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ワンダーランズ×ショウタイムメインストーリー感想
※この記事は、ワンダーランズ×ショウタイム(以下:ワンダショ)のメインストーリーのネタバレが含まれています。まだプロセカをやったことのない方・ワンダーランズ×ショウタイムのメインストーリーをご覧になっていない方は十分ご注意ください。
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初めてプロセカやった時どのメインストーリーをやるか本当に迷った。どのユニットも全く知らないし、誰も知らない。KAITOがいるというだけの理由で始めたものの、どのユニットのメインストーリーの中でも、一番やりやすかった!コメディ7:シリアス3くらいで楽しめる回だったと思った。それくらい、思い入れがあるのでプロセカ感想記事一発目は、ワンダショしかないと感じました。普通に誰でも楽しめるよ、これ。間違いないね。
あらすじ
世界一のスターを夢見る高校生「天馬司」はある日フェニックスワンダーランドのショー出演者になる。しかしそこで待っていたのはボロ並みの古さを持つ「ワンダーステージ」と、謎の少女「鳳えむ」。さらに謎のセカイであのバーチャル・シンガーの「初音ミク」や「KAITO」もいて・・・。また謎の錬金術師の「神代類」と司に毒舌を食らわす「草薙寧々」もショー団員に加わって・・・。果たして司たちは無事ショーを成功させることができるのか!?
登場人物紹介
天馬司(CV:廣瀬大介)
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そして後の変人フィニッシュワンツーの「ワン」
高校2年生(当時)で世界一のスターを夢見る男。口癖は、「天翔る馬(ペガサス)と書いて天馬、世界を司ると書いて司、その名は天馬司!」一人称は「オレ」。彼がスターを夢見るきっかけとなった妹・咲希がいる。神山高校生。ちなみに中の人は俳優としても活動している。
鳳えむ(CV:木野日菜)
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司が初めて会った謎の少女。その正体はフェニックスワンダーランドを運営する鳳グループの会長の娘。兄二人と姉一人いるがそれはまた別の話。司の1つ下である。本ストーリーで前半はコメディチックだが、後半では「ある秘密」を明かすことになる。ワンダショメンバー唯一の宮女(宮益坂女子高校)生。口癖は「わんだほ~い」。
草薙寧々(CV:Machico)
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毒舌をかます少女。実は司・類と同じ神山高校生でえむと同い年。普段はネネロボを操縦して参加する。そのため司には毒舌をかましているが本当は大の人見知り。歌が上手い。ある「トラウマ」を抱えている。
神代類(CV:土岐隼一)
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フェニックスワンダーランドにいた謎の錬金術師。勝手にショー行い、警備員に見つかり逃走する。実は司と同じ神山高校2年生で、最近転入してきた。一人称は「僕」。某猫型ロボットの道具に劣らないぐらいの発明家でもある。演出及び一部出演担当。草薙寧々とは家が隣で昔から仲が良かった。その縁もあり後述のネネロボを作った張本人でもある。本当に高校生かよ
初音ミク(ワンダショミク)(originalCV:藤田咲)
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司に突然セカイに呼んだバーチャル・シンガー「初音ミク」。めっちゃ高い声とキラキラな目、青い髪と赤いしっぽが特徴。めちゃくちゃ優しいがある種のトラブルメーカーでもある。なぜか性格がえむに似てる。
KAITO(ワンダショKAITO)(originalCV:風雅なおと)
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めちゃくちゃ優しいはもちろん、ミクたちをまとめる神お兄さん。誰にでも紳士に接し、アドバイスを送る。しかしミクたちに振り回される。
天馬咲希(CV:礒部花凜)
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司がショースターになるきっかけの人物。数年ほど前までは病気で入退院を繰り返してきた。その時に司が咲希を勇気づけようと始めたのがショーである。咲希の詳細は次回のLeo/needメインストーリーにて改めて紹介。
着ぐるみ(CV:下鶴直幸)
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司をフェニックスステージに案内した着ぐるみ。最初は紳士に接してたが、司がえむと共にセカイへ行ったのをきっかけに司に対して性格が一変。言葉が荒れ、終いには○害予告までする始末。着ぐるみの中の人は現時点まで明かされていない。絶対クレヨンしんちゃんの黒磯みたいな人入ってるだろ。あと謎にセルフ擬音も特徴のひとつ。
ネネロボ(CV:Machico)
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人見知りな寧々のために類が発明したロボット。寧々が遠隔で操作しており、マイクから喋ることもできる。後に大改修が行われた。
ミクダヨー(originalCV:藤田咲)
