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Color of Myself感想

今回のタイトルである「Color of Myself」は「自分の色」という意味らしい。

ただ、本編でそのことについて一度も触れてないし、一切「色」なんて登場しない。
タイトル詐欺…もとい、勘違いしやすいタイトルな気がする。だったら、「true of myself(本当の自分)」の方が、良いと思うんだが…。

ちなみに、巡音ルカが初登場。
まあ、詳しいことは後程、たっぷりとご紹介します。

※本感想で「視聴者」という言葉を多々、使っていますがこの視聴者というのは、これを読んでいる方/プロセカをプレイした方のことではなく、作中で、モアジャンの配信を見ている人たちを指しています。プロセカプレイ者・この記事を読んでいる方は一貫として、「プレイヤー/ユーザー」と呼んでおります。誤解のないよう、ご注意ください。あと今回も画像多めです。あしからず。


あらすじ

動画配信を始めることにしたMOREMOREJUMP!の一同。最初の生配信も無事に成功し、次の生配信についてを考えていた。しかし日野森さんただ一人だけは何かを隠している状態だった。その時セカイでは新たなメンバーが仲間入り。彼女は、ミクやリンとは、並みならぬオーラを発していた。そして迎えた二度目の配信。ところが、この配信で、日野森さんが恐れていたある事態が発生してしまう…!なぜ、日野森さんは隠していたのか。それは、日野森さんが、アイドル時代に起きた、ある出来事が、深く関わっていた…。 
イベント開始日:2021年1月21日

新キャラ紹介

モアジャンルカ(original CV:浅川悠)

別名:ステージのセカイのルカ

レオニに次いで二番目の登場。
初登場にて、ファンサするのは、ミクやリンと同じだがそれ以上のオーラを放っている。
個人的には、レオニの次はワンダショで登場すると思っていたので、この登場は驚き。
そして本編途中であんなことしたのも驚き。

感想~本当の自分、アイドルとしての自分~

前回のモアジャン回で、生配信を始めることにしたモアジャン一向。
そして、記念すべき第一回モアジャン初配信が行われた。

$${\large\bf宮女の屋上で。}$$

…いくら元アイドルが通っている私立の女子高とはいえ、いいのか…?さすがに許可ぐらいは、とっているはずだよなぁ…。

みのりも初めての配信に出演するも、視聴者から煙たがれてしまう。
そして話題は、桐谷さん・桃井・日野森さんがアイドルをやめたことについて。

そして桐谷さんたちはアイドルを辞めた経緯を視聴者に伝えた。
しかし、日野森さんが過去に悪い噂があったことで視聴者はその話題担ってしまう。
するとみのりは、視聴者に、それは誤解だと伝える。


もうやめて、みのりのライフはもう0よ!

まあなんやかんやあって初配信は無事に終了した。ところが、次の配信にて、ある問題が起きてしまう。

それは生配信の新企画の一つである「ダンスの練習」をして、休憩していた時であった。


冷めないうちに…?

このくだりになった途端コメ欄が突然に荒れ始めてしまう…。

終いには、いつもの日野森さんではないと、否定するコメまで現れる始末…。
ただ、ここでコメントした視聴者は全員悪意など一切ない。全員思っていることをまま、言っているのだ(アンチは除く)。

完璧ではない日野森さんは、とうとう自信を失ってしまう…
そんな追い込まれた彼女を救ったのは、彼女と通じている部分がある人物からだったー。

MVP

巡音ルカ

日野森さんがセカイへ逃亡した際、たまたまセカイにおり、彼女から事情を聴いて、相談したり、アドバイスを贈った彼女がMVP。
あと、本ストーリー最大の名でもあり迷でもあるシーンを残したのも功績の一つ(後述)。

次点は、僅差で桃井。
日野森さんと同様に元アイドルという肩書きを持ち、かつ、日野森さんと似た境遇を経た経験があったことから、日野森さんを優しくフォローしたり、サポートしたりと、本ストーリーのMVPルカ以上に活躍があった。そのため、ルカと桃井、どちらをMVPにするのか非常に迷ったが、前回のモアジャン回のMVPが桃井であること、いつものキレのツッコミが少なかったこともありルカをMVPにした。でも次点とはいえ、事実上、もう一人のMVPといっても過言ではない。

