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Leo/needメインストーリー感想

※この記事は、Leo/need(以下:レオニ)メインストーリーのネタバレが含まれています。まだプロセカをやったことのない方及びLeo/needメインストーリーを見たことない方はご注意ください。

2番目にプレイしたけどこれが最初なのは少し疑問

幼馴染みの絆と葛藤を描く超・傑作✨
だけどメインストーリー記念すべき1作目にしてはかなり重い描写が多々あった印象なのが初見時の疑問点。でも、長く親しんできた幼馴染みだからこそ、今回は、重くなったと推測。逆に重いからこその葛藤や迷いがよく描かれている。


あらすじ

高校生になった「星乃一歌」はかつて幼馴染みの「天馬咲希」、「望月穂波」、「日野森志歩」と、公園のジャングルジムの上で見た流れ星を思い出していた。しかし現在では、穂波・志歩共に関係が悪化してしまう。原因が、分からない彼女だがある日病気で入院をしていた咲希が彼女らに内緒で退院し、高校生として復帰。しかし咲希は、穂波と志歩が昔とは変わってしまったことを知る。そんな中、彼女らはスマホの中に入っていた「UNTITLED」という曲を聴くと、セカイへ飛ばされてしまう。そこにいたのは憧れの初音ミクとミクの友人の、巡音ルカがいて…。果たして星乃たちはかつての幼馴染みともう一度やり直すことができるのか・・・!?

登場人物紹介

星乃一歌(CV:野口瑠璃子)

クールな見た目とは裏腹に超優しい性格を持つ女神

本ユニットのリーダーで主人公。そしてプロセカ全体の主人公(この点のみあんまり納得がいかない…理由は近いうちに書きます)。
かつての幼馴染み、穂波と志歩との間の仲に亀裂が入ったことに違和感を生じ、彼女なりにもう一度一緒にバンドするために動き出す。本ストーリー最大の貢献者。好物は焼きそばパン。そして全ユニットの中でも断トツそしてヲタク顔負けの初音ミク推し。ちなみに中の人は以前から音楽関係の作品に出演が多かった。

天馬咲希(CV:礒部花凜)

クラスメート曰く「ギャルっぽい人」

本ストーリーのヒロイン兼キーパーソン。
病弱な体で、入退院を繰り返していた。今回奇跡的に復活し、高校生として、宮益坂女子高校(以下:宮女)に復帰(宮女は中高一貫校)。ちなみに前回の記事にも記載したが、ワンダーランズ×ショウタイムの天馬司は実兄。司が、世界一のスターを目指すきっかけの人物でもある。兄妹仲はすごく良好。個人的には頭に目玉焼きを乗せてた某YouTuberのあの方に顔が似ていると思っていたことがある。

望月穂波(CV:上田麗奈)

けっこう真面目で優しいお姉さんタイプ

本ストーリーにて鍵を握る人物。
幼馴染みだが中学校の時に突然、後のレオニメンバー(咲希を除く)と関係に、距離をとる行動に出る。そこには穂波が抱えてきたある彼女の「トラウマ」に関係していた。今回はシリアスキャラだが、後にコメディに転換になるのはまた別の話。

日野森志歩(CV:中島由貴)

毒舌クールだけど謎もある人物

本ストーリーにて鍵を握るもう一人の人物。
穂波同様、中学を皮切りに後のレオニメンバー(咲希を除く)との関係を停止させてしまう。その理由は彼女にとっては痛いものだった。本ストーリー後につれて貢献者となる。ちなみに姉がおり、モアジャンの日野森雫。しかし学校内でも距離を近づける姉に毎回頭を抱えている。余談だが中の人はめっちゃ音ゲーが上手い。

初音ミク(レオニミク)(originalCV:藤田咲)

別名:教室のセカイのミク

本ストーリー最大の貢献者。
レオニメンバーをセカイへ呼んできた張本人でバーチャル・シンガー「初音ミク」。少し赤がかった緑の髪が特徴。クールな性格と思いきや、かなり優しくさらに照れ屋でもある(個人の印象)。余談どころかどうでもいいかもしれないが、初見の時にマジカルミライ2023のミクに似てたのは僕だけだろうか。

巡音ルカ(レオニルカ)(originalCV:浅川悠)

別名:教室のセカイのルカ

本ストーリー第二の貢献者。
ミクと同じバーチャル・シンガーで、レオニメンバーにアドバイスや、楽器指導を行う。ミクから「お姉さん」と、呼ばれているが、ここだけの話、実はミクの方が早く誕生している(ミクが2007年でルカが2009年。というか、わいルカより先に、誕生してるやんけ!)。だが年の設定上ルカの方が上である。ややこしいのぉ~。