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司が改めてセカイへ訪れた際に司の前に現れた謎すぎるミクダヨー。その正体はワンダショミクである。じゃあなんでミクダヨーボイスにしたのだろうか…。ちなみにミクダヨーとは、10年近く前にミクの着ぐるみが出た際に、謎すぎるインパクトからミクのファンの方々が名付けた名称で、後にクリプトン・セガ・グッドスマイルカンパニー(ねんどろいどの発売元)の3社が便乗し公式化され、商標登録もされた。前述のネネロボはこのミクダヨーをモデルにしている。
うさぎのぬいぐるみ(CV:秋奈)
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司がセカイで出会った謎の喋るぬいぐるみ。司は最初は毛嫌いしていたが、ある時を境にこのぬいぐるみの正体を知り、親交な関係を持つ。ちなみに類によって大変な目になるところだったことは、言うまでもない。
感想~スターになりたい者と、笑顔にしたい者~
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今回の物語は世界一のスターを志す高校生、天馬司と逆に人々を笑顔にするべくショーを行なう他3名で繰り広げられる。司はとにかく自分が世界1のスターになるには、自分の公演にお客さん全員が自分に注目し、多くの賞賛の喝采を浴びることを夢見ていた。そのため劇団名を「ワンダーランズ×ショウタイム」にすることや「わんだほ~い」ポーズも嫌っていた。そのため、初公演にトラブルが原因で終了せざるを得なかった際に、仲間を必要以上に責めてしまう。
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これが原因でワンダーランズ×ショウタイムはバラバラになってしまう…。司はただショーをやりたかった。だが司には、大切な物が欠けていた。そして、世界1のスターになることだけを考えていたが故に起きてしまったこの結末。司は気づけなかった。
司はその後セカイへ訪れ、うさぎのぬいぐるみに遭遇。ぬいぐるみは泣いていたが司が、昔のようにまるでショーの中にいるかの如くにぬいぐるみと息ぴったりの簡潔なショーを行う。そしてそのうさぎのぬいぐるみがかつて妹・咲希が持っていたぬいぐるみということ。そして笑顔にさせるためにスターを目指していた司はえむ・寧々・司の言葉を思いだしこう振り返る。
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司は反省した。もしこの想いが最初からあれば仲間を責めることなど一切なかった。だが世界一のスターになることだけを考えてた故に起きた今回の問題。司は決心する世界1のスターになるためなら、「人々を笑顔にすることも大切」だと。
MVP
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何にも挑戦しなければいい。そうしたら一生失敗することはないだろう。
本ストーリーには登場はしていないが、司が覚えていた、この言葉を話したスター。この言葉のおかげで類以外の3名は改めてワンダーランズ×ショウタイムをやり直すきっかけとなった。というか、その言葉覚えているんだったら司が世界一のスターだけに縛られることは無かったんじゃ…。なおこの司の憧れるスターは後に「ある形」で登場する。
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次点はKAITO。
この紳士的な性格と接し方。さらに類に司が猛反省し、類にワンダーランズ×ショウタイムに戻ってきてもらうべく司がショーをセカイで行い、錬金術師の役で協力。そして最後には客側の類に上記画像で問わせ「自分は代役である」旨を伝え「ここからは自分で決めるんだ」と優しく問いかけてくれた。本当に神すぎる✨こういうお兄さんマジで現実世界でも増えてくれ…。
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3番目は咲希。
そもそも司がワンダーランズ×ショウタイムになるきっかけの人物でもあるし、ある種、咲希のおかげで今の司に戻ることができたという点もある。出番はあまり少なめなものの、「陰で貢献してた」点では優秀。早くLeo/need編もやりたい。
名言
今回の件で思い出せた。オレは、スターになって、みんなを笑顔にする最高のショーがしたい。
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司がやっとスターらしくなった瞬間。
これから天馬司そしてワンダーランズ×ショウタイムとしての始まりの言葉。まさにそれこそ上記画像の言葉だと感じた。この後司を始め、ワンダーランズ×ショウタイム全員が覚醒することをこの時点では全プレイヤーはまだ知らない。でも、彼らがはじめの一歩を歩んだことには変わりがない。
その他のみどころ
司の珍しいシーン
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後にショーの役を演じる際に「僕」と使ったことはあるが、司の意思による「僕」は、現時点でこの2つのみ。一応司の本来の一人称は「オレ」なのでかなり貴重。というかプロフィールに(ごく稀に「僕」)ってつけ加えればいいのに・・・。細かいことが気になるのが僕の悪い癖。
えむの暴走
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君は子供か。
「いや、未成年は子供だろ」というツッコミが聞こえてきそうだが、初見そして、二度目以降見ても思っちゃうんだよなぁ~。何気にえむの(≧▽≦)この顔初登場シーンでもあるんだよね。えむのこの(≧▽≦)、実は好き。
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新手の勧誘かな?
