予告篇「犬も食わねどチャーリーは笑う」(2022)を見て好き勝手に言う回

突然ですが、この映画は旦那デスノートを題材にしています。

コメディだけど怖いんです、いい意味で

『犬も食わねどチャーリーは笑う』公式サイトより

これが、この映画のキャッチコピーです。覚えておいてください。

『犬も食わねどチャーリーは笑う』公式サイトより

公式サイトでもしっかり説明してます。話題のサイトなんだ、ふ~ん。
ちなみにチャーリーというのは、ちょいちょい出てくるペットのフクロウの名前です。

このサムネイルだけだと分からないが、この動画を再生すると開始1秒で「旦那デスノート」という言葉とサイトが目と耳に入ってくるようになっている。
この次にナレーションが来る。映画館に通う人なら絶対に聞いたことがあるおなじみの声です。

ナレーター「それは溜まりに溜まった旦那の不満を書き込むサイト」

『犬も食わねどチャーリーは笑う』予告篇

らしいです。私もそう思ってました。でも違うと知ってしまったので、残念ながら私はこの映画を見ることになりました。

裕次郎「いひひwこんな奴いるw」 ←他人事
ナレーター「もしも貴方が滅茶苦茶書き込まれていたらどうしますか?」

『犬も食わねどチャーリーは笑う』予告篇

裕次郎は夫で、演じるのは香取慎吾さんです。

テロップ『臭さで窒息する』
日和「この臭さで窒息する気分はいかがですか?」
(悶絶する裕次郎の声と絵)

『犬も食わねどチャーリーは笑う』予告篇

日和は妻で、演じるのは岸井ゆきのさんです。

役者は悪くないです。回ってきた仕事を完璧にこなしているだけです。

日和「旦那だけ カミナリ直撃 いい意味で」(と同時にテロップ)
簔山さん「ね~?w最高でしょーw」
裕次郎の横に座る広人の横に「←気づいた人」のテロップ
広人「…日和ちゃんっすか?」
裕次郎「なんもないっすようちは円満すから」

『犬も食わねどチャーリーは笑う』予告篇

簔山さんとは旦那デスノートを見て笑っている人で、余 貴美子さんが演じます。
広人とはたぶん後輩で(見てないのでわからん)、井之脇海さんです。


?「あなたにしか書けない文章で、日本中の駄目旦那を成敗しませんか?」
ナレーター「笑えない二人の笑えるガチ喧嘩が始まる!」

『犬も食わねどチャーリーは笑う』予告篇

この?は誰?です。何故かというと、キャストに載ってないからです。まじでお前誰だよ。この人は日和に向かって言ってます。

裕次郎「なんでお前がヘコんでんだよ?」(広人に向かって)

『犬も食わねどチャーリーは笑う』予告篇

気持ちわかるよぉ~広人くん。察した時って、本当にきつい。

監督・脚本
市井昌秀 台風家族
(主題歌の"こころのままに"(never young beatch)が流れる)

『犬も食わねどチャーリーは笑う』予告篇

この人がこの映画の脚本と監督を務めています。Wikipediaを見る限り残念ながら私の見たことある作品はありませんでした。

裕次郎「こんな酷いこと書いといてよくいつも笑ってられるよな!」
日和「こんなこと書いてるから笑えてんのよ」
(コールセンターらしい場所で働いている日和の映像)
裕次郎「そんな仕事いつやめてもいいよ」
日和「馬鹿にしてるのかな」

『犬も食わねどチャーリーは笑う』予告篇

仕事に関しては会話の文脈が読み取れないのでなんとも言えないが、
日和は裕次郎の言葉が気に入らないようです。

女1「えらそうに!」
女2「めっちゃうざい!」
女3「まじでやめろ!」
テロップ「すれ違いは埋まらない――?」
(ドン引きした様子の日和)

『犬も食わねどチャーリーは笑う』予告篇

これ多分オフ会かな。顔つき合わせてやってます。女3人の勢いに気圧された日和の(ええ……)って引いてる感じが面白いですね。

裕次郎「縁起悪いんですよ店長バツ3だから」
店長にテロップ「←バツ3」効果音「チーン」

『犬も食わねどチャーリーは笑う』予告篇

店長とは浦島店長で、的場浩司さんが演じています。
ここまでで予告としては約1分なのですが、
裕次郎はデリカシーの無い男なのかなと察します。

ナレーター「果たして二人はわかりあうことが出来るのか!?コメディだけど怖いんです、いい意味で!」
映画タイトルコール
日和「私も悪いってことでしょ!?」
裕次郎「お前もじゃんって笑えたんだよ。いい意味で」
日和「いい意味でって何なの!?私ほんとそれ嫌い!」
(公開日、フクロウ、キャスト陣などいつもの予告編の〆)

『犬も食わねどチャーリーは笑う』予告篇

>日和「いい意味でって何なの!?私ほんとそれ嫌い!」

ウッ、私もたまに使う。気を付けないといけないかな。
悪気はないです。すまん。

ということで以上が通常予告編の内容になるが、抜いている部分もあるので実際に見てみて欲しい。
全体的にコメディチックな印象を受ける……が、全体的に重めの家庭問題(例えばDVなど)を扱っている様子は見受けられない。と私は感じた。
ブラック寄りコメディを好きな人向けに宣伝しているようだ。

ところで、予告編にはTVCMの綾小路きみまろ篇もある。彼がナレーションをしているということです。何故知ってるかというと、公式サイトを見て知ってしまったからです。こっちも見ていきます。

綾小路「溜まりに溜まったストレスをSNSでぶちまける。そうでもしないとやってられない令和のニッポン人。そんな笑えない二人の、笑えるガチ喧嘩。犬チャリ。」

『犬も食わねどチャーリーは笑う』TVCM綾小路きみまろ篇

綾小路きみまろ特有の小気味よいテンポで紹介されている。

私はこれらを見て、「笑える映画ですよ~」って喧伝しているように感じた。
でも私は見てしまった。
現実にある元ネタサイトの運営者の怖いところを。

【怖い】旦那デスノートを何故放置した?運営者のブログが恐ろしい【ネットの皆助けて】
旦那デスノートというサイトには、死神の声というブログがあります。これがやばいということを紹介している記事です。

というわけで予告篇の感想でした。
予告編の感想いる?と思いますが要ります。

何故なら、世間に対する旦那デスノートというサイトの印象操作に大きく貢献しているからです。


ちなみに私はこの映画の予告編を見た記憶がありませんでした。というのも、私は近年体調を崩していて映画館に行く機会が減ったからです。予告を見ても多分、見ないんじゃないかなと思います。夫婦喧嘩とか食いたくないし、そもそも私は旦那デスノートというサイト、気に入らないんだ。ばかばかしい。悪口を書いて楽しんでるところなんでしょ?(笑)

そして2024年、私はこの映画を見たくないのに見ることになった。

愛する作品の為に。

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