見出し画像

【S321G】アトレーワゴン オルタネーター交換

入庫経緯

赤いバッテリーマークが点灯したとのこと。
赤いバッテリーマークは充電警告灯だから……

点検

まずはサービスマニュアルで同年式のハイゼットあたりからオルタネーターの発電電流値を引っ張ってきます。
まあ、だいたいバッテリー電圧14V付近、オルタネーターB端子で30A以上あればオッケー、それ以下ならオルタネーター不良かな?ってことで検討を立てます。

エンジンを始動し、レーシング(空ふかし)して2500〜3000回転あたりをキープします。
サーキットテスターでバッテリー電圧を、クランプメーターを用いて、オルタネーターB端子の発電電流値を確認します。

バッテリー電圧、クランプメーターともにNG🙅‍♀️🙅‍♀️🙅‍♀️

という事でオルタネーター交換に踏み切ります。

ちなみに、オルタネーター電流を測る時は電気負荷はかけられるだけかけます。
ライトON、ハイビームON、エアコンON、ブロアファン最強、です。

正常なオルタネーターなら、電気負荷の増大とともに発電電流が上がります。

交換作業

座席は運転席、助手席ともに目一杯あげます。センターパネルも外しますが、サイドブレーキワイヤーのステーをとめるボルトがなかなか外しにくい😇
センターパネルが取れると、作業スペースがまともになります。シリンダーヘッドからくるブローバイのホースがだいたい硬化してガチガチになってるので、ついでに交換した方がいいっぽい!
これがオルタネーター。
自動車のバッテリーにエンジン作動中、充電するための発電機です。
自動車は色々結構電気を使います。
バッテリーの電力だけでは到底まかないきれません。
実はとても大切な部品。
下が取り外したもの、上はリビルト品といい、良品に組み直しした部品のことです。
新品よりは安くて、だいたい保証も付くので、中古よりはリビルトのほうがいいかな、と。
新しいオルタネーターが組めたら、復帰前に、まずは確認。

ちなみに

違うクルマにはなりますが、オルタネーターの発電電流値としてこのくらいが目安になります。
電気負荷ONでアイドリングでも50〜60Aくらいは発電してます。

各種ランプ類、ライト、ワイパーなど、自動車は動くのにたくさんの電気を必要としますから。

エアコン、パワーウインドウなどは大飯食らいですよ。

おわり

いいなと思ったら応援しよう!