もしこれが自分の立場だったら、状況次第で受け入れてたかも。とは言えこんな強引かつ相手の息の根を完全に止めにいってるえむ、怖すぎ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
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実はこのシーンの時に次の場面へいく際に、司が消える(フェードアウト)のだが、同時にえむの口が笑顔から真顔になるという、プチホラーシーンとなっている。えむもフェードアウトするからここでえむの狂気を感じた。
令和の発明家「神代類」
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お前はでんじろう先生の弟子か何かか。
高校生がそんな機械発明できてたらノーベル賞やギネスなんて余裕で取れるわ。高校生が高校生を実験台にするとかもはや狂気しか感じないのだが、そもそもJIS規格はクリアしているんだろうね?それクリアしてなかったら、最悪、取り返しのつかないことになるで。
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なんで寧々を?
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個人的疑問シーン
この前話に本番中のトラブルが原因でショーを強制的に終了せざるを得なかった。しかし前話までネネロボとして参加していた寧々がメンツたちの前に姿を出したのか。個人的には疑問だがある2つの仮説がある。
1つ目は「怒り狂った司が呼んだ説」。司によって「あのロボットの中の人をここに呼んで来い💢」と言った説。
2つ目は「責任を感じて寧々自らが顔を出した説」。正直こっちの方が一番可能性があると思う。でもいずれにせよ、寧々は謝った。ちゃんと面々の前で自ら謝った。
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なのにコイツと来たら…。せっかく謝った寧々を公開○刑の如くに責めあげた。さすがの毒舌寧々もいざ顔を出すと音の1つも出すことが出来なかった…。寧々は耐えきれずにその場から逃走。類は「言い過ぎじゃないか」と司に問う。でも司の言っていることに唯一納得する点がある。
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なんせ充電切れが原因だもんな。
寧々は司・えむ・類が帰った後も一人で練習をしていた。そのため寧々は充電の大半を、使用していたのだ。類は本番中までそのことに気づくことは出来なかった。それが原因でショーは失敗に終わってしまったのである。だが類本人も責任は感じていた。「僕にも非がある」と自ら詫びてくれた。それなのに司ときたら・・・。で、重いシーンに突入という流れとなってしまった。
えむにも非がある?
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「非」で思い出したが実はえむにも非があるのではないかと推測。これはえむ本人も認めている非だが司たちを強引に誘ったがためにワンダショは全員バラバラにしてしまったこと。だがこの点に関して僕個人何も思っていない。この状況での戦犯は間違えなく「笑顔を失っていた司」が原因だからだ。
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でもこの観覧車のシーンに疑問点が入ってしまった。
そもそもえむは本来の目的を隠してしまった。その目的は「ワンダーステージ」は潰れてしまうこと。もう古く客もどんどん減ってしまい終いには「ボロステージ」と司にまで言われる始末。ちゃんと最初の時言ってれば良かったのではないか。
だが、司はワンダーステージを見た時によく思っていなかった。もしえむがあの時「ワンダーステージは潰れる」旨を話していたら、司は逆に喜んでしまっていた可能性もある。司はワンダーステージ解体賛成派に入ってしまう可能性だってあった。だから正直あの時言って正解かどうかは僕らには分からない。
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かっこいいけど、それはないだろ司よ。
前日にあれだけ言って、これか?たとえ、えむの今回のこと思っても「バカ」はないだろ、「バカ」は。というか観覧車の中だから余計響くだろ、かご内。でもえむは優しいから、許してくれるんよなぁ。天使ですか、あなたは。でも、たとええむに「非」はあっても、それを我々は責めることはない。今回の件は「仕方のなかったこと」ということで、締められるのだから。
寧々の気持ちと類の葛藤
4人がバラバラになった後、ネネロボは類が「もう使わない」という判断により、フェニックスワンダーランドに置いてきた(さすがに園内に放置しちゃったら、園側からしたら、普通に大迷惑だろ)。
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でもネネロボのために戻ってきてくれるこの寧々の優しい想いよ(女神ですかあなたは?)。
さすがにステージでお世話になったネネロボを置いてくることが出来なかった寧々はネネロボのために自らステージへ戻ってきた。
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いやネネロボの声出せるのかよ寧々(加工音声だと思ってた)。
ちなみにこの後観覧車からたまたま寧々の歌声が聴こえてたえむが司を連れてステージへ向かったことで、寧々はえむと司に対面することになる(えむの聴力と観覧車からステージへの距離、そして歌った直後に、寧々当時のトラウマ人物・司が来るというこの謎すぎるリズムよ)。