日野森雫(CV:本泉莉奈)

日野森志歩の姉でアイドル高校生

MOREMOREJUMP!から出演。日野森志歩の実姉だが性格はかなりの正反対。いつも、妹と学校でも仲を深めるため近づこうとするが、普通に逆効果である。出番は少ないが印象に残ったプレイヤーも多いハズ。モアジャンのメインストーリーも早くやりたい。

天馬司(CV:廣瀬大介)※出演なし

咲希の兄でワンダーステージのショー団員

ワンダーランズ×ショウタイムのリーダーで天馬咲希の実兄。日野森雫とは違い、出演は無く、志歩以外のレオニメンバーから、名前のみ存在が明かされる。後にワンダショとの混合イベントがあるので、早くそれも記事にしたい。

感想~幼馴染みだからこその絆と、葛藤~

穂波・志歩との関係がまだ直ってない頃の二人

ちょっと重いね…。
咲希が無事復活したことで新たに始まるはずだった後のレオニメンバー。だが穂波と志歩は中学を皮切りに星乃さんとの関係に、ストップを入れてしまう。もちろんその事は復活した咲希本人も全く知らない。今咲希にいるのは、星乃さんただ一人。現実世界だと星乃さんみたいなクールな見た目の方も志歩同様に、相手と距離を置くことがある(経験者)。でも星乃さんは違った。なんせ彼女にはすごく優しい性格と想いを持っているのだから。それに心配性という性格もある。要は咲希のことを友達として幼馴染みとして放っておくことなど一切出来ないはずだ。星乃さんは、本ストーリー最大の女神とも言える。

みんなとクラスが離れてすぐの時、よくクラスの子に、「一緒に帰ろう」とか「一緒にお昼食べよう」とか、よくそんな風に誘われてた。(中略)そういうの全部断ったんだ。でもそれが原因で…クラスメイトから避けられるようになった。それ自体はよかった。でも…

日野森志歩


志歩「言ったら一歌は心配して、絶対様子見てくるでしょ」

じゃあ、学校の敷地外で言ったらいいんじゃないんですかね?
そりゃ、学校の中だから多くの生徒に目をつけられるけど、外で知ってる人があまり行かない場所で相談してたら良かったんじゃないんでしょうか?(渋谷なんて知ってる人あんま会わないイメージだし)でも日野森さんは幼馴染みで星乃さんたちをよく知ってるからこそ今回の決断に至ったんだと思う。とはいえ、星乃さんの言うことは正しい。言ってくれた方がもっと楽なはずだ。

穂波中学の頃の回想シーン

えええぇぇぇーーー!?!?!?(by初見時の僕)
いやぁまさか穂波が一番葛藤していたとは!絶対日野森さんとの練習に失敗して、穂波と先に和解し、最後日野森さんと和解する流れと思ってた俺氏、盛大に外れとるやないかい!とはいえ、穂波も穂波よ。親しい幼馴染みに向かって「しばらく話しかけないで」って、どゆこと!?それ以前に、その言葉から、数年たった現在でも続いているし、理由も不明…挙げ句の果てには…

日野森さんにもこう言われる始末。
まぁ、穂波にも穂波なりの葛藤があるのは、認めるけどいくらなんでもね…。まぁ詳しくは後述します。

MVP

天馬咲希

本ストーリーの約6割は、間違いなく咲希のおかげだと感じた。
咲希は入退院を繰り返していたために、穂波や日野森さんが、星乃さんと関係を停止していたことを唯一知らなかった。かつてのように接しても離れてしまう始末。でも咲希には星乃さんという友人がいた。でも咲希には、やっぱり穂波や日野森さんに何かあったのではないかと推測するが…。

この「気づいているけど、そっとするフリ」をする優しさよ✨。星乃さんのクラスメイトからは「ギャルっぽい人」と呼ばれこれは僕個人の偏見だが、そういう人って全然空気の読めない人ばかりなイメージがあった。

でも咲希は違う。咲希は相手を思い、空気を読んでいる。だから、穂波をレオニに誘うのをやめると宣言。穂波の考えを尊重したいとも考えた。そして自ら穂波にその旨を伝えた咲希はというと…

そりゃ涙を流すわな。
咲希が一番辛いはずだ。やっと退院することができ、またみんなと遊ぶことができる、と思いきやこれだからな。咲希は100%悪くないのに…。この咲希の涙は、穂波をレオニに、含むことができなかった悔しい思いと、仲が良かった穂波と、再び、仲良くすることが、できない悲しみの思いが咲希には、あった。その面を考えて間違えなくMVP。本当に咲希みたいな人増えてくれ、現実世界に。

