VIVID BAD SQUADメインストーリー感想
※この記事はVIVID BAD SQUAD(以下:ビビバス)のメインストーリーのネタバレが含まれています。まだ、プロセカをプレイしたことのない方&VIVID BAD SQUADのメインストーリーを見たことない方は十分ご注意ください。
プロセカメインストーリー及び、主がプレイしたメインストーリーと同じ3番目のメインストーリー。若きエース候補たちの葛藤、絆そして隠された想い。全てが詰まってて結構面白かった!ただいくら20話あるとはいえ少し詰めこみすぎじゃないかと感じる点もあった。とくに彰人・青柳の亀裂のシーンはイベストでも良かったかなと感じたこともあったが、今思えば20話でかなりまとめられて伝えたいことをちゃんと伝わっている。製作陣の皆さんたちには本当に感謝しかない。
あらすじ
宮益坂女子高等学校(以下:宮女)に通う少女・「小豆沢こはね」は、おどおどしている外観と性格から、クラスでもあまり馴染むことができなかった。そんなある日こはねはCDショップの帰りに道に迷ってしまい、近くにあったカフェ「RAD WEEKEND」に入る。そこにはとてつもなく凄まじい少女「白石杏」と出会う。杏と仲良くなり、ユニットを組むことになったこはねだが、スマホに入っていた「UNTITLED」を押すと、突然セカイへ飛ばされてしまう。そこにはバーチャル・シンガーの「初音ミク・MEIKO・鏡音レン」の三人が待っていた。ミクたちと交流を始めたこはねと杏は最高のユニットを考える。一方その頃、ライブ会場にはもう一組の実力者「東雲彰人」と「青柳冬弥」はある目標があった。果たしてこはねたちは無事、イベントを成功できるのか・・・!?
登場人物紹介
小豆沢こはね(CV:秋奈)
本ユニットのリーダー兼主人公。
元々は髪は長く、メガネをかけていたが、本ストーリー内での出来事を機に、今の容姿になる。おどおどしている性格だが、本気で歌うと一変する。通称「ハムスター(小動物)」ちなみに中の人はワンダショに登場するうさぎのぬいぐるみの中の人でもある。
白石杏(CV:鷲見友美ジェナ)
本ストーリーもう一人の主人公(というよりはヒロイン)。
後述の元ミュージシャンを父に持つ。現在はカフェ「RAD WEEK END」にて歌を披露する。こはねの良き理解者。ちなみに神山高校の風紀委員を務めてるが、自身の髪にたくさん付いてる星のヤツは別に校則に引っかからないのか主は毎回疑問に思っている。
東雲彰人(CV:今井文也)
草薙寧々「うわ…二重人格の人だ。」
初対面の人には丁寧に接するが、本性は熱血かつクール。荒い言葉と見た目が特徴で、こはねも何度かその姿にビビっている。なお犬が大の苦手。ちなみに姉がおり25時、ナイトコードでの東雲絵名である。
青柳冬弥(CV:伊東健人)
本ストーリーで鍵を握る人物。
父親がクラシックの天才で、幼少期からそのことが原因でクラシックを苦手としていた。そんな中彰人と出会う。ちなみに中の人は「21世紀P」として活動経験があり、その縁でプロセカの一部曲を書き下ろしている。
初音ミク(ビビバスミク)(original CV:藤田咲)
ストリートのセカイにいるバーチャル・シンガーの「初音ミク」。クールな性格だが、少しお人好しなとこもある。ロールの髪が特徴。ある意味お姉さんキャラ。
MEIKO(ビビバスMEIKO)(originalCV:拝郷メイコ)
ストリートのセカイのバーチャル・シンガー「MEIKO」。ミク以上のお姉さんキャラでも
ある。あとよくコーヒーを作ってくれる。
鏡音レン(ビビバス鏡音レン)(originalCV:下田麻美)
ストリートのセカイのバーチャル・シンガー「鏡音レン」。姉のリンとケンカしていることが劇中何度か語られている。一人称は、「オレ」。子供っぽい性格が特徴だが、本人はあまりそのことをよく思っていない。
花里みのり(CV:小倉唯)
こはねと同じ宮女1年生で、クラスも同じ。出番は少なめなもののこはねの良き理解者。アイドルを目指している。モアジャンのメインストーリーも早うやりたい。
白石謙(CV:中村大志)
白石杏の父で伝説のライブを開催元したミュージシャン「KEN」。
現在はカフェ「RAD WEEK END」のオーナーを務める。ビビバスメンバー全員が彼を慕っており、彼の活躍に憧れて、ミュージシャンを始めた者も多い。ある意味ビビバスメンバーに影響を与えた人物でもある。なお、当の本人もそんなビビバスメンバーの良き理解者で活動を見守ったり、サポートしている。
ミュージシャン(CV:峯田大夢)
本ストーリーの名も無きミュージシャン。
というか本ストーリーの戦犯でもある。またこはねが変わるきっかけを作ったある意味、因縁を持つ人物でもある。
後に名前が判明するそうだが、主がまだビビバスのストーリーを進めていない関係で今回は割愛。