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この日が休園日か開園日か知らんけどさすがにフルスピードでの逃走は危険過ぎるだろ。
あと類なんちゅうものを付けたんだよ。
まぁ、この後に、司の機転でえむが捕まえてくれるけどあんなフルスピードネネロボを、よく捕まえられたな、えむよ(もしかしたら寧々が油断して速度緩めたのかも)。
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ひゅ~先輩かっこいいー(瑞希風)
司だって本当は音は優しいんだよ。司が改めてくれただけで司は寧々にこんな優しい言葉をかけられるんだよなぁ~。まぁそれをあの時できてたら良い結末だったハズなんだよ。司はあの時、判断そして言葉を間違えたんだ。それだけだ、きっと。
そしてなんやかんやで無事寧々と和解した司だが、あとは類のみとなった。
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この上記画像二枚の類の差よ…。
えむと寧々は笑顔で接しているが、あの時の元凶でもあった司に対しては、真顔になる。
この顔で類が、まだ司のことを許していない状況が読める。さらに類は、寧々が司と和解したことを知るとこう司たちに話す。
悪いけど、それはどうでもいい、かな。
元より君と寧々の問題だからね。寧々が君を許せばそれで良いのさ。
つまり類はもうステージに戻ることはない。寧々の面倒は司とえむに託すという意味でもある。類は過去に自分が演出した内容に賛成してくれない同級生たちがいたために孤独になっていたのである。それが、類の葛藤でもあった。だが、司たちは違った。この結末がいいはずはない。司たちはセカイへ向かい、ある提案をする。
ーそして翌日。夜の神山通りで類を待ち伏せる司たちは類を見つけ…。
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類を捕まえ、強制的にセカイへ連行(というかいくら夜の神山通りも人少しはいるんだからさすがに危機感持とうよ、司たち)
そしてミクとKAITOの協力もありショーを行う。司が人々を笑顔にする目的を持ったことと、類という錬金術師が必要なことをショーで伝えるという目的があった。要は目には目をならぬ、ショーにはショーを、ということで想いを伝えることである。
ショーでなら、気持ちが伝わるとでも思ったのかい?(中略)観客も、仲間も、笑顔になる…最高のショー、か。悪くないね。でも、まだまだだ。勢いだけじゃ、人の心は動かせない。
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キターーー!!!!!(分かる人しか分からないネタ)
類が改めて司を認めてくれたシーン。えぇ、もう胸熱過ぎますよ、こりゃ。しかもこの後の「おやおや、間違えないでくれたまえ。僕は類じゃない…」
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キャアアアァァァーーー!!!!!(by全プレイヤー歓喜の叫び)
いやーゲームというのは不思議だ。この一言で喜んでしまう自分も相当プロセカ沼にハマった証拠なんでしょうなぁ。これなんだからゲームとかプロセカは楽しいんだ。
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いや、1日5ステージはやりすぎだろ。某夢の国じゃあるまいし。でもこのステージがワンダショスタートを表す公演なのは間違いない
書き下ろし曲
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今回の書き下ろし曲は「セカイはまだ始まってすらいない」。後に、ワンダショアフターライブ内でも使われるワンダショにとって、ザ・メインテーマでもあると思う。ちなみに作詞・作曲・編曲は、「神っぽいな」などでおなじみの「ピノキオピー」さん。過去にはミクのXpediaやファミマなどのタイアップ曲を作った実績がある。何気にワンダショの曲の中では1・2を争うほど好き。余談だが上記画像の後ろの方にいる黄色いインコみたいな鳥がドコモのポインコ兄弟に見えるのは、僕だけだろうか。
まとめ
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今回、この記事のためにもう一度ワンダショのメインストーリーをやってみたが、初見時よりも倍以上楽しむことができた。初見の時は少し重いイメージがあったため、二度目の今回は重いどころかコメディチック過ぎると感じたぐらいの印象だと感じた。ワンダショのイベストもめちゃくちゃ楽しかったので、早く記事をたくさん書けるよう頑張らなくちゃ。今回、初めてのプロセカ感想記事でしたが、とりあえずまさかこんなに長文&画像が多くなるとは思ってもいなかったので、次回以降の反省点になれたので、気をつけます。最後まで読んでいただき本当に、ありがとうございました!
次回
Leo/needメインストーリー感想
https://note.com/jazzy_minnow1817/n/n1a2fe71cf382?sub_rt=share_pw
スクショロール
冒頭バナー画像
https://images.app.goo.gl/74mm3naq1DtdYrxP8
ダイジェストアニメーション(ワンダショ)
https://youtu.be/sM2PphbvUgQ?feature=shared
天馬咲希ミニキャラ画像
https://images.app.goo.gl/sGWAnrbP3CsgsXkx6
それ以外:全て主撮影のゲーム内スクショ画像及びゲーム外直撮り画像