次点はミク。
星乃さんたちにヒントを与え、結果的に穂波の想いを取り戻すきっかけにもなった。前項の登場人物紹介にも記載したがクールなお姉さんタイプと思いきや…。

意外と照れ屋でもある(この上記画像時ボイス地味にかわいかったなぁ)。
このレオニミクは、星乃さんと似ている点もあったから、星乃さんの想いでできたミクということなんだろうなと感じた。

星乃さん「咲希が早く元気になるように、って自作のミュージカル作ってた」

3番目は声どころか出演すらなかった司。
熱でぶっ倒れてしまった実妹・咲希のために、ショーを行う旨が星乃さんによって、語られた。妹思いなんだなと改めて気づくことができたシーンでもあった。

名言

ある音を、いいと思うかどうかはその人次第一歌達にとって一番素敵な音はーーどんな音かしら

巡音ルカ

個人的に一番刺さった名言。
「音に正解はない」。つまりどんな結末でもそれが素敵な音=ハッピーエンドになるには自分とその人次第だと、主は解釈している。というかバーチャル・シンガーでも、こんな名言を生み出せるほどの力を私にください。

その他のみどころ

タピる

星乃さんと再会後、初のタピる経験した咲希

ソフトテニス部に入部した咲希を祝して星乃さんとタピった咲希。
しかし、ゲームリリース時の2020年にはすでにタピオカブームは去っている(2019年開発だと思われるので、その頃はまだ、タピオカブーム真っ最中だった)。理由としては某新型ウイルスも関係してると思うがもう街中でもタピオカ店は全くといいほど見なくなった。流行の流れは一部を除き、本当に早く終わるものである。

やっと、会えたね

プロセカ公式メインバナー

え、これ伏線だったの!?
この記事のために二度目のメインストーリープレイだけど全く初見じゃ気づかなかったな・・・。このバナーの辻褄<つじつま>も、見事に合う。そういえば全ユニットでミクがこのセリフを話すのレオニが唯一な気がするな。正直星乃さんだけを全ユニットの象徴にするのは個人的には納得しがたい…。まあ話すと長くなるので近いうちに理由を書きますので気長に待っててください。

ファンサミク

握手を促してくれるミク
ウインクするミク

ミクファン「ぜひ私たちにもお願いします!」
意外とファンサービスが多い印象。ウインクだけでも嬉しいはずなのに握手もしてくれるというサービス精神の塊の多さ。というか、レオニメンバー地味に世界初、映像っぽくて映像じゃないミクと物理的に握手した第1号なん羨ましいなぁ。現実でもミクと握手や、ミクがサインを手渡してくれる日が実現することを祈っています✨。

穂波の葛藤と過去のトラウマ

アップルパイ屋にてたまたま遭遇した二人

本ストーリーにて鍵を握っていたのは間違いなく穂波。
日野森さんは中学の頃に、相手からの誘いを断って、自身のイメージが崩れていた。でも本人は気にしておらず、むしろ星乃さんたちを巻き込ませないよう、あえて距離をとっていた。

しかし穂波だけは、簡単に解決できるような理由ではなかった。
彼女は昔からすごく優しい性格を持っていた。だがその性格が当時のクラスメイトから「誰の味方なの?みんな知ってるよ穂波がみんなのグチを聞いていい顔してるって。そういうの八方美人って言うんだよ。」と言われてしまう。穂波は相手からの相談にのっていただけでクラスメイトからは「悪口言われた」と誤解されていた。そこで穂波は、一度星乃さんたちと距離を置いた。この件がおさまるのを待っていた。しかし今度はクラスメイトは星乃さんの方にも矛先の予兆を感じていた。要は「穂波とよく話す星乃さんも被害者ヅラのような顔をしないでほしい」と思っていた。穂波はこのことを星乃さんに放すが、穂波は星乃さんにこう伝える。

星乃さんに過去の出来事を話した直後のこと

このメインストーリーを、既に読み終わっている皆様ならお気づきでしょう。穂波のこの決断は絶対間違っていると。
そもそも穂波がこの決断に至ったことが全ての始まり。そう、「最悪の始まり」である。この決断によって咲希は穂波をレオニメンバーに誘うのをやめてしまった。もちろん咲希は絶対この決断は間違っていると薄々感じていた。だからあの時涙を流したのだ。そこで咲希に変わって、一番不満を持っていた日野森さんがついに動くー。