青柳春道(CV:小野健一)
青柳冬弥の父。
クラシックの天才で、その名を知らない者はいないほどの実力者。冬弥幼少期からの性格は頑固で、冬弥にはクラシック以外の音楽は遊びだと言いつけている。
多分ビビバスの運命を左右する展開になる気がする。
感想~いろんな相棒と歌への想い~
今回のテーマは「相棒」。元々は一人だった杏がたまたまカフェで出会ったこはねをスカウトし、「相棒」となっていった。こはねは難しい状況の中、杏と共に練習し、良き関係を築いていく。だがそんな二人を拒む者たちがいた。
元々こはね・杏コンビよりも先に始動していた彰人・冬弥コンビ。杏と1・2を争うほどのカリスマでもあった二人はこはねとの出会いを機に徹底的に、彼女たちを潰すことを決意する。
しかしこの決意をこのミュージシャンに話したことでミュージシャンの自己判断により、ケーブルが切れ、こはねと杏コンビは続行不可に。彰人と冬弥はすぐミュージシャンを責めるが、こはねと杏に見つかりミュージシャンはその場から姿を消す。
その場に残った彰人と冬弥は杏から尋問されるが彰人はあることを話す。
彰人は自分でやったとミュージシャンを庇うようにこはねと杏に話す。そしてこはねには覚悟がないと強く放つ。この発言にこはねは逃走。杏も「見損なった!」と放ってこはねを追いかけるようにしてその場を去っていった。家に戻り落ち込むこはねだが、この一件がこはねの決意に火をつけたことをまだ彼らは知らなかった。
MVP
さすがビビバスメンバーの良き理解者。
今回謙さんは表向きは大きなことはしていない。だが、評価どころか賞賛すべき点が二つある。
一つ目は最後の挨拶に訪れた冬弥を時間稼ぎのために呼び止めたこと。
後程詳しく記載するが彰人ととの想いに亀裂が入り、一度彰人との関係に終止符を打ってしまう。しかしそんなことに彰人が納得いってるはずがないと読んだ彼は、彰人に冬弥が来ていることを連絡。
そして電話を繋げたまま彰人が到着するのを待っていた。冬弥が帰らないよう彼自身が、冬弥の想いを直接聞いていた。そして最高のグッドタイミングで彰人が戻ってきた。この一連の流れが偶然でも、その対応の紳士ぶりが素晴らしいすぎる!
そして二つ目の理由は彰人と冬弥が再会すると、謙さんは理由をつけずにその場を去るという紳士ぶりの神対応を見せつける。もう、お手本のようなこの理想の大人像ぶりがもう本当に素晴らしい。神すぎます、マジで✨
次点は、その謙さんの娘・杏。
物語序盤からこはねの味方で、いかなる時も彼女をサポートしたり、助け合っていた。
こはねの良き理解者として最小限から最大限まで彼女の悩みも丁寧に相談していたりと、本当に、父親譲りの優しさを持っていると感じた。あとRAD WEEKENDのお客さん達にも優しく接しているところが本当に神すぎる✨
3番目はバーチャル・シンガーのミク・MEIKO・レンの3名。
あんまり活躍と言える活躍はしていない感じがするが、助言・サポート程度ではあるが影で活躍はしていた。特にレンの言葉のおかげで彰人や冬弥がもう二人の想いを持つ者と、こはねや杏に伝えたところでは優秀。ただ、彰人の話を聞かずに強引に連れていくのは、さすがにダメだろ。
名言
レン普通にええやつやん✨
主には姉が一人いるが、リン・レンとは全く違って仲がすごく悪い。仲良くなりたいなんて一度も思ったことなんてない。でもレンは姉のリンを想っているからこそ、この言葉を引いてきた。これは満場一致で名言ですよ。
姉にこのセリフは効かなくても、友人・知人とまあまあ仲が良い主にも刺さったよ、この言葉。ありがとう、レン✨
その他のみどころ
ユニット唯一の前代未聞オープニング
画像はないので勘弁してほしいが、今回ビビバスのオープニングがリーダーのこはねではなく白石さんなのが驚いた。もちろん全ユニットで唯一リーダー以外がナレーションしている。そういやこはねの初登場は、白石さんがセカイに飛ばされ、セカイで出会ったのがこはねだった。オープニングの主人公は白石さんで、メインの主人公は、こはねだと推測できる。
こはねのリニューアル
このビフォーアフターは意外だったな…
afterの方のこはねをタイトルとかでよく見ていた主は、サイドストーリーでビフォーの方のこはねを見た時に、目を丸くした。当時はまだビビバスのメインストーリーを見ていなかったため、よく知らなかった。個人的にはafter派だが、beforeの方もこはね感がちゃんとあるのが良き。
風紀委員・白石杏
風紀委員も務める白石さんは、直接話を伺いに来たこはねを、神山高校の教師にバレないようにこっそり侵入させる。もちろん、当のこはねは本当にいいのか心配していたが。
本当にセキュリティガバガバやな神山高校。
