのは奏、そしてその奏を支えたのは、理由は違えど、同じ消えたいと思っていた、絵名と瑞希のおかげでもある。なので、この3名をMVPにしました。
次点はミク。
まふゆを救うために、同じニーゴの奏・絵名・瑞希の3名を呼び出した張本人。一度、セカイへ呼ぶもまふゆが一人でいたいことの趣旨を伝えられたため、3名をミクによって強制送還される。この時プレイヤーたちは、「ミクは良いやつなの悪いやつなの?」と困惑した方もいると思うがなんせニーゴミクでもミクはミクなのでもちろん悪いやつではないのだ。奏たちがまふゆに想いをぶつけるべく再びセカイへ訪れた際は上記画像のように、一瞬笑みを浮かべていた。まふゆはミクに、奏たちをセカイから追い出してと言うが…。
はい、ニーゴミク100%良いやつ確定。
まふゆに曲を聴くことを促せたミク。ミクは思っていた「今ここで帰したら、まふゆは、もうこの世から消えてしまう」。それを防ぐべく最後の砦の奏たちを託した。本当にいいやつ過ぎる✨
3番目は奏の父親。
奏の曲を大絶賛していた一方、自分では奏のように、今のような曲を作ることはできないと断念する。そして無理をした結果、倒れてしまう…。ここまで見るとどこも貢献はしていないように見えるが、奏に本当の想いを、直接ぶつけることはしなかったこと。人としては当たり前のことだが、父親としては素晴らしいと思う。本当に優しい人なんだなと、実感。またノートに日記をつけておりこれを奏が見たことで、今の奏となってしまうが、それでも諦めずに誰かのために救える曲を、書くことを決意する。なので今回のまふゆを救うべく奏が、曲を作るある意味きっかけを作った人物でもある。出番は少なくても影で貢献していたのは大評価点。早く、奏と再会してあげて…。
名言
よく言った、ツンデレガールえななん!
もう名言が多すぎて、どれにしようか迷ったが、かなり刺さったのはやっぱりえななんのセリフ。一人、セカイに訪れる予定がなかったが、一言言いに来たっていいながら、全然一言ではないこの言葉量。それくらい、心底ムカついていると同時にニーゴの仲間として認めているのがやっぱえななんの良いところだと思った。まじでえななんを、MVP候補にしたのもこのセリフのおかげ。マジでいいやつ過ぎるだろ、えななん!
その他のみどころ
季節外れのホラーシーン
ニーゴミクが奏をセカイへ訪れされるべく、奏のPCをジャックし、この上記画像のことを行ったが、誰だってこんなド深夜になったら驚くを超えてただのホラーシーンだろ!って、突っ込んでました(笑)ニーゴって本当にホラーシーンが多いような気がしたのも、理由の一つだと思う。絶対プレイした子供たちトラウマになってるだろぇ…。
毒親に育てられたまふゆ
まふゆを育てたクズすぎる実親。
まふゆが「看護師になりたい」と言うと、「医者はどうかしら」と伝える二人、特に、まふゆ母に至っては、まふゆの大切なシンセライザーを処分させたりと、本当にまふゆのために行っていることなのだろうか…?実親はまふゆの本当の気持ちを、理解していない。現実世界でもこういう毒親は残念なことに、多数存在している。我が子のために行っていること。それは本当に我が子のために行っているのだろうか。ちゃんと個人の意見や理由を聞いて、尊重させるのが親としての責任と義務なのではないだろうか。親としての責任があるのなら、産むだけではなくちゃんと、意見を聞いて育てる、親の意思よりも、子の意思を持って育てるのが普通なのではないだろうか。本当にこういう毒親がマジで世の中からいなくなってほしい。ちゃんと親なら、親として責任を持って育ててほしい。
小さな想いは大きな想いに
どうしようもないほどに狂ってしまったまふゆ。このままでは彼女は自ら命を断ってしまう…。もちろんこのことに奏たちが、黙っているはずがない。奏たちは、同じ心境を持つまふゆに本当の想いをぶつける。奏は自分の曲のせいで父親を苦しめてしまったと話す。それでも奏は誰かを救うために曲をかき続けることを語る。だがまふゆはそう簡単には、奏たちに寄り添えない。彼女は「あなたは、父親に呪われている。消せない呪いがあるなんてかわいそう」と蹴ってしまう。それでも奏は諦めない。
まふゆ、めっちゃいいやつ確定。
もしも、まふゆが消えそうになったら奏が、奏が消えそうになったらまふゆが、支える。これを聞いたまふゆは猛烈に奏を心配する。どうしてそこまでできるのか。その問いを、奏は少し上の画像の言葉で答えた。本当に、お互いいいやつすぎる✨
何でもありのUNTITLED
ここまでシリアスな場面が多かったニーゴ。ここではツッコミどころがあった場面を紹介する。
現実とセカイを結ぶ「UNTITLED」。これまでのユニットは全て「スマートフォンを見ていたらUNTITLEDという曲があり再生すると飛ばされる」というのが基本だった。しかしニーゴでは「雪が添付したファイルの名前が「UNTITLED」でクリックすると飛ばされる」という仕様になっている。…何でもありやん。え、スマホ以外でもできるの!?インターネットさえあればいいの?もう何でもありやんUNTITLED。ちなみに帰る時は、曲を停止すると戻れるが現時点ではミクに触れると、戻れるらしい。…いやどゆこと?
