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【発熱に意味がある】


先日、
「一昨日から37.1℃で頭痛いけど今日の施術受けても大丈夫?」と尋ねられました。

37.1℃は微熱ですし、
普段も呼吸法で自らあげられる体温なので

予定通り施術へ伺いました。

脈は速くなっており、すでに免疫システムはかなり動いている様子。
でも流れが悪いので体温がなかなかあがらない。
どちらかというとそんな様子。

ここがMAXなら施術で下がるか、
流れ出したら一気に上がるか、

どっちかだなと思いつつ施術をしていきます。

施術後に37.4℃まであがっていたのでそのまま暫く寝て頂きました。

2〜3時間して体温は平熱に戻りました。

免疫細胞の働きは体温と関係してきます。

熱が上がるということはこれから免疫細胞が大仕事するということです。

寒気がして震えるということは身体を震わせて体温を上げて、大仕事する準備をしているということです。

この大事なときに解熱剤で無理やり熱を下げたらどうなるか、考えたことがありますか?

免疫細胞が十分働けず不発に終わります。

これが風邪のウイルスだった場合はどうなるか。

中途半端な処理で終わります、つまり長引いたりします。

もっと危機的な状況だった場合はどうなるか。

熱が下げられて免疫細胞が十分に働けない、でもなんとかしないと生命に関わると免疫システムが反応したばあい、

免疫システムは他の免疫細胞も総動員させ一気に暴走します。

これがサイトカインストーム(免疫暴走)です。

無理やり熱を下げた結果、なるべくしてなった自爆行為です。

茶番デミック初期は免疫暴走による重症化が多発していましたが、なるべくしてなっていたということです。

熱が出てだるい時は体内だけ全力ダッシュしている状態なので、大人しく寝るしかないのです。(この時の脈をじぶんでとってみればわかります)

熱はよほどのことでない限り下げるべきではなく、
むしろ自殺行為なのです。

そもそも普段から免疫細胞は体内のゴミ処理をしていますが、平熱が低い人はふだんから体内にゴミが溜まっていきます。
その結果が慢性的な炎症です。

現代人は体温が低すぎるので体内にゴミが溜まりやすい状態です。

それだけでガンや慢性疾患のリスクが
高いといえます。

自分の健康を考えるならば
何か新しいことを足す前に、

いままでどれだけ免疫細胞の働きを邪魔してきたか、どれくらい体内のゴミが溜まってそうなのか、

まずは一度冷静に振り返ってみると良いと思います。

物質的に恵まれ過ぎている現代人の病は
ほとんどが実証(過剰)といわれています。

今の日本人などはその最たる例です。

食べ物どころか
薬もサプリも不必要に取りすぎで

バランスがめちゃくちゃです。

体調がおかしいのは「過剰」だからです。

健康管理も引き算が基本ということをよく考えましょう。

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