こんなんだから、毎回宮女の別生徒がいつも不法侵入しているんだから、もう少しセキュリティの改善をしようよ…。よう、PTAでも問題になってないのが不思議だよ、本当に…
生じた亀裂と誤解していた真実
上記下手すぎるコメントはまぁどうでもいいとして、本当にこのシーンが多分他のプレイヤーの方々も思ったと思うけどまぁ辛かったなぁ…。そりゃ誰だって急に「オレはやめる」と言われたら今までの時間はなんだったんだよって思うよな。しかも冬弥は「あれは遊びだ。遊びに意味はない。」とまで、言う始末。そりゃ彰人だって、カチッ💢っとくるけど、手はさすがに出しちゃダメだろ、彰人ぇ…。
ダイジェストアニメーションだと、神山高校にてこはねと話してる際の冬弥は左頬に殴られた跡がついてるけど、そのことについて、こはねと杏は一切心配していないことに疑問が生じてしまった。ゲーム版はともかく心配してやれよ、ダイジェスト版ならさ。誰だって前日まで何事もなかった人に翌日顔になんかあったら真っ先に大丈夫かどうか聞くのがなんぼだろ。
こんな人が多いCDショップで、よく話そうと決意できたな、あんたは。
ここだけの話だがこの記事を書いている現在でも、自分はこいつをまだ完全には、許していない。こいつの自分勝手ぶりがわいの怒りの炎をさらに燃やしたからな、マジで。プロセカでは1と2を争うくらいのクズ野郎と未だに思っている。というかもっと言えば、このメインストーリーの戦犯に、もう一度メインストーリーを見るまでは入れる候補だった。だが、ちゃんと自ら謝ったし、完全には悪いやつではなさそうだったので今回は、正直、あんま言ったらめっちゃダメだけど「クズ呼ばわり」程度で済ますことにした(これを読んでる方々、絶対人前で言っちゃダメですからね、このセリフ)。
あ、認知はしてたんだ。
てっきりその場から逃走していたから、気づいていないと思っていたがどうやら気づいていた模様。というかこの状況で一番怒りたいのは間違いなくこはねなハズ。だって自分を変わるきっかけを作った人物とはいえ、そのせいで大事なイベントを妨害されたことは、内心怒りのパワーがあるはず。
いや、もっと怒ってやれよ、白石さん。
こいつが単独でやったことで①イベントが、台無し②こはねが、今の自分(当時)ではダメだと落ち込む③彰人が庇ったことにより冤罪と知らずにめっちゃ白石さん責める④こはねが変わり、白石さんと想いは繋がるも、今度は彰人・冬弥に亀裂が入り、セカイへ向かうのが遠回りになってしまったという点がある。彰人に対してはめっちゃ叱ってたんだからこいつにも「あんたのせいで…こはねは…、こはねはひどく落ち込んで、おまけに、イベントも台無しになったのよ。この責任あんたが全部取りなさいよーーー!!!」って、怒ってほしかった。でも、白石さんは優しいから、そんなことはしなかった。この点も前述の、白石さん第二のMVPにした理由でもある。
とりあえずこのミュージシャンがイベストでちゃんと更生してるのか、めっちゃ気になるから打ち解けるまではまだこいつを許せないけど、とりあえずこのミュージシャンはちゃんと償ってほしい。あとついでに謙さんに、怒られてほしい。
ゴールデンペアの誕生
個人的特大疑問シーン
絶対尺の都合上だとは思うが、冬弥をギリギリにセカイに呼ぶのは遅すぎだろ。これが2回目以降ならともかく、初めてなんだから、呼んできっと困惑してるはずなのに「歌を、一緒に歌おう」は無理があるだろ。
まぁ話を変え、なんやかんやあってこはね・杏コンビの「Vivids」と彰人・冬弥コンビの「BAD DOGS」は杏の一言で統合し「VIVID BAD SQUAD」となった。本当に杏、いいやつすぎだよ✨
書き下ろし曲
今回の書き下ろし曲は「Ready Stesdy!」。
作詞はq*Leftさんという方だが、あまり詳しくは書いていなかったため、詳細は不明…。作曲・編曲はギガPさん。お子ちゃま戦争などの曲を生んだ方で、ぷちセカのEDにもなった「ワーワーワールド」も提供している。近年では著名アーティストに楽曲を提供している機会が多い模様。曲はヒップホップと、
クール感があってとてもかっこよかった✨
まとめ
今回のビビバスのメインストーリーを終えて思ったのは「持つべきものは良き相棒」ということ。元々相棒と相棒だったペアが今回のことを機に、「グループ」になるというこの凄まじい展開よ✨本当に良かったな、今回は。路上ミュージシャンたちももしかしたらこのような出来事があったのかもしれない。歌にはこんな想いと裏側があるとは実に興味深いものだ。とりあえず、あのミュージシャン許すまじ。果たしてちゃんと更生しているのか否なのか…。イベストも楽しみ!ということでここまでお読みくださりありがとうございました!
次回
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それ以外:主撮影のスマホ内スクショ画像