3番目はみのりと桐谷さん。
元アイドルで、日野森さんのことをよく知る桐谷さんと、アイドルとしての経験はないが、一ファンとして日野森さんを支えたこの2人が3番目のMVP。当初はみのりのみにする予定だったが、桐谷さんも同様に活躍されていたので、追加で決定することにした。

名言/迷言

【桃井愛梨】
ほら、よく言うでしょ。白鳥は優雅に泳いでいるように見えるけど、実は水中で必死に足をバタバタさせて進んでるって。そういうとこ、アンタに似てるじゃない。歌もダンスも完っ璧で、キラキラした笑顔でステージに立ってるけど、裏では誰より必死にがんばって練習してる、そんなアンタにね。

本ストーリーより

今回も名言選びはかなり迷った。その中でもこれかなと思ったのが、上の桃井セリフ。
同じ元アイドル同士として日野森さんのことをよく知り、励ましたこのセリフ。確かに、日野森さんと白鳥、言われてみれば似ているかもしれない。元アイドルとして、似た境遇を経験した桃井だからこそいえる名言なんだろうなぁと感じた。

その他のみどころ

日野森さんの部屋

日野森さんの部屋が初登場!
モアジャンだと、みのりと桃井に次いで三人目。というか和室なの意外。
ところで、妹の志歩はどの部屋なんだろうか(まさか同じく和室じゃないよね…)。

テンパるみのりとスポットライト

みのりよ、それは寝るときに数えるやつだ。
初めての配信だから、緊張するのはみんな同じだから仕方ないとして、ここまでテンパるみのりはある意味すごいよ…。
まぁでも確かに、元国民的アイドル3名と共に映るだけでも、ここまで緊張はするか…。
見ていた側から急に映る側になったら、確かにテンパっても仕方がないしね…。


ただ、このシーンはこっちまで少しテンパった

急に暗転したので、次の場面へ変わるのか、次の場所へ移動するのかだと思っていたら、スポットライトと共にミクが登場するという演出。
素敵な演出だけど、正直、心臓に悪いよ?
叫ぶほどではないけど初見○しすぎて、少しビビったわ…。
登場する時はサプライズでも何でもいいからその代わり心臓に悪くない演出にしてくれ…

セカイの使い方とルカの秘密

配信のトラブル後の帰り道。日野森さんは、ひどく落ち込んでいた。

しかし、ここは若者の街、渋谷。日野森さんを知るファンたちが、日野森さんに気づいてしまう。

日野森さんはなんとか、人通りの少ない神山通りまで逃げてくる。しかし、ここもいずれ人が来てしまう…

どこか隠れる場所…。
日野森さんは、1ヵ所だけ、心当たりのある場所を思い出す。
誰にも会わず、そして、誰にも追いかけられないたった一つの場所…。

          $${\large\bfそう、セカイに。}$$

日野森さんは、こんな使い方でセカイへ訪れていいのか、悩んだ。


でも、セカイの使い方がこんなにおかしい人が、他のユニットにもたくさんいるんよなぁ…

まあそれはいいとして、日野森さんは、たまたまセカイにいた、ルカと再会する。

ルカ曰く、ミクとリンは練習をしていてこの場所にはいなかった。ルカは、日野森さんの顔色から事態を察し、日野森さんを和ます。

巡音ルカ
(前略)まだ知りあって、間もないし、自分のことを話すのは難しいわよね。仲良くなるためには、もっと、お互いのことを知らなくちゃいけないでしょうし…。

本ストーリーより


すると、ルカはとんでもないことを告げる。



何…だと………。

巡音ルカの秘密…だと!? え、ルカの秘密!?
2009年に誕生して、今や、ボーカロイド界で必要不可欠となった、ルカの…ひ、ひ、秘密だと!?


ゴクリ………。















なんだよ、ソレ! 変な期待しちゃったよ…
ってか、普通にどゆこと!?

  $${\large\bf実践かよ!(ある意味ファンサ?) }$$


確かに、ルカどころかバーチャル・シンガーでも、普段やる人なんていないもんな…
(なんか棒だいふくアイスみたい)

この後、ルカは日野森さんの相談をうける。
そして、ルカは、日野森さんにこう伝える。

巡音ルカ
本当に、ありのままの雫ちゃんだとダメなのかしら?"明日頑張る希望を届けたい"ーそれが、MOREMOREJUMP!のみんなが願っていることよね。それは今のままの雫ちゃんだと、できないことなのかしら?今のあなたを応援してくれる人は、きっといるはずよ。(中略)ええ、もっと周りに目を向けてみて。きっと見つかるはずだから。