私は少しも寒くないわ
ツッコミどころpart2。
奏、素足で歩いているけど冷たくないの?絶対霜焼けになるよ、毎回!夏ならありがたいけど冬なら即水虫になるよ、マジで!よう、そんな状態で4年も慣れてるとか…奏、恐るべし…。
その他のツッコミどころ
25時に大きな声を出すな(普通に近所迷惑)
メンバー全員渋谷在住とか普通に奇跡やん
アドレス名本名はさすがにダメだろ、奏
勝手に自分の顔写真を贈るな、奏
スマホ持ってきてバズるためにスマホ用意したところで、セカイ側からしたら大迷惑だろ(あと見る人多分信用しなさそう)。
ニーゴミクを見て、よう、「バーチャル・シンガーの方」って認識できたな奏たち(近年はじゃない方のミクも増えてる)
瑞希、ファミレスだとしても騒ぎすぎじゃないか?
などなど。これ以上はキリがないのでやめますがとにかくシリアスに見えて実はツッコミどころが多かったなという印象です。
書き下ろし曲
書き下ろし曲は「悔やむと書いて、ミライ」。ニーゴっぽく仕立て上げている曲だと感じた。作詞・作曲はまふまふさん。名前は知っているものの、あまりどんな曲を作っている方なのかはお恥ずかしながら存じ上げなかった。意外だったのが、2021年NTTドコモのCMに顔出し出演した経験あったのは予想外というか普通に驚いた。
まとめ
今回の発端はまふゆが毒親からの助言や友達と才女という理由で一緒に行動できなかったことが始まりだった。まふゆは自分を見つけることが出来ずに自らの命を断つことを決意するも奏たちによって阻止され、まふゆは、もう一度本当の想いを見つけてみることを、頑張ることを決意する。今回の内容では、「生きることの大切さ」を改めて思うようになった。昨今、若者は誹謗中傷や親・上司・教師・友人からのパワハラ・暴力などで自らの命を断つことが絶えない状況が続いている。だがちょっと言ってはいけないことなのを承知の上で言う。そんな人たちは、「ばか野郎」すぎる。もちろんその人を○に追いやった人たちの方が悪い。でも、「○ねば楽になる」という考えもバカすぎる。○んで楽になるなんて簡単に言わないでもらいたい。
確かに生きるのは辛い。でも生きるからこそ希望がある。生きれば生きるほど「生きてて良かった」と思うことが必ずある。なんせ主がそうだったから。だからこれを読んでいる皆様の中で「自分はこの世に必要なのだろうか」と思う人がいたら相談してほしい。この記事のコメ欄でも大歓迎。私に少しでも協力できることがあったら、ぜひ言ってほしい。そして、これを読んでる人が少しでも面白いとか共感したとか思ってくれるだけでも、嬉しい。だから生きてるってことは大変嬉しいものなんだということを改めて実感してほしい。何か困っていることがあれば自分が信頼できる人を頼ってほしい。189や相談センターに頼ってもいい。それだけでも皆さんは「良いこと」をしていると僕はそう思っています。少々荒くてすみません…。次回も是非読んでくれたら幸いです!ここまでお読みくださりありがとうございました!
次回
ワンダーランズ×ショウタイム セカイストーリー
https://note.com/jazzy_minnow1817/n/n3b6ebe687cf4
スクショロール
メインバナーhttps://images.app.goo.gl/mNMoEFGuns8KeK2H9
東雲彰人ミニキャラ
ダイジェストアニメーション
https://youtu.be/WF0qiNyTYF4?feature=shared
その他:主撮影のゲーム内スクショ画像兼ゲーム外直撮り画像
※10月25日に一時期未編集のまま投稿しておりました。この場を借りて皆様にお詫び申し上げます。