咲希はもういいって言ったのかもしれない。けど、本当はそう思ってないことぐらい分かってるでしょ。穂波は咲希達の気持ちがどうでもいいの?(中略)穂波は自分が傷つけたくないだけでしょ。傷つくのが怖くて、ただ逃げてるだけ。(中略)自分で気づいてないかもしれないけど、今一緒にいる友達も信用できてないってことだからね、それ。

日野森志歩

キツいけどよく言ったよ、一匹狼こと日野森さん。
自分も似た境遇を過ごした経験がある関係で何度聞いても少しグサッと来る。日野森さんは本当は、別のやり方でやりたかったはず。でもこうするしかなかった。なんせ逃げてることに縛られた穂波を救うには、このやり方しかなかった。日野森さんは後にそのことについて猛烈に反省していた。

星が・・・きれいだ・・・

この一言が星乃さんたちを変えた✨

教室のセカイにて星図を見つけた星乃さん。この星図が唯一分からなかった穂波の想いの正体でもあった。そこで彼女は、穂波を呼び出して・・・。

強制的にセカイへ連行した。
というか、星乃さん危機感無さすぎないか!?いくら真っ昼間の校舎内で穂波と共にセカイへ向かうにはリスク高すぎないか?ワンダショの時も危機感ないと感じたけど、あれは夜の神山通りだから人通りは少ないからまだマシだけど、いくら防犯カメラが普通に設置されてる高校の舎内は無理があるだろ。こんなん生徒や教師にバレたら大パニックやで、普通に(なお星乃さんは何も考えずに行動することが多かったことが咲希から告げられてるため今回も何も考えてない説が濃厚)。
そしてセカイへ向かった星乃さんと穂波は、屋上の星空を見て、星乃さんは穂波に想いを伝える。

結局、志歩ちゃんの言う通り、私は自分が、かわいいだけ。自分が一番傷つかないような道を選んでた。もう誰にも嫌われたくないって、ずっと、怖がって。私のことを一生懸命考えてくれるみんなを、傷つけてた。

望月穂波

穂波は自分が選んだ道が間違っていたことを悟る。彼女は数年にわたり星乃さんたちとの距離を置いてきた。そして彼女は「そんな自分が再びみんなと共にいていいのか」と疑問に思ってしまう。

星乃さん女神確定シーン

だが星乃さんは・・・いや、レオニメンバーは、穂波と一緒にいたい考えを持っていた。幼馴染み同士、もう一度やり直したい想いはあるからだ。咲希も復活し、あの頃のように戻りたい、そんな想いが彼女たちにはあったのだ。
かくして、幼馴染みメンバーが「Leo/need」として再出発。その前に穂波は友人たちに、自分の想いを伝える。友人たちは軽くOKをし、さらに日野森さんへの偏見の誤解も解くことができた。

君たちは特命係(を覗く組対の刑事たち)か。
相棒ファンの主からしたら、このひょっこり3名完全に相棒なんよ。穂波たちは気づいてないけど校舎側のドア見たら絶対引くか二度見するんだろうな(笑)(なお日野森さんの言うことはマジで正論)。

書き下ろし曲

この「教室内ミニライブ」感ハンパない!

今回の書き下ろし曲は「needLe」。ユニット名である「Leo/need」の始まりを示しているタイトルだなと感じた。作詞・作曲は「DECO*27」さん。プロセカメインテーマの「セカイ」や2周年アニバーサリーソングの「Journey」なども担当された。ある意味、プロセカメイン・ミュージック・ライターと言っても過言ではない。個人的には、MVの途中にてレオニメンバーの幼い頃の思い出の写真があったのが胸熱だった。

まとめ

そして星がきれいだ✨

今回再びレオニのメインストーリーをやってみて、第一印象は「幼馴染み同士だからこその絆と葛藤がある」イメージが大きかった。冒頭でも述べたが、第1ストーリーにしてはかなり重い回。でも重いからこそ、どれだけ彼女たちが相手を想っているのかということもよく分かった気がする。とりあえずこれを機に穂波みたいに傷つけるのを恐れて逃げてることが多い自分は、少しは自分自身で行動できるようにするという目標を立てることにした。あと今回の記事は前回の反省を生かして、画像数を前回より少なくできたのが唯一の達成があったので次回以降も気をつけて行いたい。あとプラネタリウム見にいきたい✨ということで以上、ここまでお読みくださりありがとうございました!

次回

VIVID BAD SQUADメインストーリー感想
https://note.com/jazzy_minnow1817/n/n3592e4ffb49e?sub_rt=share_p

スクショロール

メインバナー画像
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日野森雫ミニキャラ
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天馬司ミニキャラ
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プロセカメインバナー
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それ以外:主撮影のゲーム内スクショ画像&ゲーム外直撮り画像

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