本ストーリーより

その言葉を経て、日野森さんは、また一歩、歩みだす決意をする…!
(ちなみに上記は名言候補の一つでした。)

日野森さんの髪型

通常
髪を結んだ姿

日野森さんのかなり珍しいシーン。
なんか違和感感じるな~と思っていたら、髪を結んでいた。
髪を結ぶって、集中していたり本気を出している証拠だと思う(逆に髪をおろしてそうなる場合もある)。

日野森さんの決意、そして…

【日野森雫】
Cheerful*Daysの頃の私は、今よりも、もっと素敵なアイドルだったと思うわ。本当は…本当なら、前の私のほうが、みんな喜んでくれるかもしれない。けれど…ごめんなさい。それはもう無理なの。みんなを期待するような、完璧な姿はもう見せられないけどーーーでも、今の私で精一杯、みんなに希望を届けるわ。だから、どうか…。こんな私でよければ、もう少しだけ見ていてほしいの。

本ストーリーより

日野森さんは、ダンスを終えると、視聴者に向かって、自身の決意を語る。これからは、本当の自分として、活動すると。

そして、視聴者も、そんな日野森さんをこれからも応援すると、日野森さんの意見に賛同した。本当の日野森さんが認められた瞬間である。
さあ、これでめでたしめでたしと行きたいが一つだけ、言いたいことがある。







$${\large\bf 誰かみのりを心配してやれよ!}$$

日野森さんがダンス終わる直前に疲労で倒れて、もう2分くらいはたってるから、まだ起きてないことに心配してやれよ!なんで、日野森さんや桐谷さん&桃井、そして視聴者まで気づいてないんだよ!もしも、みのりの意識がなくて、そのままにしてたら炎上案件だよ!
というか、コメ欄でもみのりのことに対して一つもコメないとか、どんだけみのりのこと嫌いなんだよ、視聴者!(嫌いではないのかもしれないが、でも、一般人であるみのりに対して扱いがひどすぎる気がする…)普通でも、「あの子、まだ倒れてるよ?」「大丈夫かな」ぐらいは言うだろうよ。本当に世の中大丈夫かな…。


おかげで、吹き出しにも隠れちゃってるし…

ちなみに、無事だった模様

まあ何はともあれ日野森さんは何とか立ち直ることに成功した!そしてみーんな救われた!
サンキュー、MOREMOREJUMP!それとルカとミク&リンも忘れずにね!(パワーパフガールズのナレーター風)

書き下ろし曲

今回の書き下ろし曲は「color of drops」。
アイドル親衛隊以来の、アイドルチックな曲だと感じた。作詞・作曲・編曲は40mPさんで、からくりピエロや恋愛裁判などの神曲を世に生んだ、エグイ方。先日、高校の図書館で40mPさん著の「ボカロPで生きていく」という本を初めて拝見したが、めちゃくちゃ良かった(図書の授業だったが、クラスメイトにバレずに心の中で笑ってました)。この本は、40mPさんが、ボカロPとして活躍する前後を描くエッセイで、4コマ漫画形式で、分かりやすく読めます。またボカロPになるためのコツなどもあるので、見てみてはいかがでしょうか。ちなみに40mPさん、イケメンです(もはや紳士)。

まとめ

今回は、プロセカ一を誇る女神(?)の、日野森さん回。日野森さんはめちゃくちゃ明るくてめちゃくちゃまぶしい存在だと、誰もがそう思うけど、それでも彼女には葛藤があった。
その輝きを維持するため、完璧を演じてきたが、今回それが崩れてしまった。それでも、今度から本当の自分として活躍するという、この決意がすごく素敵だと感じた。今回は、久々に面白かったし、タイトルぐらいしか、個人的には異論はない。ただ、ストーリーのアップダウンがジェットコースター並みに激しかったのは、少しツラかったな…悲しいBGMめっちゃ選曲されてたし。でも、かなり面白かったです!次回も楽しみ!

毎回、長文ですみません🙏最後までご覧いただきありがとうございました!

次回

COMING SOON

スクショロール

その余計な一言が、事件の始まりだった。
(動画内スクショ)

ズコー

THE END

その他:主撮影のゲーム内スクショ画像&ゲーム外直撮り画像

※本ストーリーは1/14に投稿、再編集して1/18に再投稿しております。

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