アンタイトル2

こんな寒い寂しい夜に
思い出す
ジジイと母の喧嘩
アンタイトルでも触れましたが母は
ジジイの酒乱で悩まされ 宗教で
克服しようとしていました

その宗教の集まりは 夜7時から
スタートして 終わるのが8時半

その間は ジジイと兄と私は留守番。
もちろんジジイの機嫌も悪く
一升瓶片手にテレビを見てても
イライラしてるのは 端から分かる

これは 母が帰って来たら
大喧嘩だろうなと 子ども心に
心配をして時計を見つめていましたねぇ
ジジイは 母が集まりに行く事には
反対はしてないけれど
結局 帰って来た母に
怒鳴りちらし 玄関の外で
喧嘩です、、、

そんな事が 数回あったけど
集まりには 休む事なく
出かけていた母

、、行かなくて良かったんだよ
行ってもね
ジジイは 死ぬまで変わらなかった
これは事実です

そんな宗教にしがみつかないと
いけない家庭だった

結婚した相手が 怒鳴る 叩く
そんな人から 離れる
イコール離婚して解消する

そんな当たり前の事も出来ない
考えれない
もちろん行動にも出来ない

お母さん かわいそうだったね
かわいそう

一周まわっても
やっぱり
かわいそうだったね

何がどうすればこうなったなんて
何度も考えて
口に出しても
何もかわらなかった家庭

今は その家も人の手に渡り
家庭を構成していた
ジジイ
母
兄
私
もう集まる事もなく
解散しています

あの頑張った家って
なんだったんだろう

今日みたいに
寒い夜は
母が外で怒鳴られた光景を
思い出すんですよね

小さな部屋で
穏やかで普通の生活したかったなぁ

あの世に行ったら
ぶん殴りたいと思います
それまで 穏やかに
生きていきたいと思います

今日は 冬至です
かぼちゃの味噌汁を夫と
二人食べましたw